クラフト

プチプラギフト!お菓子冷蔵庫の作り方

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お菓子冷蔵庫、人気ですね。聞き覚えのない方のために簡単に説明すると、箱を冷蔵庫の構造に組み立てたお菓子の詰め合わせです。
元々は韓国で、徴兵に行く彼氏に女性が送ったのが始まりでした。韓国女子たちのかわいらしいお菓子冷蔵庫は日本でも愛され、手作りの定番になりつつあります。お菓子がたくさん詰められて低価格で見栄えのいいものがつくれちゃう。日本ではお友達や子供への誕生日プレゼントに作る機会が多いようです。
お菓子冷蔵庫はキャラクターものが定番ですが、この記事では特にこだわりのない方にも贈れるハウス型のお菓子冷蔵庫をご紹介します。

お菓子冷蔵庫に必要なものとその用途

今回はダンボールをカットしてハウス型のボックスを作りました。縦長の長方形のボックスの上部を一度分解して形を作り直してもよいでしょう。

ダンボール:本稿ではダンボールをカットしてハウス型を作ります。多くのお菓子冷蔵庫は長方形を合わせただけの形なので、ギフト用ボックスなどを使うことが多いです。

ラッピングペーパー:箱の外観と内側の側面に使います。大きくて厚みのないラッピングペーパーはカットしやすくデザインも豊富なのでおススメです。今回は2種類使っています。

色画用紙:ハウスの内側には厚紙を敷いています。ラッピングペーパーののりしろ部分を隠すように仕上げとして使います。

両面テープ:主にラッピングペーパーを貼り付けていく作業で使います。のりよりも簡単に接着できて表面への影響も少ないので両面テープを使います。

のり:両面テープが貼りづらい、細かい部分の接着はのりを使います。

ガムテープ:箱をつなげたり、補強に使います。見えない部分に使うので色は気にしなくてもよいです。

定規と目打ち:寸法を測る以外に、目打ちとともに折線をつける用途で定規を使います。目打ちはカッティング前にダンボールの表面に傷をつけておくとカッターの刃先がぶれません。

グルーガン:デコレーション時に使います。

マジックテープ:箱を閉じるときに使います。

その他:カッター、はさみ、カッティングマット、中に詰めるお菓子、リボン

【ハウス型の箱を作る】

今回は高さ28cm・深さ7.5?・横幅12?の箱を4つ作ります。図のようにダンボールに線を引きます。
実際にカットする前に定規に沿って目打ちで跡をつけておくと、スムーズに刃が進みます。箱の四隅をテープで留めて箱を組み立てます。ガムテープでバックサイドになる二つの箱を連結させます。側面と背面にガムテープを貼り留めましょう。
残りの2つは見開きになるので、外面にラッピングペーパーを貼ってから連結させます。

【ラッピングペーパーでボックスの表を包む】

見開き分のブックスから始めます。ボックスの左右上下の側面を十分に覆える面積を確保して、ボックスを中心に配置します。
ボックスがずれないように背面部分に両面テープを貼り固定しておきます。ボックスの下から紙を貼ります。紙の隙間からボックスが見えないように、1.5〜2cmほどののりしろをとってペーパーをカットします(2)。図の通りに余白に切込みを入れておきます。(3)下の紙を先に貼ってから、左右の角を覆うように余白分のペーパーを貼ります。切込みを入れた部分は箱の内側に倒しましょう(4)。次に左右と屋根部分を貼ります。

屋根部分の傾斜はボックスの表面をペーパーで包み、余分な紙を折ります(6)。
さらにしっかり目に折ります。この部分を広げて、余分な紙を谷折りにしてペーパーの内側に折ります(7)。こうすることで屋根の傾斜部分がきれいに包めます。
表がきれいに包めたら余白分をボックスの内側に倒して貼っていきましょう。ペーパーがかさばるときには余分な端をカットして両面テープで留めます(8)。バックサイドのボックスも同じ要領でペーパーを貼ります。

【ボックスを組み立てる】

見開き分のボックスをバックサイドのボックスのそれぞれ左右に配置します。ガムテープでそれぞれのボックスの側面を挟むようにして連結させます(8)。ガムテープはボックスの高さいっぱいに貼ると型崩れを防ぐことができます。きれいに閉じることができるかテストしましょう。

【ボックスの内側を仕上げる】

まずはサイドの連結部分にデザイン紙を貼ります。側面のサイズの通りにデザイン紙をカットします。図のように連結部分の余白部分に切込みを入れて折り込みます(10)。紙を配置して余白部分を箱の側面に貼り付けます。両面テープでペーパーを貼ります。

両サイドは28?の余白部分を裏面に倒してボックスの内側に配置します。

画用紙で作る背面は余白は作らず、デザイン紙の余白部分を隠すように貼っていきます。。ラッピングペーパーやダンボールの厚みで採寸より若干小さくなります。実際に配置しながらサイズの微調整をしてください。

【棚や柵をつける】

お菓子の配置を考えながら柵や棚を取り付けていきます。大体の配置が決まったら棚にデザイン紙を貼り、グルーガンで接着します。小さなガーランドを作ったり、レースやリボンを柵として取り付けてもよいでしょう。

今回は花紙をカットし、上部に貼り付けました。ボックスを閉じ、簡単に開かないようにマジックテープを貼ります。最後にバックサイドのボックスにリボンをグルーガンでくっつけて、リボンを結びます。
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