触ったら葉が閉じてお辞儀するオジギソウを育てよう
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オジギソウは、小さな葉がたくさん並んだ葉っぱに触ると、広げていた葉っぱを閉じて、茎の付け根から折れたように垂れ下がってしまう習性があります。
植物なのに、動物のような動きをするので、夢中になって触ってしまうことがあります。
オジギソウは柔らかい葉っぱがついていますが、茎に鋭いトゲが付いているので、うっかりすると刺さってしまいます。
ポンポンのようなかわいいピンクの花も咲かせるオジギソウの魅力と育て方をご紹介していきましょう。
植物なのに、動物のような動きをするので、夢中になって触ってしまうことがあります。
オジギソウは柔らかい葉っぱがついていますが、茎に鋭いトゲが付いているので、うっかりすると刺さってしまいます。
ポンポンのようなかわいいピンクの花も咲かせるオジギソウの魅力と育て方をご紹介していきましょう。
オジギソウがお辞儀する秘密
オジギソウの葉っぱに触ると、広げていた小さな葉っぱがすぐに閉じてしまい、茎の付け根から折れたように垂れ下がっていきます。
その動きは以外に俊敏なので、植物ではなく動物のように見えます。
オジギソウは、誰も触っていなくても夜になると、広げていた葉っぱを閉じて、茎の付け根から折れたように垂れ下がってしまいます。
それ以外にも、熱を受けたり、強い光を当てたり、振動や風を受けてもオジギソウは葉っぱを閉じてしまい、茎の付け根から折れたように垂れ下がっていきます。
オジギソウは葉の付け根に、水をためた細胞が上下に2つついています。
葉が触られたりして刺激を受けると、下の細胞の水分が上の細胞へ移動してしまい、下の細胞が縮んでしまうために、葉が閉じられて垂れ下がってしまいます。
水分がまた下の細胞に戻っていくと、もとに戻りますが、戻っていくスピードは閉じていくスピードに比べると、とてもゆっくりになります。
夜に閉じたオジギソウの葉っぱも、朝が来ると徐々に開いていき、上を向くようになります。
その動きは以外に俊敏なので、植物ではなく動物のように見えます。
オジギソウは、誰も触っていなくても夜になると、広げていた葉っぱを閉じて、茎の付け根から折れたように垂れ下がってしまいます。
それ以外にも、熱を受けたり、強い光を当てたり、振動や風を受けてもオジギソウは葉っぱを閉じてしまい、茎の付け根から折れたように垂れ下がっていきます。
オジギソウは葉の付け根に、水をためた細胞が上下に2つついています。
葉が触られたりして刺激を受けると、下の細胞の水分が上の細胞へ移動してしまい、下の細胞が縮んでしまうために、葉が閉じられて垂れ下がってしまいます。
水分がまた下の細胞に戻っていくと、もとに戻りますが、戻っていくスピードは閉じていくスピードに比べると、とてもゆっくりになります。
夜に閉じたオジギソウの葉っぱも、朝が来ると徐々に開いていき、上を向くようになります。
オジギソウはブラジル原産の多年草
オジギソウは、春に種をまいて、冬に枯れてしまうことから、「春まき一年草」とされていますが、原産地のブラジルでは毎年花を咲かせる多年草なので、「一年草扱い」されている多年草の一つです。
日本国内では、沖縄などで、帰化植物としてあちこちに生えていますが、東南アジアなどでも帰化植物として繁殖しています。
オジギソウは寒さに弱いために、冬に枯れてしまいますが、室内に取り込んで温かく日当たりの良い場所で管理すると、越冬させることも可能です。
とはいえ、春に種をまくとオジギソウは簡単に発芽するし、こぼれ種でも育つので、手間のかかる越冬処理をする人は稀です。
冬に枯れてしまったときも、こぼれ種で春に発芽することがあるので、冬枯れたからと言ってすぐに処分してしまわないで、春になるまで様子を見ましょう。
オジギソウが日本に入ってきたのは、江戸時代(天保14年)と非常に古く、長く愛されてきた植物です。
繊細な葉と花をつけるので、全体的に優しい雰囲気の花ですが、茎には鋭いトゲが多数ついているので、取扱には注意が必要です。
すぐにお辞儀する姿が可愛いからと、何度もお辞儀させてばかりいると、オジギソウが弱って枯れてしまうことがあるので、オジギソウの元気が無いときは触りすぎないようにしましょう。
日本国内では、沖縄などで、帰化植物としてあちこちに生えていますが、東南アジアなどでも帰化植物として繁殖しています。
オジギソウは寒さに弱いために、冬に枯れてしまいますが、室内に取り込んで温かく日当たりの良い場所で管理すると、越冬させることも可能です。
とはいえ、春に種をまくとオジギソウは簡単に発芽するし、こぼれ種でも育つので、手間のかかる越冬処理をする人は稀です。
冬に枯れてしまったときも、こぼれ種で春に発芽することがあるので、冬枯れたからと言ってすぐに処分してしまわないで、春になるまで様子を見ましょう。
オジギソウが日本に入ってきたのは、江戸時代(天保14年)と非常に古く、長く愛されてきた植物です。
繊細な葉と花をつけるので、全体的に優しい雰囲気の花ですが、茎には鋭いトゲが多数ついているので、取扱には注意が必要です。
すぐにお辞儀する姿が可愛いからと、何度もお辞儀させてばかりいると、オジギソウが弱って枯れてしまうことがあるので、オジギソウの元気が無いときは触りすぎないようにしましょう。
オジギソウの種まきは暖かくなってから
オジギソウは苗も販売されていますが、種からも簡単に栽培できる植物です。
種の発芽適温は25〜30℃と高めなので、気温がしっかりと高くなってから種まきしましょう。
オジギソウの種は皮が厚いので、60℃のお湯につけて皮をふやかしてから種まきしたほうが、発芽率が高くなります。
オジギソウは移植を嫌う植物なので、育てる場所に種を直まきするようにしましょう。
苗を購入したときなどは、ポットを外したら根をいじらず、そのまま植え付けるようにします。
土の上にパラパラまいて、種まきしますが、予め種をまくところに水をしっかりやっておいてから種まきすると、種まきの後から水やりしなくてすむので、種が水で流れて行かずにすみます。
オジギソウは日当たりを好む植物なので、地植えにするときは日当たりの良い場所に植えましょう。
種の発芽適温は25〜30℃と高めなので、気温がしっかりと高くなってから種まきしましょう。
オジギソウの種は皮が厚いので、60℃のお湯につけて皮をふやかしてから種まきしたほうが、発芽率が高くなります。
オジギソウは移植を嫌う植物なので、育てる場所に種を直まきするようにしましょう。
苗を購入したときなどは、ポットを外したら根をいじらず、そのまま植え付けるようにします。
土の上にパラパラまいて、種まきしますが、予め種をまくところに水をしっかりやっておいてから種まきすると、種まきの後から水やりしなくてすむので、種が水で流れて行かずにすみます。
オジギソウは日当たりを好む植物なので、地植えにするときは日当たりの良い場所に植えましょう。
オジギソウは水はけの良い土で肥料は控えめに
オジギソウは水はけの良い土を好むので、市販の培養土でも構いませんが、排水性を向上させるために、培養土に赤玉土や、バーミキュライト・パーライトなどをブレンドした土を用いるのもおすすめです。
オジギソウの水やりは、表面の土が乾いてきたらたっぷりと与えます。
オジギソウは肥料分が多いと花を咲かせないことがあるので、花を咲かせたり、種を取りたいときは特に、生育期間中、肥料はほとんどあたえる必要がありません。
培養土で育てる場合、含まれている肥料分だけでも十分すぎるくらいです。
オジギソウの水やりは、表面の土が乾いてきたらたっぷりと与えます。
オジギソウは肥料分が多いと花を咲かせないことがあるので、花を咲かせたり、種を取りたいときは特に、生育期間中、肥料はほとんどあたえる必要がありません。
培養土で育てる場合、含まれている肥料分だけでも十分すぎるくらいです。
オジギソウはピンクの花が咲いて実がなる
オジギソウを育てていると、7〜10月、ピンクのポンポンのような2cmくらいのかわいい花が咲きます。
丸い球状の花は一つの花に見えますが、小さな筒状の花が寄り集まって一つになっています。
花が終わると、毛が生えたさやの豆ができ、その中に種が出来るので、種を取ることができます。
さやについた毛は、剛毛です。
さやが茶色くなってきたら、さやごと種を取り、陰干ししておき、さやがカラカラに乾いてきたら豆を取り出して、ジッパー付き袋に入れて、種まきシーズンが来るまで冷蔵庫に保存しておきましょう。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。
丸い球状の花は一つの花に見えますが、小さな筒状の花が寄り集まって一つになっています。
花が終わると、毛が生えたさやの豆ができ、その中に種が出来るので、種を取ることができます。
さやについた毛は、剛毛です。
さやが茶色くなってきたら、さやごと種を取り、陰干ししておき、さやがカラカラに乾いてきたら豆を取り出して、ジッパー付き袋に入れて、種まきシーズンが来るまで冷蔵庫に保存しておきましょう。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。