日本三名園のひとつ兼六園で冬ならではの雪景色を堪能
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(写真提供 インスタグラムID:massae610)
水戸偕楽園(かいらくえん)、岡山後楽園(こうらくえん)と共に日本三名園のひとつに数えられている石川県の名園・兼六園。金沢市の中心部に位置しており、情緒ある日本庭園が楽しめる観光スポットとして、国内外問わず年間を通して多くの観光客が訪れています。
四季折々の美しさが宿る廻遊式庭園
(写真提供 インスタグラムID:kyousuke.sa
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兼六園は百万石を誇った加賀歴代藩主により、長い歳月をかけて形成された池泉廻遊式庭園です。廻遊式庭園とは、座って見て楽しむ座観式の庭園ではなく、土地の広さを最大限に生かし、庭に大きな池や築山や茶室などを設けた庭園のことを言います。兼六園は江戸時代を代表する池泉廻遊式庭園としても有名で、昭和60年(1985)には庭園の国宝とも言える格付けである国の特別名勝に認定されました。また、ミシュラン観光ガイドでは最高評価の三つ星を獲得したこともあります。
ちなみに兼六園という名前は、優れた景観の代名詞として使われる「六勝」に由来しています。六勝とは、「宏大」「幽邃(ゆうすい)」「人力」「蒼古(そうこ)」「水泉」「眺望」という6つの優れた景観のことで、これらすべてを兼ね備えているという理由で文政5年(1822)に兼六園という名が与えられたと言われています。
幻想的にライトアップされた雪景色を堪能
兼六園は、春には桜、夏には新緑、秋には紅葉と、四季折々の景色が楽しめる自然豊かな庭園としても親しまれています。また、美しい雪景色が楽しめるのも兼六園の魅力のひとつとなっており、雪の時期にはまるで水墨画のような幻想的な光景が眼前に広がります。
兼六園では冬を迎える前に木々に「雪吊り」が施され、3月中旬までその姿が楽しめます。夜に雪が降った際は、ぜひ次の日の早朝に兼六園へ出かけてみてください。運が良ければ雪吊りの縄に細かな雪が積もった幻想的な光景が楽しめるかもしれません。金沢の冬の風物詩とも言える雪吊りの光景をぜひ間近でご覧になっていただきたいと思います。
また、兼六園では2019年2月1日(金)〜19日(火)まで「金沢城・兼六園四季物語ライトアップ〜冬の段〜」というライトアップイベントが開催されます。金沢城公園・玉泉院丸庭園・兼六園の3ヵ所が17:30〜21:00の間美しい光に彩られ、夜の庭園散歩を幻想的に演出します。入園は無料なのでぜひ足を運んでみてください。
兼六園では冬を迎える前に木々に「雪吊り」が施され、3月中旬までその姿が楽しめます。夜に雪が降った際は、ぜひ次の日の早朝に兼六園へ出かけてみてください。運が良ければ雪吊りの縄に細かな雪が積もった幻想的な光景が楽しめるかもしれません。金沢の冬の風物詩とも言える雪吊りの光景をぜひ間近でご覧になっていただきたいと思います。
また、兼六園では2019年2月1日(金)〜19日(火)まで「金沢城・兼六園四季物語ライトアップ〜冬の段〜」というライトアップイベントが開催されます。金沢城公園・玉泉院丸庭園・兼六園の3ヵ所が17:30〜21:00の間美しい光に彩られ、夜の庭園散歩を幻想的に演出します。入園は無料なのでぜひ足を運んでみてください。
冬の金沢観光でぜひ兼六園へ
(写真提供 インスタグラムID:h_eri0818
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いかがでしたか? 冬の金沢観光の際には、ぜひ兼六園へも足をのばしてみてください。ほかにでは見ることのできない美しい雪景色が楽しめることかと思います。降雪量の多くなる1〜2月は寒さも厳しくなる時期なので、ぜひ暖かい装いで園内の散策をゆっくりとお楽しみください。
兼六園
住所:石川県金沢市兼六町1-4
電話:076-234-3800(石川県金沢城・兼六園管理事務所)
開園日:年中無休(時雨亭除く)
開園時間:3月1日〜10月15日は7:00〜18:00、10月16日〜2月末日は8:00〜17:00
入園料:大人(18歳以上)310円、小人(6歳〜18歳未満)100円
公式HP:http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/index.html