大人の牛乳パック工作
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頑丈で水にも強い牛乳パックはいろんな工作に向いています。子供の工作では定番の材料ですが、大人でも楽しめる牛乳パックの工作をしてみませんか?
【牛乳パックの特性】
クラフトを始める前に牛乳パックの特性に合わせた材料の選択や注意点を確認しましょう。
牛乳パックは液体が入っていたので水に強いのが特徴です。しかしカッターやはさみなどで切り抜いたりカットすると、水加工されていない断面からふやけることも。断面部分には透明のマニキュアを塗って水の侵入を防ぐと良いでしょう。
表面に光沢があるのでペイントがはがれやすいことも特徴です。特にアクリル絵の具はきれいに塗れたとしても水がかかると簡単にはがれてしまいます。プランターなど水がかかってしまう物にはアクリル絵の具ではなくペンキを選択します。
一方、オブジェなどで使用するときにはアクリル絵の具か、もしくはデザイン紙などを使用してもよいでしょう。のりもすぐはがれてしまうので、両面テープかグルーガンを用意しましょう。
牛乳パックは液体が入っていたので水に強いのが特徴です。しかしカッターやはさみなどで切り抜いたりカットすると、水加工されていない断面からふやけることも。断面部分には透明のマニキュアを塗って水の侵入を防ぐと良いでしょう。
表面に光沢があるのでペイントがはがれやすいことも特徴です。特にアクリル絵の具はきれいに塗れたとしても水がかかると簡単にはがれてしまいます。プランターなど水がかかってしまう物にはアクリル絵の具ではなくペンキを選択します。
一方、オブジェなどで使用するときにはアクリル絵の具か、もしくはデザイン紙などを使用してもよいでしょう。のりもすぐはがれてしまうので、両面テープかグルーガンを用意しましょう。
【プランタ―/プランツホルダー】
水に強いのでプランターとしてはきっと重宝しそう!そのままでも使えますが、パッケージのデザインは隠したいですよね。お部屋の雰囲気に合ったものにひと手間加えてみましょう。
・ファブリックタイプ
包帯のように布を巻いていくだけの簡単プランター。布端切れを3センチ幅でなるべく長くカットします。作りたいサイズに牛乳パックをカッターなどで切ります。
切断面は水加工処理がなされていないので、透明のマニキュアを塗ります。前述のとおり、こうすることで植物に水を与えるときに切断面がふやけるのを防ぎます。
グルーガンで布を上から下に向かって巻いていきます。1段目を終えて2段目に移行するときに布を少し斜めにしてから巻き続けましょう。
底まで到達したら2センチほど布をはみ出して残った分ははさみでカットします。はみ出した布を底の内側に倒して、牛乳パックの角をきれいに作ります。
・ブラックボードタイプ
ファブリックタイプと同じく、牛乳パックをカットして切断面に透明のマニキュアを塗ります。
今回使用したのはブラックのマットタイプのペイントスプレーです。一気に黒く塗りつぶそうとすると液だれしてしまうので、3、4回くらい重ね塗りをします。
グロスタイプだとブラックボード風にならないので必ずマットタイプを選択します。
ブラックのほかにダークグレー、ダークブルーなどのカラーでも良いでしょう。ペイントが乾いたら側面に白のチョークやクレヨンなどで植物の名前やデザインを描きます。
・ファブリックタイプ
包帯のように布を巻いていくだけの簡単プランター。布端切れを3センチ幅でなるべく長くカットします。作りたいサイズに牛乳パックをカッターなどで切ります。
切断面は水加工処理がなされていないので、透明のマニキュアを塗ります。前述のとおり、こうすることで植物に水を与えるときに切断面がふやけるのを防ぎます。
グルーガンで布を上から下に向かって巻いていきます。1段目を終えて2段目に移行するときに布を少し斜めにしてから巻き続けましょう。
底まで到達したら2センチほど布をはみ出して残った分ははさみでカットします。はみ出した布を底の内側に倒して、牛乳パックの角をきれいに作ります。
・ブラックボードタイプ
ファブリックタイプと同じく、牛乳パックをカットして切断面に透明のマニキュアを塗ります。
今回使用したのはブラックのマットタイプのペイントスプレーです。一気に黒く塗りつぶそうとすると液だれしてしまうので、3、4回くらい重ね塗りをします。
グロスタイプだとブラックボード風にならないので必ずマットタイプを選択します。
ブラックのほかにダークグレー、ダークブルーなどのカラーでも良いでしょう。ペイントが乾いたら側面に白のチョークやクレヨンなどで植物の名前やデザインを描きます。
【キャンドルホルダー】
ティーキャンドルと使えるキャンドルホルダーをご紹介します。
牛乳パック特有の形をそのまま屋根に活かします。窓からキャンドルの光が漏れてなんとも懐かしい気持ちになります。幾つも作って幻想的な空間も演出できそうです。
牛乳パック特有の形をそのまま屋根に活かします。窓からキャンドルの光が漏れてなんとも懐かしい気持ちになります。幾つも作って幻想的な空間も演出できそうです。
パックの中から光を灯すのでパッケージデザインが透けて見えてしまいます。そうなるのを防ぐためにベースにブラックのカラーペイントを施します。
牛乳パックを半分に切り、上部を使います。注ぎ口を全部開いて洗い残しがあればきれいにふき取ります(1)。
パックの上部の折線まで、4つの角に切込みを入れ、三角に折り込んでいた線を利用して、のりしろ部分を作ります(2)。
三角の上部、のりしろ部分ははみ出るので水平になるように切断します。のりしろ部分は谷折りの部分を山折りにしてグルーガンで屋根を組み立てます(3)。
全体を白のアクリル絵の具で塗ります。乾いたら窓をカッターで切り抜き、画用紙で作った屋根を貼ります。
牛乳パックを半分に切り、上部を使います。注ぎ口を全部開いて洗い残しがあればきれいにふき取ります(1)。
パックの上部の折線まで、4つの角に切込みを入れ、三角に折り込んでいた線を利用して、のりしろ部分を作ります(2)。
三角の上部、のりしろ部分ははみ出るので水平になるように切断します。のりしろ部分は谷折りの部分を山折りにしてグルーガンで屋根を組み立てます(3)。
全体を白のアクリル絵の具で塗ります。乾いたら窓をカッターで切り抜き、画用紙で作った屋根を貼ります。
【ミニジオメトリックくす玉】
くす玉といえばボール型のイメージですが、牛乳パックの底の部分を2つ合わせてジオメトリックに仕上げました。小さなお祝いやサプライズに作ってみてはいかがでしょうか。
牛乳パックの底1辺(約7センチ)と同じ長さを基準に、二等辺三角形になるようにパックの底をカットします(1)。
これを二つ用意します。デザイン紙などで表面を覆います(2)。
三角の面にのりしろを倒すように設計しながら余分なデザイン紙をカットしていきます。両面テープでしっかり接着します。外のデザインはグルーガンの凹凸が影響しやすいので、両面テープの方が仕上がりがきれいになります。
くす玉の上部をテープで内側から固定します。外側は7センチ×4センチにカットしたデザイン紙で固定します。
次に目打ちで吊り下げるひもを通す穴を開けます。この穴の間隔が狭いとくす玉が開かないので、左右のくす玉の角近くに穴をあけ、ひもを通します。通したひもをくす玉の内側、中心部分にテープで固定します(3)。
これを二つ用意します。デザイン紙などで表面を覆います(2)。
三角の面にのりしろを倒すように設計しながら余分なデザイン紙をカットしていきます。両面テープでしっかり接着します。外のデザインはグルーガンの凹凸が影響しやすいので、両面テープの方が仕上がりがきれいになります。
くす玉の上部をテープで内側から固定します。外側は7センチ×4センチにカットしたデザイン紙で固定します。
次に目打ちで吊り下げるひもを通す穴を開けます。この穴の間隔が狭いとくす玉が開かないので、左右のくす玉の角近くに穴をあけ、ひもを通します。通したひもをくす玉の内側、中心部分にテープで固定します(3)。
数回、きちんと開くかテストしましょう。垂れ幕とデザイン花紙でくす玉を仕上げます。
奥行きが出るように花紙をバックに、垂れ幕は中心よりやや手前に貼り付けています。最後にマスキングテープでひも端を包むようにして取っ手を作ります。
花紙やたれ幕、花吹雪などをくす玉の中に収納して、くす玉を閉じます。
奥行きが出るように花紙をバックに、垂れ幕は中心よりやや手前に貼り付けています。最後にマスキングテープでひも端を包むようにして取っ手を作ります。
花紙やたれ幕、花吹雪などをくす玉の中に収納して、くす玉を閉じます。