パッチワーク

ハンドメイドするならパッチワークが楽しい《テッシュカバー・クッションカバー・ベットカバー等》

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色々な手芸(ハンドメイド)の中でも、世界中で古くから親しまれているパッチワークについて、パッチワークの歴史とその魅力や楽しみ方と合わせて、材料と道具などのアイテムの準備などをご紹介します。

パッチワークの魅力

パッチワークとは小さな布の切れ端などを縫い合わせたり、アップリケしたりして大きな布を作るつぎはぎ細工のことです。パッチワークキルトはパッチワークする布と裏の布の間に綿のシートを挟んで仕上げる作品のことを指しています。

パッチワークの準備

パッチワークに使う道具と材料について見ていきましょう。小さくカットした布、大きな土台となる布、キルティングなら布の間に入れるキルト綿などが必要です。パッチワーク用の針と糸を使うといいです。パッチワークの種類によって適しているものを選ぶといいですね。布をカットするためのハサミや布地に印をつけるためのチャコペン、まち針、 なども必要です。

そしてあるととっても便利なのが、刺繍の時に使う丸い輪のような形のフープです、刺繍と同じように布を挟んで固定して、その範囲をピンと張ってくれるので縫いやすくなります。その他にもパッチワークボードと呼ばれる、粘土板のようなボードがあります。布の印しつけに重宝します。

また、指に付けることで指先を怪我から保護するシンブルは、革製のものや金属製のものがあって、いろいろな指に付けられるようにサイズも豊富です。自分が使う指をよく確認してからの購入をおすすめします。

色々なパッチワークの種類

パッチワークにはとてもたくさんの種類があります。簡単に紹介していきます。

【アーミッシュキルト】
ドイツから移住してきたアメリカのペンシルバニアに住むプロテスタント教徒たちから生まれたキルトで、ほかのキルトにはない、無地の布で作られるはっきりとした色合いのデザインが印象的です。

【アルバムキルト】
何人かでブロックに分けて持ち帰り、共同で作っていくキルトです。または一人で作ったキルトにみんながサインを入れる作品もあります。記念キルトや友情キルトなどの種類もあります。

【ハワイアンキルト】
中でも有名なのはハワイアンキルトと呼ばれるもので、折り紙の模様のような対象的なデザインパターンを布にアップリケしていきます。花や海の生き物等自然がモチーフとなっています。

【ピースドキルト】
もっとも一般的なキルトで、三角、四角、六角形を縫い合わせることで、いろいろな模様が作られます。

【ヨーヨーキルト】
円か長方形の布の周りをぐし縫いをしたら糸を引いてギャザーの寄った丸い形ができます。それをたくさん作ってつなぎ合わせる手法です。キルティングも地の布も無いままで仕上げます。

【ログキャビンキルト】
ログハウスのようなイメージの四角い布の周りに細い布で囲んでいく方法です。

基本の縫い方

1.縫い初めには必ず1針返し縫いをする。
2.縫い切りは、布の端まで縫い、縫い止まりとは端まで縫わずに印までで止める縫い方、という違いがあります。

パッチワークで作る作品の紹介

ただ端切れの布を縫い合わせるだけなので、簡単なポーチやテッシュカバーなどの小物から作ってみると、意外と短時間で作品が仕上がるので、初心者にはおすすめです。
刺し子をした布を使って仕上げたキルトは優しい雰囲気のインテリアに一役買ってくれます。
パッチワークキルトのベットカバーは、すべてのデザインが違う正方形と、カラフルなクロスのラインがポイントになっています。ここまで作るのに、どのくらいの時間がかかるのでしょう?これぞ、まさに超大作ですね。

キルトを初めるなら

全くの初心者でキルトをやってみたいと思ったら、キルトの教室に通ってみるのもいいかもしれません。ある程度裁縫ができる方なら、キルトの本を購入して、自分で独学で試しに作ってみてもいいですね。本格的に基礎から覚えたいなら、通信講座もあります。大型ショッピングモールなどで、手芸教室が定期的に行われているので、比較的に安定して人気があるパッチワークキルトなら、きっとどこかで開催されているはずです。チェックしてみましょう。パッチワークに良く使う縫い方をいくつか覚えてしまえばあとはオリジナルのデザインを考えて作れるようになります。失敗することは恐れずに、とにかくチャレンジしてみると、パッチワークキルトの意外な魅力に、すっかりはまってしまうことでしょう。

まとめ

いかがでしたか?パッチワークにはさまざまなキルトという種類があって、それぞれの特徴によって全く違う作り方で、仕上がりもとても芸術的なものがたくさんあります。手芸の中でも特に奥が深く、手間と時間がかかる分、それだけ達成感も大きなものになるというのが、このパッチワークと言えるのです。
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