オンシジュームの失敗しない育て方と管理方法
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オンシジウム(オンシジューム)は、ランのなかでは暑さ寒さに強い方で、初心者でも育てやすい品種です。
冬と夏は明るい室内で管理する方が管理はしやすくなりますが、それ以外の時期は風通しのよい屋外で育てると株が充実してきます。
オンシジウムの花の一輪一輪は小さいのですが、切り花でも約1ヵ月という長い開花期間のために、長く花を楽しむことができます。
失敗しないオンシジウムの育て方・管理方法をご紹介しましょう。
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ラナンキュラスの球根の植え方
冬と夏は明るい室内で管理する方が管理はしやすくなりますが、それ以外の時期は風通しのよい屋外で育てると株が充実してきます。
オンシジウムの花の一輪一輪は小さいのですが、切り花でも約1ヵ月という長い開花期間のために、長く花を楽しむことができます。
失敗しないオンシジウムの育て方・管理方法をご紹介しましょう。
分類体系が大きく変わっても呼び名はオンシジウム
原種だけでも約400種にも及ぶ中南米の熱帯・亜熱帯地域が原産のオンシジウム(オンシジューム)はラン科オンシジウム属で、葉の形から、「薄葉系」「剣葉系」「棒状葉系」「厚葉系」の4つに分類されていましたが、現在では薄葉系以外はほとんどの品種がほかの属に移されています。
交配種も多いため、分類しにくくなっている上、ほかの属に移された品種も流通上「オンシジウム(オンシジューム)」と呼ばれています。
薄葉系
オンシジウムの代名詞がこの形で、株元が丸く太る「バルブ」になり、バルブから薄く長い葉が1、2枚伸びてきます。
黄色の花のものが多く、蝶が枝先に群れるように花を付けます。
現在では一般に「オンシジウム(オンシジューム)」というと、この薄葉系をさします。
剣葉系
肉厚ですらっと伸びて先がとがった葉が剣のようなので剣葉系と呼ばれていて、小型でカラフルな花を咲かせる種類が多く、茎が丸く太りません。
現在は多くの品種がトルミニア属とされています。
棒状葉系
葉の幅が広くならないので棒のような肉厚の葉を付けて、茎が丸く太りません。
現在は多くの品種がトリコセントラム属とされています。
厚葉系
茎が丸く太った「バルブ」が大きく、とても分厚い葉がバルブに1枚ずつ付くように育ちます。
オンシジウムの仲間のなかで、最も寒さに弱い品種です。
現在は多くの品種がサイコプシス属とされています。
交配種も多いため、分類しにくくなっている上、ほかの属に移された品種も流通上「オンシジウム(オンシジューム)」と呼ばれています。
薄葉系
オンシジウムの代名詞がこの形で、株元が丸く太る「バルブ」になり、バルブから薄く長い葉が1、2枚伸びてきます。
黄色の花のものが多く、蝶が枝先に群れるように花を付けます。
現在では一般に「オンシジウム(オンシジューム)」というと、この薄葉系をさします。
剣葉系
肉厚ですらっと伸びて先がとがった葉が剣のようなので剣葉系と呼ばれていて、小型でカラフルな花を咲かせる種類が多く、茎が丸く太りません。
現在は多くの品種がトルミニア属とされています。
棒状葉系
葉の幅が広くならないので棒のような肉厚の葉を付けて、茎が丸く太りません。
現在は多くの品種がトリコセントラム属とされています。
厚葉系
茎が丸く太った「バルブ」が大きく、とても分厚い葉がバルブに1枚ずつ付くように育ちます。
オンシジウムの仲間のなかで、最も寒さに弱い品種です。
現在は多くの品種がサイコプシス属とされています。
バルブにつやがあってパンパンのものを選んで
状態のよいオンシジウムを手に入れるには、花付きや葉の色つやをチェックするとともに、株元の丸く太った「バルブ」がいい状態のものを選ぶことがポイントです。
バルブがつやつやしてパンパンに膨れているのが元気のいいオンシジウムの証拠です。
バルブに筋が入っているものは、水切れを何度か経験した証拠なので、よい状態ではありません。
長くオンシジウムを楽しむには、バルブがパンパンに膨れた状態のいいオンシジウムを手に入れることが大切です。
ただし、剣葉系・棒状葉系は茎が肥大しない・もともとバルブができないタイプなので、バルブがなくても弱っているわけではありません。
バルブがつやつやしてパンパンに膨れているのが元気のいいオンシジウムの証拠です。
バルブに筋が入っているものは、水切れを何度か経験した証拠なので、よい状態ではありません。
長くオンシジウムを楽しむには、バルブがパンパンに膨れた状態のいいオンシジウムを手に入れることが大切です。
ただし、剣葉系・棒状葉系は茎が肥大しない・もともとバルブができないタイプなので、バルブがなくても弱っているわけではありません。
ランなので切り花にしても1ヵ月くらい持つ
オンシジウムは品種によって開花時期が異なる上に定期的に咲く性質ではないため開花時期がはっきりしませんが、咲き始めると2〜3か月花を楽しむことができます。
切り花にしても水替えを怠らないようにすると、一枝の花が終わるまで1ヵ月は花もちがします。
咲いた花は夜も咲き続けていて、閉じることはなく、花が終わるとカラカラのミイラのようになって落ちてきます。
切り花にしても水替えを怠らないようにすると、一枝の花が終わるまで1ヵ月は花もちがします。
咲いた花は夜も咲き続けていて、閉じることはなく、花が終わるとカラカラのミイラのようになって落ちてきます。
夏を除いて春〜秋は日当たりのよい戸外で管理して
真夏の直射日光に当ててしまうとオンシジウムは葉焼けしてしまうので、夏場を除いて、最低気温が15度以上になる春〜秋にはオンシジウムは日当たりのよい屋外で育てます。
オンシジウムはほかのランより暑さに強いので、高温にはあまり気を使う必要はありませんが、夏場は日陰に置くか遮光するようにして葉っぱを強い日差しから守るようにします。
オンシジウムは総じて寒さに弱いので、秋〜春は日当たりのよい窓辺において室内で管理しましょう。
5度以上であれば耐えられる品種もありますが、15度以上でないと耐えられない品種もあるので、できれば15度以下にならないようにして育てます。
終日窓辺に置いていると、夜間に5度を下回ってしまうこともあるので、冬の夜の置き場所には注意してください。
オンシジウムはほかのランより暑さに強いので、高温にはあまり気を使う必要はありませんが、夏場は日陰に置くか遮光するようにして葉っぱを強い日差しから守るようにします。
オンシジウムは総じて寒さに弱いので、秋〜春は日当たりのよい窓辺において室内で管理しましょう。
5度以上であれば耐えられる品種もありますが、15度以上でないと耐えられない品種もあるので、できれば15度以下にならないようにして育てます。
終日窓辺に置いていると、夜間に5度を下回ってしまうこともあるので、冬の夜の置き場所には注意してください。
【水切れ注意!】バルブのしわが水切れサイン
オンシジウムは乾燥に弱いため、水苔が乾いたら水遣りをしますが、水苔が常時湿ったままでいると腐って枯れてしまうので、水苔の表面が乾いたらたっぷりと株元から水苔に水遣りし、鉢皿に水をためないように注意してください。
葉っぱも水を欲しがるので、ときどき霧吹きで葉をミスティングするか、葉っぱを水拭きしましょう。
生育が格段によくなるだけでなく、ハダニやカイガラムシの予防にもなります。
オンシジウムは水切れに弱く、水切れするとバルブに筋が入ってハリがなくなってしまうので、水切れしないように、水苔の表面が乾いてきたら水遣りするのを忘れないようにしてください。
葉っぱも水を欲しがるので、ときどき霧吹きで葉をミスティングするか、葉っぱを水拭きしましょう。
生育が格段によくなるだけでなく、ハダニやカイガラムシの予防にもなります。
オンシジウムは水切れに弱く、水切れするとバルブに筋が入ってハリがなくなってしまうので、水切れしないように、水苔の表面が乾いてきたら水遣りするのを忘れないようにしてください。
水苔がからからに乾いてしまったとき
冬場はすぐには水苔は乾いてきませんが、夏場の水苔の乾燥の進み方は随分と早いときがあります。
からからに水苔が乾いてしまったとき、慌てて水遣りをしても、水苔の内部に十分に水がいきわたらないときがあります。
水苔が全体にからからに乾いてしまったときは、鉢を水の入ったバケツに沈めて1時間〜ひと晩おいておくと、しっかりと水苔に水がいきわたります。
からからに水苔が乾いてしまったとき、慌てて水遣りをしても、水苔の内部に十分に水がいきわたらないときがあります。
水苔が全体にからからに乾いてしまったときは、鉢を水の入ったバケツに沈めて1時間〜ひと晩おいておくと、しっかりと水苔に水がいきわたります。
夏を除いて春〜秋に薄い液体肥料を2週間ごとに
オンシジウムの肥料は、花が咲いているかいないかではなく、株の生育期に施肥する必要があります。
夏場を除いた春〜秋、規定濃度に薄めた液体肥料を10日〜2週間おきに水遣りするときに水の代わりに与えるようにします。
肥料はそれほど必要としませんが、ほかの草花よりももっと薄い濃度で施肥するようにしましょう。
夏場を除いた春〜秋、規定濃度に薄めた液体肥料を10日〜2週間おきに水遣りするときに水の代わりに与えるようにします。
肥料はそれほど必要としませんが、ほかの草花よりももっと薄い濃度で施肥するようにしましょう。
バルブが鉢から大きくはみ出して来たら植え替えて
オンシジウムの鉢から茎がたくさん伸びてきて、バルブや茎が鉢の縁から大きくせり出してはみ出してきたときは植え替えの時期がきています。
4〜5月ごろ、水苔を外して、状態の悪い株を取り除き、状態のよい株を数株ずつに分けて株分けするか、そのままひと回り大きな鉢に植え替えるようにします。
新しい水苔に水をしっかりふくませてから固く絞って、根の周りに水苔を詰めて植えます。
株と鉢の間に新しい株が伸びてもよいようにある程度のスペースをとるようにしましょう。
水苔以外に洋らん用のバークでも栽培できますが、洋らん用のバークはアリが好んで巣を作ろうとするので、屋外で管理することが多いオンシジウムの植え付け用にはできれば水苔を使うことをおすすめします。
4〜5月ごろ、水苔を外して、状態の悪い株を取り除き、状態のよい株を数株ずつに分けて株分けするか、そのままひと回り大きな鉢に植え替えるようにします。
新しい水苔に水をしっかりふくませてから固く絞って、根の周りに水苔を詰めて植えます。
株と鉢の間に新しい株が伸びてもよいようにある程度のスペースをとるようにしましょう。
水苔以外に洋らん用のバークでも栽培できますが、洋らん用のバークはアリが好んで巣を作ろうとするので、屋外で管理することが多いオンシジウムの植え付け用にはできれば水苔を使うことをおすすめします。
オンシジウムの種類が素敵!
オンシジウムは大きく分けて4タイプ
オンシジウムは、中南米の熱帯・亜熱帯地域に広く育つランの一種で、400種類ほどありますが、大きく分けて4タイプに分かれます。
葉っぱの形によって分けられ、「薄葉系」「剣葉系」「棒状葉系」「厚葉系」の4タイプです。
「薄葉系」が一番ポピュラーで育てやすいオンシジウムの代表的なタイプです。黄色の花が多く、たくさんの花が咲き可憐で人気です。切り花としてもとても華やかで最近注目をあびています。
「剣葉系」は、葉が肉厚で尖っています。花は黄色と限らずカラフルで、小型の品種が多いタイプです。
「棒状葉系」は、棒状の肉厚の葉を付けるタイプです。
「厚葉系」は、茎も大きく葉がとても分厚いタイプです。
寒さに弱いオンシジウムのなかで一番寒さに強いと言われるのが、「薄葉系」のオンシジウムです。それでも5度以上を保つことが大事です。 他のタイプは冬も10℃以上でないと難しく、寒さに特に気を付けて育てる必要があります。また乾燥に対しては「薄葉系」よりも他のタイプが強く、乾燥気味に育てるのがおすすめとなっています。
葉っぱの形によって分けられ、「薄葉系」「剣葉系」「棒状葉系」「厚葉系」の4タイプです。
「薄葉系」が一番ポピュラーで育てやすいオンシジウムの代表的なタイプです。黄色の花が多く、たくさんの花が咲き可憐で人気です。切り花としてもとても華やかで最近注目をあびています。
「剣葉系」は、葉が肉厚で尖っています。花は黄色と限らずカラフルで、小型の品種が多いタイプです。
「棒状葉系」は、棒状の肉厚の葉を付けるタイプです。
「厚葉系」は、茎も大きく葉がとても分厚いタイプです。
寒さに弱いオンシジウムのなかで一番寒さに強いと言われるのが、「薄葉系」のオンシジウムです。それでも5度以上を保つことが大事です。 他のタイプは冬も10℃以上でないと難しく、寒さに特に気を付けて育てる必要があります。また乾燥に対しては「薄葉系」よりも他のタイプが強く、乾燥気味に育てるのがおすすめとなっています。
代表的な品種は?
「オンシジウム・アロハイワナガ」が最も流通している品種です。代表的な交配種で、丈夫で育てやすく黄色い花がよく咲き、鉢植えとして多く栽培されています。
「オンシジウム・メイフェア イエロー・エンジェル」は草丈が少し大きな品種で、花茎も長く伸び、ボリュームたっぷりです。鮮やかな黄色1色のまさにエンジェルのようなかわいい花を咲かせます。こちらも栽培しやすい品種です。
「オンシジウム・スファケラツム」は、メキシコ、エルサルバドルに分布する原種で、花茎は細かく枝分かれしていて1〜2mまでに大きく育ちます。花も直径3cmほどとオンシジウムとしては大きな花をたくさん咲かせる存在感のある原種です。
「オンシジウム・ケイロホルム」は、冬咲の草丈が小さなタイプで20cmほどの大きさです。小さな黄色の花を咲かせます。
さらに小さな品種としては、「オンシジウム・ククー」があります。交配種で草丈10cmほどの本当に小さな種類で黄色の花が咲きます。そんな小さなオンシジウムがあるのはおどろきですね。
「オンシジウム・トゥインクル」は、花の色がクリーム色などもある特徴的なオンシジウムです。香りがよくバニラの香りがすると言われていて草丈が小さな交配種で垂れるように咲きます。育てやすくよく増える品種です。
「オンシジウム・メイフェア イエロー・エンジェル」は草丈が少し大きな品種で、花茎も長く伸び、ボリュームたっぷりです。鮮やかな黄色1色のまさにエンジェルのようなかわいい花を咲かせます。こちらも栽培しやすい品種です。
「オンシジウム・スファケラツム」は、メキシコ、エルサルバドルに分布する原種で、花茎は細かく枝分かれしていて1〜2mまでに大きく育ちます。花も直径3cmほどとオンシジウムとしては大きな花をたくさん咲かせる存在感のある原種です。
「オンシジウム・ケイロホルム」は、冬咲の草丈が小さなタイプで20cmほどの大きさです。小さな黄色の花を咲かせます。
さらに小さな品種としては、「オンシジウム・ククー」があります。交配種で草丈10cmほどの本当に小さな種類で黄色の花が咲きます。そんな小さなオンシジウムがあるのはおどろきですね。
「オンシジウム・トゥインクル」は、花の色がクリーム色などもある特徴的なオンシジウムです。香りがよくバニラの香りがすると言われていて草丈が小さな交配種で垂れるように咲きます。育てやすくよく増える品種です。
「シャリーベイビー スイートフラグランス」といった勾配種では、チョコレートのような色の花にチョコレートのような甘い香りがします。
こうして見ますと、背丈も10cmほどのとても小さな交配種から1mほどにまで大きくなる原種まで、さまざまな種類のオンシジウムがあります。
黄色を中心にして様々な色があるものもあり、また、香りが楽しめるものもありバラエティに富んでいます。それぞれの楽しみ方ができるオンシジウムと言えます。
こうして見ますと、背丈も10cmほどのとても小さな交配種から1mほどにまで大きくなる原種まで、さまざまな種類のオンシジウムがあります。
黄色を中心にして様々な色があるものもあり、また、香りが楽しめるものもありバラエティに富んでいます。それぞれの楽しみ方ができるオンシジウムと言えます。
オンシジウムの花の楽しみ方
オンシジウムの花は、たくさんの花が付いて華やかですが、そのひとつひとつの花の形状に特徴があります。
よく近づいてみると分かるのですが、花の一部に小さな突起があるのが見えます。「オンシジウム」の名前の由来は、実はギリシア語の「オンキディオン(小さなコブ)」から来ています。花の一部に小さなコブがあると言うことでそんな名前が付いています。横から見るとその形状の特徴がよく見てとれます。
黄色の色鮮やかな花がたくさん付きますので蝶が飛んで群がっているようにも見え、女性がドレスを広げて踊っているとも言われているオンシジウムの花です。英語では「Dancing lady orchid(踊る女性のラン)」とも言われています。
なかには、「オンシジウム・ライオンテイル」などと言われ、茶色のコブの部分を称してライオンのしっぽなどと呼ばれている種類もあります。
さまざまな様子にも見える不思議な魅力のオンシジウムの花です。
よく近づいてみると分かるのですが、花の一部に小さな突起があるのが見えます。「オンシジウム」の名前の由来は、実はギリシア語の「オンキディオン(小さなコブ)」から来ています。花の一部に小さなコブがあると言うことでそんな名前が付いています。横から見るとその形状の特徴がよく見てとれます。
黄色の色鮮やかな花がたくさん付きますので蝶が飛んで群がっているようにも見え、女性がドレスを広げて踊っているとも言われているオンシジウムの花です。英語では「Dancing lady orchid(踊る女性のラン)」とも言われています。
なかには、「オンシジウム・ライオンテイル」などと言われ、茶色のコブの部分を称してライオンのしっぽなどと呼ばれている種類もあります。
さまざまな様子にも見える不思議な魅力のオンシジウムの花です。
オンシジウムのそれぞれの種類の魅力を楽しんで
いかがでしょうか。400種類もあるオンシジウムには、さまざまな種類があり、黄色以外にも変わった色があります。私達たちが知っているオンシジウムは一部でしかないのが分かりますよね。
特徴的なのは黄色のオンシジウムで、蝶がヒラヒラと飛んでいるような可憐さがあります。
それ以外にもそれぞれに魅力がありますので、育てやすいオンシジウムをいろいろな種類で育ててみるのはいかがでしょうか。冬の寒さに気を付ければ育てることができます。
それぞれのタイプによって育て方が少し異なりますので、性格をよく調べた上で蝶や妖精が舞っているようなオンシジウムを鉢植えでたくさん育ててみませんか。
特徴的なのは黄色のオンシジウムで、蝶がヒラヒラと飛んでいるような可憐さがあります。
それ以外にもそれぞれに魅力がありますので、育てやすいオンシジウムをいろいろな種類で育ててみるのはいかがでしょうか。冬の寒さに気を付ければ育てることができます。
それぞれのタイプによって育て方が少し異なりますので、性格をよく調べた上で蝶や妖精が舞っているようなオンシジウムを鉢植えでたくさん育ててみませんか。
オンシジウムの育て方が難しい?
オンシジウムの原産は?
オンシジウムの原産地は中央から南アメリカで、耐暑性があり耐寒性のあまりない植物です。常緑の多年草となっています。
草丈は15〜70cmもあるような大きな種類もあります。冬や春、秋など、種類によって咲く時期も異なっています。
種類も低地が原産地の物もあれば標高の高い所に育つオンシジウムもあり、なかには育てにくいもの種類もあるオンシジウムです。
草丈は15〜70cmもあるような大きな種類もあります。冬や春、秋など、種類によって咲く時期も異なっています。
種類も低地が原産地の物もあれば標高の高い所に育つオンシジウムもあり、なかには育てにくいもの種類もあるオンシジウムです。
オンシジウムは風通しのいいところで育てる?
先に簡単にお話しましたが、オンシジウムには、葉の姿から大きく「薄葉系」「剣葉系」「棒状葉系」「厚葉系」の4タイプがあります。
どのようなオンシジウムが育てやすいのかというと、1番ポピュラーで育てやすいのが「薄葉系」と呼ばれているオンシジウムです。文字通り薄い葉を付け、鉢で栽培されたリ切り花としてもよく使われたりする種類です。
花色は黄色が多く、たくさんの花を付けます。この「薄葉系」のオンシジウムの育て方について主に説明していきたいと思います。
ランは基本的に水苔で育て素焼きの鉢に植えるのがベストです。素焼きの鉢の方が自然な水分調節もできてオススメです。
また、風通しのいい場所で育てます。風通しをよくするために吊るして育てるのもいい方法と言われています。
特に夏は育てる際に注意をして育てます。直射日光を当てないようにして育て、置く場所に注意をしましょう。耐暑性はありますが、あまり暑いと弱るものもあり、夏は特に風通しをよくして育てましょう。葉焼けを起こしていないかどうかもチェックしておくことが大切です。
また、冬の温度管理も大切で、5〜10度以上にするなど暖かくすることがオンシジウムを育てるにはとても重要です。耐寒性があまりないので冬は充分気を付けましょう。
葉の先端が剣のように尖っている「剣葉系」のオンシジウムでは冬は13度以上が必要など特に寒さに弱い性格となっています。
どのようなオンシジウムが育てやすいのかというと、1番ポピュラーで育てやすいのが「薄葉系」と呼ばれているオンシジウムです。文字通り薄い葉を付け、鉢で栽培されたリ切り花としてもよく使われたりする種類です。
花色は黄色が多く、たくさんの花を付けます。この「薄葉系」のオンシジウムの育て方について主に説明していきたいと思います。
ランは基本的に水苔で育て素焼きの鉢に植えるのがベストです。素焼きの鉢の方が自然な水分調節もできてオススメです。
また、風通しのいい場所で育てます。風通しをよくするために吊るして育てるのもいい方法と言われています。
特に夏は育てる際に注意をして育てます。直射日光を当てないようにして育て、置く場所に注意をしましょう。耐暑性はありますが、あまり暑いと弱るものもあり、夏は特に風通しをよくして育てましょう。葉焼けを起こしていないかどうかもチェックしておくことが大切です。
また、冬の温度管理も大切で、5〜10度以上にするなど暖かくすることがオンシジウムを育てるにはとても重要です。耐寒性があまりないので冬は充分気を付けましょう。
葉の先端が剣のように尖っている「剣葉系」のオンシジウムでは冬は13度以上が必要など特に寒さに弱い性格となっています。
オンシジウムの水遣りや肥料はどうする?
オンシジウムの水遣りでは水苔が乾いたらしっかりと水を遣るのがいい方法です。水遣りは控えめに育てるのがコツと言えます。特に冬は休眠期なので乾いてから2〜3日経ってからで大丈夫です。
また、肥料は、夏の暑さで弱ることがありますので、秋に涼しくなってから液体肥料をやるのがいい方法です。冬に花が咲きますが、生長は止まっていますので、肥料はやらないようにします。
「剣葉系」のオンシジウムでは、乾燥気味に育てるのは一緒ですが、空気中の湿度が高いのが好きですので、霧吹きで水を空気中にあげるようにしましょう。
こうして見てきますと、オンシジウムは、全般的に根腐れに注意をして乾燥気味に育てるのがコツと言える植物のようです。特に冬の水遣りに注意をして育てましょう。
また、肥料は、夏の暑さで弱ることがありますので、秋に涼しくなってから液体肥料をやるのがいい方法です。冬に花が咲きますが、生長は止まっていますので、肥料はやらないようにします。
「剣葉系」のオンシジウムでは、乾燥気味に育てるのは一緒ですが、空気中の湿度が高いのが好きですので、霧吹きで水を空気中にあげるようにしましょう。
こうして見てきますと、オンシジウムは、全般的に根腐れに注意をして乾燥気味に育てるのがコツと言える植物のようです。特に冬の水遣りに注意をして育てましょう。
花が咲きはじめたら
花茎が長く伸びて花が咲きますので、花が咲きそうになったら支柱を立てることも必要です。支柱を立てて花茎を起こしておきます。細い花茎が横に伸びていったり、垂れてしまったりすることがないように支柱を立ててしっかり花を咲かせましょう。
たくさんの花がよく咲きますが、花が透けてきたり落ちてきはじめたときには、花茎を根元から切り落とすことも大切です。そうすることで次の新芽がよく出てまた生長します。
たくさんの花がよく咲きますが、花が透けてきたり落ちてきはじめたときには、花茎を根元から切り落とすことも大切です。そうすることで次の新芽がよく出てまた生長します。
花を咲かせるコツは?
花を咲かせるコツは、夏などの直射日光は避けますが、できるだけ長く日の当たる場所に置くことも大切なことです。あまり日陰に置いてしまうと花茎を付けにくくなるので注意をしましょう。花を咲かせるにはやはり日に当てることがとても重要です。
また、冬は特に乾燥気味に育て、寒さが苦手なので暖かくして育てますが、暖房の強い所に置くのも苦手です。せっかくできたつぼみがそのまま枯れてしまう事もありますので注意が必要です。
また、冬は特に乾燥気味に育て、寒さが苦手なので暖かくして育てますが、暖房の強い所に置くのも苦手です。せっかくできたつぼみがそのまま枯れてしまう事もありますので注意が必要です。
育てるやすい「薄葉系」のオンシジウムを育てよう
いかがでしたでしょうか。葉っぱが薄い「薄葉系」の一般的なオンシジウムでしたら、それほど育てるのもむずかしくない系統のオンシジウムです。
水遣りに注意をしながら乾燥気味に育ててみてはいかがでしょうか。
常緑ですので花が咲かないときもきれいですし、多年草で毎年たくさんの花を咲かせてくれるのでとても楽しみになります。素焼きの鉢植えで、部屋でオンシジウムを育ててみるのはいかがでしょうか。
生育も早いオンシジウムはすぐに生長しますので、2年程で株分けもすることができます。たくさん増やすことができますので、オンシジウムでいっぱいの部屋など、とても素敵ではないでしょうか。
人に分けたりすることもできますし、華やかなかわいらしい黄色の花でいっぱいにしてみませんか。
水遣りに注意をしながら乾燥気味に育ててみてはいかがでしょうか。
常緑ですので花が咲かないときもきれいですし、多年草で毎年たくさんの花を咲かせてくれるのでとても楽しみになります。素焼きの鉢植えで、部屋でオンシジウムを育ててみるのはいかがでしょうか。
生育も早いオンシジウムはすぐに生長しますので、2年程で株分けもすることができます。たくさん増やすことができますので、オンシジウムでいっぱいの部屋など、とても素敵ではないでしょうか。
人に分けたりすることもできますし、華やかなかわいらしい黄色の花でいっぱいにしてみませんか。
オンシジウムの植え替えは失敗しない?注意点は
15〜30cmと小型で育てやすいオンシジウムですが、生育が早いので植え替える必要があります。
失敗しない植え替えの方法と注意点についてご紹介します。
失敗しない植え替えの方法と注意点についてご紹介します。
オンシジウムの植え替えはいつ、どう行う?
オンシジウムの植え替えは2年に1回ほどで行うのがオススメです。オンシジウムは生長が早く、鉢から白い根がはみ出すようになった場合には植え替えどきです。3月下旬〜4月上旬が植え替えにいい時期と言われています。
オンシジウムの植え替えの際には今まで植えていた鉢よりひと回りだけ大きな鉢を用意するようにします。あまり大きな鉢にすると水をたっぷり遣るようになって逆に根腐れの原因になりますので気を付けます。あえて少しだけ大きな鉢を用意して植え替えるのがオススメです。
そして今まで植えられていた状況と同じようにして植え替えるのがいい方法です。
オンシジウムの植え替えの際には今まで植えていた鉢よりひと回りだけ大きな鉢を用意するようにします。あまり大きな鉢にすると水をたっぷり遣るようになって逆に根腐れの原因になりますので気を付けます。あえて少しだけ大きな鉢を用意して植え替えるのがオススメです。
そして今まで植えられていた状況と同じようにして植え替えるのがいい方法です。
植え替えで失敗しないコツは?注意点は?
もし、植え替えようと根を抜いた際に植え替える鉢に入りそうにない場合はどうしたらいいか困りますよね。そうした場合は卵型や円筒形になっているオンシジウムの古いバルブ(偽球茎)の部分を取ってしまいましょう。
どんなに大きな鉢に植え替える場合も4.5寸くらいまでの鉢に納めるのがいい方法となっています。またオンシジウムの植え替えの際には必ず根が傷んでしまいますので、植え替えた後、1ヵ月程度は様子を見ながら水遣りをしましょう。いつもの半分程度を少しずつこまめに水を遣っていくようにします。根が育っていくのを待つまで水遣りに注意をするのが植え替え後のコツです。
どの植物も植え替え直後は根があまり水を吸えない状況ですのでそれを考慮して水遣りもするようにしましょう。
どんなに大きな鉢に植え替える場合も4.5寸くらいまでの鉢に納めるのがいい方法となっています。またオンシジウムの植え替えの際には必ず根が傷んでしまいますので、植え替えた後、1ヵ月程度は様子を見ながら水遣りをしましょう。いつもの半分程度を少しずつこまめに水を遣っていくようにします。根が育っていくのを待つまで水遣りに注意をするのが植え替え後のコツです。
どの植物も植え替え直後は根があまり水を吸えない状況ですのでそれを考慮して水遣りもするようにしましょう。
オンシジウムは植え替えの際も通常時も根腐れなどには注意!
オンシジウムは、植え替えの際もその後も根腐れをしないように注意をして鉢に植えなければなりません。根腐れを起こしやすい植物ですので常々気を付けるようにしましょう。
もともと水が好きなオンシジウムです。冬は特に水を遣り過ぎないように気を付けて根腐れに注意します。冬はコップ半分くらいの水を1回ほどやれば十分です。夏になると2〜3杯の水を遣るようにするなど、気温によって水遣りの差を付けるのがオンシジウムの水遣りのコツです。
また、バルブがしわしわになったら「根腐れ病」になっていることがあります。バルブの様子をしっかり見ておきましょう。
さらに葉っぱが茶色く水っぽくなってしまうことがあります。そうすると「軟腐病」です。オンシジウムは、よくこの「軟腐病」に掛かります。
こうした「根腐れ病」や「軟腐病」の症状が出たら、一度枯れた部分などを切り、根から取って根をきれいに洗って再度植え替えてください。根だけにしてたっぷりと水をかけてあげながら新しい根がまた出てくるように待ちます。
病気になったら根をきれいにして根だけをもとの鉢に植え替えるようにするといいと覚えておきましょう。
もともと水が好きなオンシジウムです。冬は特に水を遣り過ぎないように気を付けて根腐れに注意します。冬はコップ半分くらいの水を1回ほどやれば十分です。夏になると2〜3杯の水を遣るようにするなど、気温によって水遣りの差を付けるのがオンシジウムの水遣りのコツです。
また、バルブがしわしわになったら「根腐れ病」になっていることがあります。バルブの様子をしっかり見ておきましょう。
さらに葉っぱが茶色く水っぽくなってしまうことがあります。そうすると「軟腐病」です。オンシジウムは、よくこの「軟腐病」に掛かります。
こうした「根腐れ病」や「軟腐病」の症状が出たら、一度枯れた部分などを切り、根から取って根をきれいに洗って再度植え替えてください。根だけにしてたっぷりと水をかけてあげながら新しい根がまた出てくるように待ちます。
病気になったら根をきれいにして根だけをもとの鉢に植え替えるようにするといいと覚えておきましょう。
オンシジウムは害虫にも気を付けて
オンシジウムは、またナメクジやダニ、カイガラムシなどの害虫にも注意をする必要があります。特にナメクジは柔らかなオンシジウムの花茎を食べますので、花が咲かないようになってしまいます。新しい花茎が出るときには要注意です。
つぼみが出る頃には、今度はアブラムシに気を付けます。また、鉢をたくさん詰めて置いている場合にはカイガラムシが発生しやすくなります。カイガラムシは日陰で風通しが悪い環境で発生しますので風通しをよくして鉢同士も離しておくのが予防策としてオススメです。
これらの害虫について言えば、よく発生するのは耐寒性がないオンシジウムを外から室内に移動するときす。外気温が12度以下に寒くならなったらオンシジウムは室内に移しますが、この少し寒くなった秋頃が害虫に気を付ける時期です。
つぼみが出る頃には、今度はアブラムシに気を付けます。また、鉢をたくさん詰めて置いている場合にはカイガラムシが発生しやすくなります。カイガラムシは日陰で風通しが悪い環境で発生しますので風通しをよくして鉢同士も離しておくのが予防策としてオススメです。
これらの害虫について言えば、よく発生するのは耐寒性がないオンシジウムを外から室内に移動するときす。外気温が12度以下に寒くならなったらオンシジウムは室内に移しますが、この少し寒くなった秋頃が害虫に気を付ける時期です。
オンシジウムの植え替えはもとと同じ環境にして根腐れに注意!
いかがでしょうか。オンシジウムの植え替えは根が鉢からはみ出したらやるようにし、2年に1回ほどは行いましょう。
オンシジウムは水が好きですが、根腐れもしやすいという特徴をよく知った上で今までと同じような環境ができるように植え替えをするのが注意点です。
大きな鉢に植え替えてしまうことで水をたくさん遣らなければいけなくなり、根腐れなどを起こさないようにするのが一番です。根の環境を大事にしながらオンシジウムを植え替えてみませんか。
株分けで増やすことができるオンシジウムです。植え替えながら増やしていくのもいいでしょう。育てやすいオンシジウムですが、季節によって大きく水遣りに差をつけながら増やしていきましょう。
害虫や病気にかかりやすい点もよく知った上で注意をしながら育てていくのがコツです。花を長く楽しめ、香りも味わえるオンシジウムです。植え替えをしながら長くオンシジウムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。
オンシジウムは水が好きですが、根腐れもしやすいという特徴をよく知った上で今までと同じような環境ができるように植え替えをするのが注意点です。
大きな鉢に植え替えてしまうことで水をたくさん遣らなければいけなくなり、根腐れなどを起こさないようにするのが一番です。根の環境を大事にしながらオンシジウムを植え替えてみませんか。
株分けで増やすことができるオンシジウムです。植え替えながら増やしていくのもいいでしょう。育てやすいオンシジウムですが、季節によって大きく水遣りに差をつけながら増やしていきましょう。
害虫や病気にかかりやすい点もよく知った上で注意をしながら育てていくのがコツです。花を長く楽しめ、香りも味わえるオンシジウムです。植え替えをしながら長くオンシジウムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。