ガーデニング

きれいなオリヅルランを育てるコツは?

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オリヅルランをたくさん育てて楽しんでいる人を見かけますよね。オリヅルランのきれいな葉はとても魅力的で人気があります。
オリヅルランをきれいに育てるコツを詳しく見てみませんか。

オリヅルランにはどんな特徴がある?

まずはオリヅルランにはどんな特徴があって、きれいに育てるにはどうしたらいいかをご紹介します。

オリヅルランは、アフリカやインドなどの熱帯地方が原産の多年草です。細長い葉が根っこ近くから根出状でたくさん放射状に優雅に出ますので、熱帯植物という印象よりも優しい印象ですよね。

細い葉には、緑色に白が入っていてきれいです。よく鉢をたくさん吊って、ぶら下げて育てている姿を見かけることも多いのではないでしょうか。きれいに垂れ下がる葉っぱは鑑賞するのが楽しみです。30cm以上も葉が広がることがあり、見事なオリヅルランとなります。

また、特徴としては、ランナーという細い茎が伸びていって、その先に可愛らしい子株が付くこともオリヅルランの楽しみです。

オリヅルランの育て方は?

ここで、そんなオリヅルランの詳しい育て方をご紹介していきます。オリヅルランは、繊細な葉っぱをしていますが、丈夫で割と育てるのが簡単なので、初心者が育てるのにもおすすめです。

オリヅルランは、耐寒性はやや弱く、耐暑性は強いのが特徴です。日陰でも育ち丈夫です。寒さが厳しい地域では鉢植えなどにして冬は室内に入れるようにすると育てやすいでしょう。常緑性なので冬もきれいな緑を見せてくれるのが嬉しいですよね。

また、多年草なので長く楽しめるのがいい点です。下葉が茶色くなってきて枯れてきた場合には、株元から切り取って世話をしてあげるときれいに保てます。

高さは、5cm程度から大きくなると30cmにもなり、吊り鉢にして垂らして楽しんでいる人も多くいますよね。

また、乾燥に強く、水はけのいい土に植えるといいでしょう。腐葉土を多く混ぜ、水はけがいいようにするのがコツで、例えば赤玉土小粒5:腐葉土3:軽石小粒2などの配合がおすすめです。

気になる「オリヅルラン」の名前の由来

ところで、「オリヅルラン」という名前も気になりますよね。「オリヅルラン」という名前は、葉はランの葉の形に似ているので「ラン」と付いているのですが、「オリヅル」は子株の形が折り鶴に似ているからと言われている説があります。また中には花の形から来ているという説もあって、興味深いものです。

そんなオリヅルランの花を見たことがある人は意外と少ないようです。オリヅルランはどんどん成長していくにつれてランナーを伸ばしていき、そのランナーの先に小さな花が付きます。3年ほど育ててやっと咲いたという人もいて、白い花が咲き、清楚で細長い花弁が広がった様子はまさにツルのようです。春から秋にかけて咲くことが多いようですが、一日で花はしぼんでしまいます。それであまり見たことがないという人もいるようです。

オリヅルランはどんどん増やせるのがいい点!

オリヅルランのいい点は、白い細長いランナーがあちこちにどんどん伸びる点ですよね。見た感じも可愛くて、このランナーの先に付いた子株から、また増やしていけるのがオリヅルランの楽しみです。

子株を切り取って、根が既に長く生えていた場合にはそのまま植えつけることもできます。また、水に漬けてもっと根を伸ばした後に土に植えるのもいいでしょう。簡単に増やせるのがオリヅルランのいい所でもあります。

よく吊り鉢にしたオリヅルランをいくつも増やしているという人も見かけますよね。吊り鉢にして増やせば、あまり場所を取らずに増やすこともできて素敵ですね。

こうした株分けは、できるならば5月~9月の気候がいい時期にやるのがおすすめです。ランナーの先に子株が付いたら、株分けしてあげて、元の株の負担を軽くしてあげるようにするといいでしょう。

オリヅルランは水栽培も可能!

また、オリヅルランは、水栽培でも育てることができます。水栽培ですと、根が伸びていく様子が観察できますので、管理もしやすくなりますね。子株などを水栽培で育ててみるのもいいでしょう。

水栽培をしたものをプラントハンガーで吊るして楽しむ方法もあります。土を部屋に持ち込まなくてすむのも一つの魅力です。いろいろな方法で栽培してみることができます。

オリヅルランは育て方も増やし方も楽しい!

オリヅルランの育て方とともに簡単に増やせることをご紹介しました。オリヅルランは、熱帯地方が原産ですが育てやすい多年草です。見た目の繊細な雰囲気にも関わらず、意外と丈夫でよく茂ってくれます。

日陰でも育ち、常緑性で冬もきれいな緑に白が入った葉を堪能することができるのも魅力です。子株ができる様子も可愛くて、また増やすのも簡単で楽しいオリヅルランです。元気できれいなオリヅルランをたくさん増やすことができたら嬉しいですね。増やして人にあげたりしても喜ばれるオリヅルランです。

監修:トマト

毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。

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