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冬の青森 冬の風物詩! 八戸えんぶりで迫力満点の舞を楽しむ

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国の重要無形民俗文化財にも指定されている郷土芸能「八戸えんぶり」が、今年も2月17日から催されます。「八戸えんぶり」は横手かまくらや弘前城雪燈籠まつりとともに、「みちのく5大雪まつり」に数えられている八戸市の歴史ある伝統行事です。

春を呼ぶ郷土芸能「八戸えんぶり」を観に、冬の青森へ

寒さ厳しい青森県八戸市では、毎年決まって2月17日〜20日に「八戸えんぶり」という郷土芸能が催されます。「八戸えんぶり」とは、八戸地方に春を呼ぶ豊年祈願の民俗芸能で、およそ800年前から始まったとされる歴史ある行事です。「八戸えんぶり」という名称は田の土をならす農具である「えぶり」や“ゆすぶり”を意味する「いぶり」に由来すると言われており、冬の間眠っている田の神様を揺さぶり起こし、魂を込める儀式だと伝えられているそうです。

えんぶりは「旗持ち」や「親方」「お囃子」など1組20名ほどで構成されます。その中心となるのが「太夫」と呼ばれる舞手で、烏帽子をかぶり稲作の様子を歌と踊りで演じます。

「八戸えんぶり」の開催期間中は、1日中市内のさまざまな場所で力強い舞を見物できます。観覧無料の会場もあるので、ぜひ迫力満点の八戸えんぶりを観に訪れてみてください。

八戸えんぶり
開催期間:2019年2月17日(日)〜20日(水)
開催場所:長者山新羅神社、八戸市中心街、市庁前市民広場、八戸市公会堂、更上閣など市内随所
参考サイト:https://hachinohe-kanko.com/10stories/hachinohe-enburi (八戸市観光情報サイト 八戸観光Navi)

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