オレンジ色の花で庭を埋めたいならおすすめは？

オレンジ色の花でおすすめの花と言えば、どんな花を思い浮かべるでしょうか。「マリーゴールド」などは初心者でも育てやすい花として園芸店でもよく見かけます。

「マリーゴールド」の良さは6月～10月と長く花を楽しめることです。春から苗が売られていますので購入して育ててみるといいでしょう。「フレンチマリーゴールド」などがオレンジ色をしている品種です。

「マリーゴールド」は、冬には枯れるため一年草として扱われますので毎年植える必要がありますが、「マリーゴールド」を植えると、独特のにおいのために害虫対策にもなります。「コンパニオンプランツ」となる点でもメリットがあって好まれています。

多年草のオレンジ色の花を植えたいならば「ガーベラ」などもおすすめです。ガーベラはいろいろな色がありますが、オレンジの「ガーベラ」は可愛らしくて明るい印象です。春と秋に花が咲き、日当たりが悪いと花が咲かないことがありますので注意をしましょう。

耐寒性も耐暑性もあるのですが、風通しと水はけよく育てることが大切です。多湿になったり、雨が続いたりすると病気が出やすいので気を付けて、病気にならないようにしましょう。

「ガーベラ」と同じキク科の「ルドベキア」も丈夫で育てやすくておすすめです。花は「ガーベラ」にも似た印象ですが葉が菊に近い雰囲気ですよね。春に植えて7月～10月までと長く咲き続けるのが嬉しい花です。

ここまでご紹介した「マリーゴールド」も「ガーベラ」も「ルドベキア」も同じキク科です。キク科にはオレンジ色が特徴的なものが多い印象も受けます。

春のオレンジの花と言えば、「ポピー」もおすすめです。春風にそよぐ「ポピー」の花も可愛らしいですよね。秋から早春までに苗を植えると春の到来とともに4月～6月に花が咲き庭をパッと明るくしてくれます。

「ポピー」は、耐寒性はありますが、暑さには弱い花ですので気を付けましょう。また、「ポピー」はある程度たくさん植えると草丈も60cm～100cmと大きくなり、見栄えがします。最近ではよくポピー園などもあって人気ですよね。

オレンジ色のバラも華やかで優雅ですよね。四季咲きのバラで長く楽しんでみるのもいいでしょう。木立ち性ですと「アシュラム」など濃いオレンジの花色が四季咲きで楽しめます。切り花としても鑑賞できるのもいい点ですよね。

つるバラの「ロイヤルサンセット」なども四季咲きで可愛い印象です。耐寒性も耐暑性もあり、玄関や塀をオレンジで覆うのも明るい印象になります。バラは、オレンジ色も様々な色の品種がありますので、お好みに合わせて選んでみるとおすすめです。

鉢植えでも楽しめるものとして、ラナンキュラスもバラに似た華やかさがあっておすすめです。秋に植えつけ、3月～5月に開花する球根植物で、耐暑性が弱いのですが、育て方は普通です。春の庭を飾る植物として植えてみませんか。

ただし、酸性土壌を嫌いますので最初に苦土石灰などを土に混ぜておくことが必要です。多年草で分球によって増やしていくことも可能ですので上手に育てて増やせるといい花です。

可愛らしい小さな花のオレンジならば「ランタナ」もおすすめです。ランタナは5月～10月と長く咲いてくれ、0.3～2mと割と大きくなる常緑の木です。花がない時もいいでしょう。

ランタナは、「ランタナ・カマラ」などは黄色の花が時とともにオレンジに変化するなど七変化する花と言われています。とてもきれいな色の変化をしますので変化を見ているのも楽しみですね。

また、「コバノランタナ」は花などがやや小さめです。こちらはずっと同じ色なのですが、きれいなオレンジが魅力です。匍匐性もあるためにハンギングしたり、塀に這わせたりして育てることができます。ハンギングや塀などで飾ると目立っていいですね。

オレンジ色の花についてご紹介しましたが、オレンジ色の花と一緒に植えると相性がいい色は白やクリーム色、黄色などの近い色や黄緑などの色も一緒に植えるといいでしょう。

オレンジ色の花は少し庭にあるだけでアクセントになって庭が華やぎます。もちろんたくさん植えてオレンジ色で庭を埋めるのも素敵です。春、夏、秋、冬といつの季節もそれぞれの季節に咲くものを植えたり、四季咲きのものを植えたりもおすすめです。気分も明るくなるオレンジ色の花で庭を飾ってみませんか。

監修：トマト

毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。