クラフト

収納にもお出掛けにも!エコクラフトで作るかご&バッグ

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「エコクラフト」という紙バンドで、オリジナルのかごやバッグを作ってみませんか?軽くて丈夫で、お出かけだけでなくインテリアにも最適です。

エコクラフトとは?

エコクラフトとは、紙製のテープを使って様々な雑貨を作る手芸で、元々は米袋の口を閉じるために使用されていた紙紐が期限と言われています。お米やさんで紙袋に入ったお米を買ったことのある人なら「あれのことか」とピンとくるかもしれません。現在でも穀物の袋や牛乳パックなどからできた再生紙が使われているため、非常に「エコ」な「クラフト」です。

竹や藤といった天然素材よりも柔軟性があり加工しやすいため、その道の職人でなくても雑貨作りが楽しめることからナチュラルなテイストを好む女性を中心に人気を集め、現在では色々なメーカーからたくさんの書籍や関連商品が販売されています。カラーバリエーションも非常に豊富。かごやバッグを作る人が多いですが中にはエコクラフトで精巧なミニチュアハウスを作ってしまう人もいるんですよ。

とはいえ、実は「エコクラフト」という名前は大手手芸メーカー・ハマナカの登録商標で、他社がその名称を使うことはできません。ハマナカ以外のメーカーの製品を使って作ったものを「エコクラフト」「エコクラフトで作った」ということもできないんです。一般名称としては、「クラフトバンド」「クラフトテープ」「紙バンド」といった名称で商品販売されています。

商品名が違っていても同じように作品作りをすることは可能なので、「厳密に”エコクラフト”でなくても良い」という人はもちろん他社製品を使用されて何の問題もありません。どうしてもクォリティは下がってしまいますが、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも取り扱いがあります。

エコクラフトの使い方

エコクラフトは、12本の紙紐を横に並べてまとめてコーティングした状態で販売されています。実際に雑貨などを作るときには、この12本の紙紐を必要な幅(本数)になるように裂いてから使用します。エコクラフトは、ハサミやカッターで先端に切れ目を入れてからPPテープ(梱包などに使われるプラスチック製の硬めのテープ)や図書カードを切れ目に差し込んで行けば簡単に裂くことができます。

エコクラフト同士を接着する必要がある場合は、木工用ボンドを使用します。もし間違えて接着してしまっても、水で濡らせば剥がして貼り直しができるので安心です。

そういえば、紙が原料のエコクラフトは水に濡れたらふにゃふにゃになってしまうのでは……とご心配ではありませんか?
でもご心配には及びません。エコクラフトは確かに再生紙製ですが、表面がコーティングされているため比較的水に強くできています。バッグなど屋外や特に水濡れがきになる場所で使用するものなら、完成後に防水スプレーやニスで仕上げておくとより安心です。ハマナカからも、エコクラフト専用のニスがいくつか販売されています。

はじめは小さめのかごやバッグ作りがおすすめ

これからエコクラフトに挑戦してみようと思っているなら、最初は小さめのかごやバッグを作ってエコクラフトの基本的な扱い方や編み方、接着の仕方を身につけていきましょう。あまり大きなものや複雑なものは完成までに時間がかかってしまうので、まずは小物を入れられるような小さなサイズから始めることをおすすめします。

作るものにもよりますが、エコクラフト以外に以下のものが必要になることが多いです。

・木工用ボンド……エコクラフトの接着に使う
・メジャーと定規……必要なエコクラフトの長さを測ったり印をつけるために使う
・洗濯バサミ……ボンドが乾くまで圧着しておくためのもの
・ウェットティッシュ……はみ出た木工用ボンドを拭き取る
・ハサミ……エコクラフトに切れ目を入れたりカットしたりする
・鉛筆……カットする部分に印をつける

もしもお持ちであれば、差し金のようなものがあると四角いカゴを歪みなく作りやすくなりますよ。なければ、方眼の入ったカッティングマットなどでも角度を確認することは可能です。

エコクラフトを使ったかごやバッグの作り方はWEBでたくさん公開されていますので、初心者におすすめのものをいくつか紹介しましょう。また、ユザワヤなどの手芸店に行けばからたくさんのエコクラフトキットが販売されています。きっとなら必要な材料がすべて揃っているので、より手軽にエコクラフトを体験することができますよ。

手軽に誰でも楽しくクラフトバンドの作り方講座
http://craftkoubou-m.com/seisaku/index.html
大小様々なかごやバッグのほか、お花やアクセサリーなど様々な雑貨の作り方が全行程写真付きで丁寧に解説されています。

ハンドメイド、手作りのレシピサイト アトリエ
https://atelier.woman.excite.co.jp/category/16/60/
色々な方が作ったエコクラフトの作品やその作り方が紹介されています。きっと趣味に合うデザインのものが見つかりますよ。

意外と手軽に作品作りができるエコクラフトですが、やはり編み目をキチッと揃えて編むのは気持ちが良いものですし、その分集中もします。集中することで頭が空っぽになり、普段のストレスから解放されるひとときが過ごせるかもしれません。素敵なエコクラフトライフをお楽しみください。
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