いつまでも輝きを保つワイヤークラフトアクセサリーのお手入れ方法

ワイヤークラフトアクセサリーは、その素材によって水洗いできるもの・乾拭きでなければならないもの・専用のクリーナーが用意されているものなどがあり、お手入れ方法もそれぞれに異なります。素材にあったお手入れをしましょう。

天然石などが使われているアクセサリーの場合、水やクリーナーが触れたり研磨剤でこすったりしてしまうと石を傷めてしまう恐れがあります。慎重にワイヤーの部分のみをお手入れしてください。

また、柔らかいワイヤーや細いワイヤーが使われている場合は力を入れすぎると変形や破損の原因になります。手入れの際は優しく取り扱うようにしましょう。

メッキ加工されているものや、アコースティックワイヤーのように表面がポリウレタンなどで加工されているワイヤーは、研磨剤で磨いてしまうとせっかくのメッキやコーティングが剥がれてしまいます。

使用後には柔らかい乾いた布（クロス）で優しく拭いてください。毎日のお手入れが長持ちの秘訣です。

金属磨き用のクロスの中には研磨剤入りのものもありますので、使用するクロスに研磨剤が含まれていないかどうかもよく確認しましょう。

シルバーは、水洗いや柔らかい布で乾拭きをしてから、研磨剤が含まれた専用のクロスで優しく磨くと輝きを取り戻します。特に化粧品や皮脂の汚れが気になるときは、中性洗剤で洗ってから柔らかい布でしっかりと水気を拭き取り、専用のクロスで仕上げましょう。

それでも取れない頑固な汚れや傷がある場合は、液状またはクリーム状の金属クリーナーが市販されていますので、それを利用します。クリーナーによっては天然石などがついていても使用できるものもあるようです。

14Kゴールドフィルド（14KGF）は、水か水で薄めるか泡立てた中性洗剤（泡タイプの洗顔フォームでも大丈夫です）で優しく洗い、ペーパータオルなどでしっかりと水気を拭き取ったあとセーム革などの柔らかくて毛足のないクロスで優しく磨き上げます。ゴールドの層に傷がついたり剥がれたりしてしまいますので、研磨剤が使用されたクロスは絶対に使用しないでください。黒ずみがひどい場合は、ジュエリークリーナーを使用すると良いでしょう。

また、長期間使用しない場合は乾燥剤とともにジップ袋に入れ、しっかりと空気を抜いておくと輝きが長持ちします。

アクセサリーに使用されているストーンも徐々にくすんできてしまいますので、こまめにお手入れをしましょう。
基本的には柔らかい布で優しく乾拭きすれば十分です。水洗いは不可能ではありませんが、ストーンの穴に入った水を完全に拭き取るのは難しく、自然乾燥させるとその穴に通っているワイヤーに悪影響を与えてしまう恐れがあるためおすすめしません。
パワーストーンの力を取り戻したいという人は、その後それぞれの石にあった浄化を行えば良いでしょう。

ワイヤーの素材別にお手入れ方法をご紹介してきましたが、ワイヤークラフトアクセサリーの輝きを長く保つためにはそれ以上に日々の使い方や保管方法が重要になってきます。

細かな部分に水や石鹸の成分、皮脂などが入り込んでしまうので、手を洗うときや入浴時には必ずワイヤークラフトアクセサリーを外しましょう。温泉や海水浴も同様です。

身につけたアクセサリーには、必ず皮脂や汚れが付着しています。使用後は毎日全体を優しく乾拭きして綺麗にしましょう。

アクセサリーは飾って置いておきたいという人も多いですが、外気に触れる時間が増えるほど劣化が早くなります。保管するときにはジップ袋やアクセサリーボックスに入れて湿度の低い場所でできるだけ外気にさらさずに保管するようにしましょう。

日々積み重ねこそが長持ちの秘訣です。特に毎日乾拭きするのは面倒くさいと思われるかもしれませんが、そんなに時間のかかる作業ではありませんし、ルーティンになってしまえば苦になりません。毎日のメイクやスキンケアと同様に、ワイヤークラフトアクセサリーを身につける上での当然の作業として習慣化していきましょう。
そして、いつまでも美しい輝きを放つワイヤークラフトアクセサリーを楽しんでください。