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ペチュニアの増やし方は

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ペチュニアは、好きで育てている人も多い花ではないでしょうか。何より開花期間が3月〜11月と長いのが人気の秘密ですよね。

そんなペチュニアをたくさん増やして育てたいという人もいるでしょう。どうやって増やしたらいいのでしょうか。増やし方のコツについて詳しくご紹介します。

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ペチュニアの人気はどこから

ペチュニアは、初心者にも育てやすい花です。そんなペチュニアですが、割と最近の1985年から、種から挿し芽でも増やせる系統が増えてきました。

雨にも強く、病気に割と強い、大きく育つ品種が改良されたことから、あらためて人気が出てきたペチュニアです。

そのことによって、ヨーロッパの石畳の通り沿いの家々の窓辺にも飾られるようになりました。ハンギングバスケットなどで大きくこんもりと育てられ、雨にも丈夫なペチュニアが人気になったのです。また、成長が早いのも人気の秘密です。

花色も赤、ピンク、青、紫、白、黄、複色とカラフルな色が揃い、しかも長く咲いてくれますので窓辺を飾るにはとても嬉しい花となっています。

ペチュニアの冬越しは可能?

このように人気のきっかけは、挿し芽でも簡単に増やすことができるようになってからですが、やはり冬の寒さに弱いペチュニアです。

3月〜11月まで花を咲かせてくれますが、寒くなると枯れてしまうのが通常です。特に関東より北の寒い地方ですと冬越しが難しい植物です。南アメリカ中東部亜熱帯から温帯が原産地ですので耐暑性は普通ですが、耐寒性がありません。

ペチュニアは、関東より北では一年草、南の方では多年草と言われています。暖かい地方では、霜や0度以下に注意をすることで冬越しをすることが可能となっています。

冬には切り戻しを

冬は切り戻しをしてあげることで、暖かい地方ならば冬越しをすることができます。株に元気があるうちに切り戻しをして冬に備えるようにしましょう。

その際に葉を少し残しておくことで、脇芽が出てくるようになります。葉を残しながら切り戻しましょう。そして、0度以下になるようでしたら、室内に入れて冬越しをするようにします。

そうすると、何年かは冬越しをしてくれるペチュニアです。やがて冬越しができないように弱ってきた場合には、春の新芽を挿し芽にするのもおすすめです。

挿し芽をして増やす方法がおすすめ

挿し芽を冬にして、挿し芽で冬越しをするのもいい方法です。そうすることで、多年草としてずっと育てていくことができます。

ただ、何年かすると、病気にもかかりやすくなり、株も弱ってきますので、そうなったら新しい苗に植え替えるのもいいでしょう。

ペチュニアを病害虫から守るには

そんな病気に弱いペチュニアを病害虫から守るのが、ペチュニア自身の葉であることを知っていますか。

ペチュニアの葉っぱは特徴的で、細かな毛が生えていて、触ってみるとベタベタしています。そのベタベタが実は、ペチュニアを病害虫から守る役目をしています。

ペチュニアは、雨が続くと灰色かび病を発生させます。花がらや枯葉もきちんと摘んでいかないと灰色かび病になります。泥はねなどもしないように水遣りをすることが必要なのですが、そんなデリケートな葉を自らの形状で守っていたのですね。

雨に強い品種なども人気のペチュニアです。

また、長く育てる場合は、ペチュニアにはアブラムシが付いてウイルス病を発症しますのでよく気を付けましょう。

夏も気を付けて

また、ペチュニアは梅雨から夏の季節は、やはり雨や暑さで株が痛みやすくなります。夏にそれほど弱くはないのですが、花や葉の姿が少し乱れてきます。

この時期は花がら摘みも、より頑張って行うことが大切です。そして、切り戻しをしながら長く花を咲かせることも大切です。

増やす方法は種まきと挿し芽

最後にペチュニアを増やす方法について、再度ご紹介しますと、種まきと挿し芽で増やすことができます。

種まきの場合には、3月〜5月の春と、寒くなるまでの9月が種まきの時期です。9月にまいた場合には、冬越しをさせることになりますので、室内などの暖かい所で冬越しをさせましょう。そして、春に植え付けを行います。

挿し芽で増やす場合は、3月〜7月または9月〜10月が良く、真夏と冬を避けて行います。春の新芽を挿したり、冬越しの前に切り戻して挿し芽をしましょう。この場合は、挿し芽の状態で冬を迎えますので室内でこちらも冬越しさせます。

ペチュニアを増やすには寒さに気を付けて

いかがでしょうか。寒さが苦手のペチュニアを増やすには、種まきにしろ、挿し芽にしろ、寒さ対策が必要です。室内で育てたりしながら、頑張って冬越しをさせましょう。

花の期間が長く、ずっと咲いてくれるペチュニアです。カラフルな色を揃えたり、ハンギングバスケットなどにしてたくさん飾ってみたいですよね。

ヨーロッパの真似をしてベランダにたくさん飾るのも華やかでいいでしょう。ペチュニアをたくさん増やして、花でずっと彩られているのは素敵ですよね。

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