初心者さんのためのパッチワークのコツ7選!
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布を合わせてデザインするパッチワーク。やってみたけど仕上がりに納得いかなくてやめた…という方も多いのではないでしょうか。
今回は、パッチワークのコツを7つご紹介します。
まず本題に入る前にパッチワークとキルトの違いを見てみましょう。パッチワークと聞くと何となくキルトを思い出す方も多いのではないでしょうか?パッチワークとは様々な柄の布を複数枚はぎ合わせて図柄を作る手芸やその作品のことを言います。キルトは、トップ布と裏地布の間にキルト芯をはさみ、その上からさらに針仕事を加えた作品です。トップ布をパッチワークで仕上げたものを特に「パッチワーク・キルト」と呼んでいます。
日本やアメリカで愛されている「キルト」は多くがこのパッチワークキルトです。そのためパッチワークと検索するとキルト作品が結果に上がることがほとんどです。
キルトにとっても一番大事な工程でもあるパッチワークのコツを参考にしてみてください。
今回は、パッチワークのコツを7つご紹介します。
まず本題に入る前にパッチワークとキルトの違いを見てみましょう。パッチワークと聞くと何となくキルトを思い出す方も多いのではないでしょうか?パッチワークとは様々な柄の布を複数枚はぎ合わせて図柄を作る手芸やその作品のことを言います。キルトは、トップ布と裏地布の間にキルト芯をはさみ、その上からさらに針仕事を加えた作品です。トップ布をパッチワークで仕上げたものを特に「パッチワーク・キルト」と呼んでいます。
日本やアメリカで愛されている「キルト」は多くがこのパッチワークキルトです。そのためパッチワークと検索するとキルト作品が結果に上がることがほとんどです。
キルトにとっても一番大事な工程でもあるパッチワークのコツを参考にしてみてください。
【1.同系色の無地と柄布を選択する】
パッチワークを始める前に、意外に時間がかかるのが布の組み合わせを考える作業です。好みの柄だけを集めてもなんとなく統一感がなく感じたり、色の合わせ方に迷ったりします。
使いたい柄を数種類選んだら、同系色の無地の布地を選びます。無地を使うことによって柄と柄との間に適度なスペースを与えることができます。さらに、同系色を使うことにより違う柄もまとまって見えます。なんとなくしっくりこなかったら白を選ぶと間違いないでしょう。
使いたい柄を数種類選んだら、同系色の無地の布地を選びます。無地を使うことによって柄と柄との間に適度なスペースを与えることができます。さらに、同系色を使うことにより違う柄もまとまって見えます。なんとなくしっくりこなかったら白を選ぶと間違いないでしょう。
【2.コットン100パーセントの布生地を選ぶ】
布は縫う時やアイロンなどの負荷で布生地が伸び縮みします。
種類の違う布を選ぶと負荷に対する伸縮率が違うので、縫い合わせたときに同じピースでも端がきれいに縫い合わせることができないなどのトラブルが起きます。綿100%の布生地は簡単に伸び縮みせず、布が扱いやすいのでパッチワークに最も向いています。
種類の違う布を選ぶと負荷に対する伸縮率が違うので、縫い合わせたときに同じピースでも端がきれいに縫い合わせることができないなどのトラブルが起きます。綿100%の布生地は簡単に伸び縮みせず、布が扱いやすいのでパッチワークに最も向いています。
【3.布生地はまず洗濯する】
必ずしておきたい前準備です。そのまま使用してしまうと、完成後に濃い色の布から色うつりしてしまうことがあります。
また、洋服のように新しい布は洗濯すると若干ちぢみます。全体的にきれいに縮んでくれればよいのですが、それぞれの布生地によっても伸縮率は違うので、作品がきれいに仕上がっても洗濯した後それぞれのピースがバラバラの大きさに縮んでしまうといった結果になりかねません。
洗濯前に一つポイントがあります。新しい布を洗う前には必ず端処理をしましょう。端処理をしないと洗濯中に布端から糸がほつれて、その糸同士が絡まってしまいます。乾いた後にはアイロンでしわを伸ばしてからカッティングの作業に入ります。
また、洋服のように新しい布は洗濯すると若干ちぢみます。全体的にきれいに縮んでくれればよいのですが、それぞれの布生地によっても伸縮率は違うので、作品がきれいに仕上がっても洗濯した後それぞれのピースがバラバラの大きさに縮んでしまうといった結果になりかねません。
洗濯前に一つポイントがあります。新しい布を洗う前には必ず端処理をしましょう。端処理をしないと洗濯中に布端から糸がほつれて、その糸同士が絡まってしまいます。乾いた後にはアイロンでしわを伸ばしてからカッティングの作業に入ります。
【4.ロータリーカッターでカッティングする】
パッチワークではピースの小さな誤差が全体の布の大きさに影響します。1?の誤差が10枚つなげると1?にもなるので、正確なサイズにカッティングすることはとても重要です。
キルティングではロータリーカッターが適しています。一緒に使用するカッティングマットと定規には方眼の目盛りがついているので、目印なしで、ピースを正確なサイズでサクサク作ることができます。さらに、縫い合わせたピースをカットすることもパッチワークの面白いところです。縫い合わせた部分の凹凸部分をきれいにカットするにはやはりロータリーカッターが一番適切でしょう。
キルティングではロータリーカッターが適しています。一緒に使用するカッティングマットと定規には方眼の目盛りがついているので、目印なしで、ピースを正確なサイズでサクサク作ることができます。さらに、縫い合わせたピースをカットすることもパッチワークの面白いところです。縫い合わせた部分の凹凸部分をきれいにカットするにはやはりロータリーカッターが一番適切でしょう。
【5.アイロンは「かけ」ずに「おす」】
パッチワークをきれいに仕上げるのに欠かせないアイロンの作業。
まずはぬいしろを倒す前に、布を縫い合わせて二枚重ねた状態のままアイロンを上からプレスします。こうすることで糸と布がよくなじみます。1度上から軽く押したら、生地の裏側を上に開いて、ぬいしろを倒して もう一度プレスします。
アイロンを右左上下に動かすと、生地が本来の形より広がってしまいます。仕上がって時間が経過すると布が元の形に戻った時に、完成時にはなかったしわができたり、全体のデザインまで崩してしまうこともあります。アイロンは基本的にプレスするだけにとどめましょう。
まずはぬいしろを倒す前に、布を縫い合わせて二枚重ねた状態のままアイロンを上からプレスします。こうすることで糸と布がよくなじみます。1度上から軽く押したら、生地の裏側を上に開いて、ぬいしろを倒して もう一度プレスします。
アイロンを右左上下に動かすと、生地が本来の形より広がってしまいます。仕上がって時間が経過すると布が元の形に戻った時に、完成時にはなかったしわができたり、全体のデザインまで崩してしまうこともあります。アイロンは基本的にプレスするだけにとどめましょう。
【6.ぬいしろの折り方は規則的に】
ぬいしろの折り方にも色々ありますが、仕上がりの好みによって使い分けられています。
ピース同士真っ直ぐ均等に見せたいときにはぬいしろを割ります。接合面の縫い代部分に差がないのでより凹凸がなくなりますが、ぬいしろを片方に倒したときより強度は弱くなってしまいます。
白などのカラーが淡い生地側にぬいしろを倒すと、表面から透けて見えてしまいます。その場合には薄めの接着芯を貼るか、濃い色の布側にぬいしろをすべて倒します。ぬいしろが倒された方は少しだけ隣の生地より盛り上がります。
どちらの方法でも、規則的にぬいしろを処理することによって表面から見たときのデザインの凹凸が統一されるのできれいな仕上がりになります。
ピース同士真っ直ぐ均等に見せたいときにはぬいしろを割ります。接合面の縫い代部分に差がないのでより凹凸がなくなりますが、ぬいしろを片方に倒したときより強度は弱くなってしまいます。
白などのカラーが淡い生地側にぬいしろを倒すと、表面から透けて見えてしまいます。その場合には薄めの接着芯を貼るか、濃い色の布側にぬいしろをすべて倒します。ぬいしろが倒された方は少しだけ隣の生地より盛り上がります。
どちらの方法でも、規則的にぬいしろを処理することによって表面から見たときのデザインの凹凸が統一されるのできれいな仕上がりになります。
【7.簡単なパターンから始める】
いきなり難しいパターンや大きな作品に挑戦すると失敗してしまい、気持ちが萎えてしまうことも。まずは簡単で小さな作品で自信を付けることが第一歩です。
パッチワークの基本である四角を組み合わせたシンプルなコースター、端切れをつないでつくるシュシュなど初心者に優しいパターンから取り組んでみましょう。どちらもよく見かけるアイテムですが、使うパーツを変えるだけで全然雰囲気の違うものになります。
慣れてきたらランチマットやクッションカバーなどに挑戦してみると良いでしょう。
監修:ポピー
刺繍を機に手芸に目覚める。『作れそうなものは作ってみる』という精神でUVレジン、プラバン、裁縫、編み物、ビーズ、ミニ革細工、ドールハウスやミニ家具などの簡単木工DIYを浅く広く探求して15年。複数の手芸を掛け合わせたり素材を組み合わせながら自宅を飾っていくのが趣味。
海外のDIYトレンドを参考にすることも多い。日本と欧米の手芸における常識やテクニックの違いなどを検証しつつ多くの方法を共有していく。
パッチワークの基本である四角を組み合わせたシンプルなコースター、端切れをつないでつくるシュシュなど初心者に優しいパターンから取り組んでみましょう。どちらもよく見かけるアイテムですが、使うパーツを変えるだけで全然雰囲気の違うものになります。
慣れてきたらランチマットやクッションカバーなどに挑戦してみると良いでしょう。
監修:ポピー
刺繍を機に手芸に目覚める。『作れそうなものは作ってみる』という精神でUVレジン、プラバン、裁縫、編み物、ビーズ、ミニ革細工、ドールハウスやミニ家具などの簡単木工DIYを浅く広く探求して15年。複数の手芸を掛け合わせたり素材を組み合わせながら自宅を飾っていくのが趣味。
海外のDIYトレンドを参考にすることも多い。日本と欧米の手芸における常識やテクニックの違いなどを検証しつつ多くの方法を共有していく。