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ちゃんぽん・皿うどんだけじゃない!?長崎県は日本酒の美味しい宝庫だった!

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ちゃんぽん・皿うどんだけじゃない!?長崎県は日本酒の美味しい宝庫だった!

画像出典:今里酒造株式会社


カステラやちゃんぽん、皿うどんなど、名物料理も多い長崎県。実際においしいグルメ目当てに長崎県を訪れたいという人も多いのではないでしょうか。 そんな長崎県ですが、名物グルメに並ぶ、もしくはそれ以上のおいしさを誇る名物があります。それが日本酒です!長崎県にはおよそ25もの蔵元があるとされており、今も昔も美味しい日本酒造りが盛んなエリアでもあるのです。今回は、そんな長崎県で醸造されている日本酒の中でも、とくにおすすめしたいものをその蔵元と共に紹介していきたいと思います。

重家酒造の「横山五十」

画像出典:重家酒造


まずは長崎県の中でも、壱岐市にある酒蔵「重家酒造」さんを紹介していきたいと思います。壱岐市は九州に面する玄界灘に浮かぶ小さな島で、その人口は3万人ほどだといわれています。そんな壱岐市で大正13年に創業し、今に至るまで日本酒や焼酎醸造し続けているのが重家酒造さんです。現在3代目である省三さんが代表を務めていますが、その後四代目、五代目と受け継がれていくことでしょう。

壱岐市の風土を愛し、木製のこしきを使うなど今もなお伝統的な手法で焼酎・日本酒を醸造し続けている重家酒造さん。そんな重家酒造さんを代表する日本酒が「横山五十」です。「横山五十」は重家酒造さんの純米吟醸であり、酒造好適米である山田錦を使用した日本酒です。フルーティーな香りと甘みが特徴のこちらは、焼酎醸造が大半を占める重家酒造さんの中で唯一の日本酒となっています。

重家酒造さんについて、詳しくはこちらをご覧ください
http://www.omoyashuzo.com/

今里酒造の「六十餘州」

画像出典:今里酒造株式会社


続いては、長崎県の中でも東彼杵郡にある酒蔵、今里酒造さんを紹介していきたいと思います。今里酒造さんは江戸後期に創業された佐賀県に存在する酒蔵の中でも群を抜いて歴史がある蔵元でもあります。建物は増改築を繰り返していするそうですが、その中の6棟は2006年に国の登録有形文化財に指定されており、建物自体の価値も高いものとなっています。

山に囲まれた静かな盆地である波佐見町にある今里酒造さんは、手作りのお酒にこだわり、地元のお米やお水を重視して今も変わらぬおいしさの日本酒を作り続けています。そんな今里酒造さんを代表する日本酒の銘柄が、「六十餘州」です。「六十餘州」という名は、今は昔、日本に60余りの国があったことから名付けたそうです。

そんな「六十餘州」の商品ラインナップのなかから、いくつか紹介していきましょう。

「六十餘州 純米吟醸」・・・高級酒造好適米である「山田錦」と、地元の伏流水で丁寧に仕上げた純米吟醸酒です。上品な香りを十分に堪能できます。720ミリリットで、3000円からのご用意となっています。

「六十餘州 大吟醸」・・・滑らかな口当たりと豊かな香りを楽しむことができる大吟醸酒です。ひっそりとやってくる旨みを楽しむことができる、辛口のお酒となっています。720ミリリットルで、2500円からのご用意です。

今里酒造さんでは、他にも「六十餘州」のシリーズを販売しています。興味がある方は、ぜひ一度その伝統の味を試してみてください。

今里酒造さんについて、詳しくはこちらをご覧ください
http://www.64sake.com/item.html

福田酒造の「福鶴」

画像出典:福田酒造株式会社


お次は長崎県平戸市に位置している蔵元・福田酒造さんを紹介していきましょう。1688年創業という、古い歴史を持つ蔵元である福田酒造さんは、日本酒や焼酎、薬味酒などを中心に醸造を続けている由緒正しい酒蔵です。現在は酒造りのほか、甘酒やもろみ酢などの発酵食品の製造・販売や焼酎醸造過程で生じる粕を用いた有機肥料の製造・販売も手掛けています。

そんな福田酒造さんを代表する日本酒の銘柄が、「福鶴」です。福鶴は時代とともに工夫を重ねた天然手作り醸造酒であり、数々の品評会で賞を受賞している日本酒でもあります。契約栽培している高級酒造好適米「山田錦」を使用し作り上げている福鶴は、一定の温度で貯蔵され、私たちのもとへ届きます。また、福鶴シリーズの中でも大吟醸純米吟醸純米酒は山田錦を贅沢にも100パーセント使用しており、そのお米のうまみを十分に感じることができる銘酒といっても過言ではありません。

また、福田酒造さんでは、かつて南蛮から伝わった秘法を用いたじゃがいも焼酎「じゃがたらお春」も醸造しています。こちらは長崎県産のじゃがいもを使って醸造している焼酎で、長崎を元祖としています。すっきりと飲みやすい焼酎なので、ぜひ長崎へお越しの際は一度じっくりとその味を堪能してみてください。

また、福田酒造さんでは博物館も併設しており、歴史ある酒造りに使う道具やタンクを間近で見ることができます。

田酒造さんについて、詳しくはこちらをご覧ください
http://www.fukuda-shuzo.com/

長崎へお越しの際はぜひ日本酒を味わってみてください。

いかがでしたか?長崎県には、ほかにもさまざまな蔵元が現存しており、今もなおおいしい日本酒たちを醸造し続けています。ぜひ長崎県へお越しの際は、名物料理と一緒においしい日本酒も堪能してみてください。
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