葉っぱみたいな花「アンスリューム」湿度管理など育て方のコツ
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アンスリュームは、サトイモ科らしい葉っぱの中に、黄色い芯が伸びている、赤いプラスチック製かと思うような花を咲かせます。
実は、黄色い芯のようなものの方が花で、赤いハート形のものは仏炎苞(ぶつえんほう)とよばれるガクで、赤の他にも、白、ピンク、緑、紫、茶色などもあります。
アンスリュームは、一度咲いた花は長く楽しめ、青々とした葉っぱも次々伸びてくる、管理もしやすい室内栽培向けの花です。
アンスリュームの魅力と育て方をご紹介していきましょう。
実は、黄色い芯のようなものの方が花で、赤いハート形のものは仏炎苞(ぶつえんほう)とよばれるガクで、赤の他にも、白、ピンク、緑、紫、茶色などもあります。
アンスリュームは、一度咲いた花は長く楽しめ、青々とした葉っぱも次々伸びてくる、管理もしやすい室内栽培向けの花です。
アンスリュームの魅力と育て方をご紹介していきましょう。
アンスリュームの品種は600種類
アンスリュームは600種も品種があり、気根を出して木に絡みつくものや、茎が伸びてくるものなど、いろいろあります。
アンスリュームはうっそうとした熱帯ジャングルの、大きな木の根元に生える植物なので、エアプランツのように60%前後の高湿度の状態を好み、直射日光は苦手です。
とても明るいところは苦手と言っても、暗すぎると花が咲かなくなるので、明るい室内で管理します。
アンスリュームはうっそうとした熱帯ジャングルの、大きな木の根元に生える植物なので、エアプランツのように60%前後の高湿度の状態を好み、直射日光は苦手です。
とても明るいところは苦手と言っても、暗すぎると花が咲かなくなるので、明るい室内で管理します。
アンスリュームの花殻摘み
アンスリュームの黄色い芯のような花は、小さな花が寄り集まって徐々に咲いていくので、だんだん色が薄くなり、先端まで咲いた後は緑色になって、実を付けるようになります。
花が終わって実になるころには仏炎苞も色が悪くなり、このまま実を育てると株全体が弱ってくるので、株元から終わった花を切り取って花殻摘みをします。
明るい室内に置いていると次の花も咲いてくるので、花殻摘みをして株をリフレッシュさせるとともに、新しい花に十分に日が当たってしっかり育つようにします。
花が終わって実になるころには仏炎苞も色が悪くなり、このまま実を育てると株全体が弱ってくるので、株元から終わった花を切り取って花殻摘みをします。
明るい室内に置いていると次の花も咲いてくるので、花殻摘みをして株をリフレッシュさせるとともに、新しい花に十分に日が当たってしっかり育つようにします。
アンスリュームの水管理は葉っぱと土で分けて
アンスリュームは、葉っぱがいつも潤っているような状態を好みますが、土がじめじめしているのは嫌いなので、土は乾燥気味で育てます。
空気中は湿度が高い状態を好むので、気が付いたときに葉の裏表に、水をかけるようにします。
毎日でも構いません。
葉水は葉を潤すとともに、ごみを取り除き、病害虫を予防します。
アンスリュームは土が湿っているのは嫌いなので、土に水やりする場合は乾燥気味に管理します。
指で触って、表面の土が乾いているのを確認したら、鉢底から水が流れ出るまで水やりし、鉢底に水がたまらないように注意します。
空気中は湿度が高い状態を好むので、気が付いたときに葉の裏表に、水をかけるようにします。
毎日でも構いません。
葉水は葉を潤すとともに、ごみを取り除き、病害虫を予防します。
アンスリュームは土が湿っているのは嫌いなので、土に水やりする場合は乾燥気味に管理します。
指で触って、表面の土が乾いているのを確認したら、鉢底から水が流れ出るまで水やりし、鉢底に水がたまらないように注意します。
寒いときアンスリュームは乾燥気味に管理して
アンスリュームは寒さに弱いため、冬場でも10℃以上の環境が必要で、冬に気温が低くなる場合、水を吸わなくなり、寒すぎると枯れてしまいます。
土はいつも以上に乾き気味に管理し、かなり乾いてから水やりするようにします。
この場合も、水のやり方は、鉢底から水が流れ出るまで水やりし、鉢底に水がたまらないようにしますが、夏場よりもかなり乾燥が進むまで乾かしておきます。
葉水は夏場ほど頻繁に与えなくても枯れませんが、ずっと葉水を与えないでいると埃がたまり、病害虫が付きやすくなるので、時々葉の裏表にたっぷりと水をかけるようにしましょう。
冬場でも17℃以上の室温がキープできる環境が維持できる場合は、アンスリュームも休眠せずに花を咲かせ続けるので、この場合は夏場と同じような管理方法をとるようにします。
土はいつも以上に乾き気味に管理し、かなり乾いてから水やりするようにします。
この場合も、水のやり方は、鉢底から水が流れ出るまで水やりし、鉢底に水がたまらないようにしますが、夏場よりもかなり乾燥が進むまで乾かしておきます。
葉水は夏場ほど頻繁に与えなくても枯れませんが、ずっと葉水を与えないでいると埃がたまり、病害虫が付きやすくなるので、時々葉の裏表にたっぷりと水をかけるようにしましょう。
冬場でも17℃以上の室温がキープできる環境が維持できる場合は、アンスリュームも休眠せずに花を咲かせ続けるので、この場合は夏場と同じような管理方法をとるようにします。
アンスリュームの植え替えと土
アンスリュームの開花期間である4~11月は、同時に生育期なので、この期間は植え替えに適しています。
鉢底から根が飛び出ている時・株が鉢いっぱいの時、植え替えサインが出ています。
古い土と一緒に傷んだ根や伸びすぎた根を取り除き、傷んだ葉っぱも取り除いてから、一回り大きな鉢に新しい土で植え替えるようにします。
アンスリュームを普通の培養土で育てると過湿になりやすいので、赤玉土・パーライト・バーミキュライトを等量混ぜたものや、アンスリューム専用の土、ミズゴケ、ヤシ殻などで育てます。
ミズゴケのみで育てる場合、ミズゴケが変色しやすいので、汚い色になってきたら取り替えるようにしましょう。
鉢底から根が飛び出ている時・株が鉢いっぱいの時、植え替えサインが出ています。
古い土と一緒に傷んだ根や伸びすぎた根を取り除き、傷んだ葉っぱも取り除いてから、一回り大きな鉢に新しい土で植え替えるようにします。
アンスリュームを普通の培養土で育てると過湿になりやすいので、赤玉土・パーライト・バーミキュライトを等量混ぜたものや、アンスリューム専用の土、ミズゴケ、ヤシ殻などで育てます。
ミズゴケのみで育てる場合、ミズゴケが変色しやすいので、汚い色になってきたら取り替えるようにしましょう。
アンスリュームの肥料
アンスリュームは、気温が低いときに肥料を与えると根が傷みやすいので施肥しません。
アンスリュームに施肥する場合、生育期の4~11月は月1回程度、水の代わりに液体肥料を与えるようにします。
アンスリュームに与える液体肥料は、既定の濃度よりも薄めたものを使いましょう。
濃い肥料を与えると根がダメージを受けます。
アンスリュームの肥料には、胡蝶蘭程度の薄い肥料が適しています。
肥料を全く与えなくても明るい場所で、葉水をしっかり与えていれば花もよく咲き、元気に育ちます。
緩効性化成肥料を月1回、株もとに置く方法もおすすめです。
有機質の肥料を与えると、コバエなどが発生しやすくなるので、室内栽培するアンスリュームには適していません。
アンスリュームに施肥する場合、生育期の4~11月は月1回程度、水の代わりに液体肥料を与えるようにします。
アンスリュームに与える液体肥料は、既定の濃度よりも薄めたものを使いましょう。
濃い肥料を与えると根がダメージを受けます。
アンスリュームの肥料には、胡蝶蘭程度の薄い肥料が適しています。
肥料を全く与えなくても明るい場所で、葉水をしっかり与えていれば花もよく咲き、元気に育ちます。
緩効性化成肥料を月1回、株もとに置く方法もおすすめです。
有機質の肥料を与えると、コバエなどが発生しやすくなるので、室内栽培するアンスリュームには適していません。
育ちすぎたアンスリュームの仕立て直し
アンスリュームを長く育てて株全体が大きくなってくると、茎が伸びて花も葉も上の方になり、下の茎が長い上に気根だらけになってきます。
このような育ちすぎたアンスリュームは、仕立て直してリフレッシュさせることができます。
生育期に入るころの4月頃が仕立て直しの適期です。
葉のついている部分を切り落として新しい鉢に仕立て直し、残った茎の部分も新しい鉢に仕立て直して育てます。
花をつけたまま、気根が何本かついている位置でカットしたものを、バランスよく寄せ集めて新しい鉢に植えなおし、ひとつの鉢に仕上げます。
複数の鉢にしても構いません。
傷んだ葉や終わっている花は取り除いてから使うようにします。
残った茎の部分は、鉢を外して、伸びすぎた根や傷んだ根を古い土とともに取り除き、新しい土で一回り大きな鉢を使って育てるようにします。
アンスリュームは生育旺盛なので、どんどん新しい葉や花が伸びてきて、茎だけになったものも、すぐに新しい葉や花を楽しめるようになります。
このような育ちすぎたアンスリュームは、仕立て直してリフレッシュさせることができます。
生育期に入るころの4月頃が仕立て直しの適期です。
葉のついている部分を切り落として新しい鉢に仕立て直し、残った茎の部分も新しい鉢に仕立て直して育てます。
花をつけたまま、気根が何本かついている位置でカットしたものを、バランスよく寄せ集めて新しい鉢に植えなおし、ひとつの鉢に仕上げます。
複数の鉢にしても構いません。
傷んだ葉や終わっている花は取り除いてから使うようにします。
残った茎の部分は、鉢を外して、伸びすぎた根や傷んだ根を古い土とともに取り除き、新しい土で一回り大きな鉢を使って育てるようにします。
アンスリュームは生育旺盛なので、どんどん新しい葉や花が伸びてきて、茎だけになったものも、すぐに新しい葉や花を楽しめるようになります。
アンスリュームは挿し木・取り木で増やして
アンスリュームは挿し木や取り木でも増やすこともできます。
挿し木で増やす場合は、伸びすぎた枝を切り落としたものを10cmくらいに切って挿し穂にして、湿らせたバーミキュライトなどに挿して育てます。 新しい葉が伸びてくるまで水が切れないように注意しましょう。
新しい葉が伸びてきたら、根を傷めないように注意しながら、新しい鉢に仕立て直して育てます。
取り木する場合は、伸びすぎた枝の、葉っぱのない部分に、水を含ませて絞ったミズゴケを麻ひもなどで巻き付けておき、根が伸びてきたらミズゴケの下で切りとって、ミズゴケのついたままの状態で新しい鉢に植え付けて育てます。
すでに気根が大きく伸びている場合は、気根が何本か残るような位置で切り落とし、すぐに植えて育てます。
取り木や気根がすでについている時は、挿し木と違ってすでに根が育っているので、簡単に根付きます。
挿し木で増やす場合は、伸びすぎた枝を切り落としたものを10cmくらいに切って挿し穂にして、湿らせたバーミキュライトなどに挿して育てます。 新しい葉が伸びてくるまで水が切れないように注意しましょう。
新しい葉が伸びてきたら、根を傷めないように注意しながら、新しい鉢に仕立て直して育てます。
取り木する場合は、伸びすぎた枝の、葉っぱのない部分に、水を含ませて絞ったミズゴケを麻ひもなどで巻き付けておき、根が伸びてきたらミズゴケの下で切りとって、ミズゴケのついたままの状態で新しい鉢に植え付けて育てます。
すでに気根が大きく伸びている場合は、気根が何本か残るような位置で切り落とし、すぐに植えて育てます。
取り木や気根がすでについている時は、挿し木と違ってすでに根が育っているので、簡単に根付きます。