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最近のきゅうりと栽培のコツは

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きゅうりを家庭菜園として、育ててみたいという人も多いでしょう。サラダなどには欠かせない存在ですので、家庭菜園で育てていると便利ですよね。きゅうりは、温暖な気候で育つ野菜で、病気が多い野菜ですが、強い品種も多くあり、初心者でも育てることができます。
育て方と最近のきゅうりについてご紹介します。

最近のきゅうりは?

長く愛されている野菜のきゅうりは、原産地は、インド西北部のヒマラヤのふもとだと言われています。たくさんの人に食べられているきゅうりの、野菜としての特徴は、水分が96%もある点です。

また、きゅうりと言えば、20cm程度の大きさで、白いイボがある白イボ系が多く流通しているのではないでしょうか。そんなきゅうりの種類には、12〜15cmほどにしかならないミニキュウリなどもあります。また、イボが多く、柔らかで歯切れがいいと言われる四葉(すうよう)系品種もあります。

きゅうりは、イボがしっかりとあるものが新鮮などと言われ、ザラザラしたものがいいなどともされていますね。

最近では、このイボがなくて、甘い品種も開発されるようになってきています。長く愛されているきゅうりも変わっていくのかも知れませんね。いろいろな種類のきゅうりが登場していきそうですね。

また、実は、今売られているきゅうりにも細かな種類があることも知っておくといいでしょう。

きゅうりの育て方は?病気に強い品種を選ぶことが大切

温暖な気候が好きなきゅうりは、耐寒性はやや弱く、耐暑性はやや強くなっています。病気が多いきゅうりの特徴があり、強い品種を選ぶことが大切です。

梅雨時に病気に掛かりやすく、6〜7月にうどんこ病やべと病になりやすいとされています。7〜8月には褐斑病、炭疽病にかかりますので、病気に掛かったら薬剤を散布しましょう。

肥料をきちんとやることで、防げる病気もありますので、追肥もきちんとあげるようにするといいでしょう。株を大きくするために、3回ほど追肥するのがオススメとされています。窒素分の少ない、化成肥料や油かす、有機配合肥料などを与えるのがいいようです。

育てやすい品種としては、「夏すずみ」「よしなり」やイボが多い「四葉(すうよう)キュウリ」などを選ぶといいでしょう。種からよりも接ぎ木苗を購入するのが育てやすい方法です。かぼちゃなどに接いでいるものなどがあり、接ぎ木をしているものが強い苗と言われています。

家庭菜園で育てる際の準備は?

きゅうりを家庭菜園などで、ベランダで育てる場合には、プランターに支柱を立てて、ネットにつるを誘引しながら育てるのがいいでしょう。這わせないで、支柱を立てて育てることで、狭い場所でも育てることができるようになります。

6・7月の収穫を目指して、苗ならば5月頃に植えます。準備するプランターなどは、キュウリは根が浅く張りますので、あまり深い鉢でなくても大丈夫です。ただし、夏の乾燥を予防する必要があり、わらを敷くなどの工夫もするといいでしょう。

土を配合するならば、赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1などと腐葉土を混ぜてフカフカの土にしてあげましょう。そして、石灰を用土10当たり10g入れてあげます。化成肥料も10〜30gほど混ぜるようにします。

きゅうりのつるをどう伸ばす?

きゅうりは、成長していくと、つるが伸びていきますので、その前にプランターに支柱を立てておくこともとても重要です。支柱の立て方にもコツがあって、直立式と呼ばれる横に並べて立てる方法と、合掌式と呼ばれる支柱を交差した立て方があります。庭植えなどで2列以上で栽培する時は合掌式が丈夫でオススメとなります。

きゅうりは、下から実を付けるようになります。下の葉は枯れていきますので、枯れた葉をしっかり取って、上部のつるをよく伸ばしていくと、たくさんのきゅうりが収穫できます。

きゅうりの収穫は早い!長く収穫するには?

きゅうりは春に苗を植え、6月頃から花が咲いてから10日ほどで、すぐに収穫できるようになります。もっと実は大きくなるのですが、20cmより小さい大きさで収穫するのが美味しいきゅうりの収穫方法と言えます。

長く収穫したいならば、7月頃に、成っている実を早く取って収穫し、次の実を成らせるようにするのがいい方法です。収穫量を増やすには、20cmになるまで待たずに、15〜18cm程度の少し小さなきゅうりを収穫するようにします。小さめでたくさん収穫するのがきゅうりの収穫のコツと言われています。

きゅうり栽培のコツは?

きゅうり栽培のコツは、浅く根を張りますので、乾燥させないようにすることがとても大切です。きゅうりの実は夜に成長するのを知っていますか。夕方にしっかりと水遣りをしておくことで瑞々しいきゅうりの実が大きく成長していきます。

水遣りのコツとしては、毎日というのではなく、ある程度の間隔でたくさん遣るのがオススメの方法です。ひと株当たりに、水を一度に3リットルあげるといいとされ、結構な量をあげる必要がありますね。

きゅうりの栽培は病気に強い品種選びと水遣りがコツ!

きゅうりは、病気に強い品種の苗、特に接ぎ木の苗を選ぶと初心者でも育てやすくなります。乾燥に気を付けて、水遣りをするときはたっぷりやるようにして育ててみましょう。

支柱をしっかり立てて、少し小さめで収穫するのが長くたくさん収穫するコツです。家庭菜園でも、瑞々しい美味しいきゅうりをたくさん収穫してみたいですよね。

美味しいきゅうりの育て方のコツはある?

きゅうりは初心者でも育てやすい野菜ですが、せっかく育てるなら美味しいきゅうりを育てたいと思うでしょう。

家庭菜園をはじめるにあたって、美味しいきゅうりを収穫するにはどうしたらいいのか、これからはじめる人も、現在家庭菜園なかの人にもコツをご紹介します。

美味しいきゅうりとは?

まず、美味しいきゅうりとは、どんなきゅうりでしょうか。みずみずしくて皮が柔らかなきゅうりで、見た目も立派なきゅうりを育てたいですね。
実際に家庭菜園をすると、なかなか実が大きくならないということなどが悩みになるでしょう。美味しくて、大きなきゅうりを育てるためにはどんなことに注意をしたらいいでしょうか。
水の遣り方や肥料の与え方以外にも大切なことがありますのでいろいろと参考にしてみましょう。

きゅうりは収穫前の育て方が大切!

きゅうりの花ですが、黄色の花が6〜9月に咲きます。そして、花が咲いて1週間程度経つとすぐに実が収穫できるようになります。収穫の時期になると、きゅうりは、朝は小さなきゅうりでも1日で夕方には大きくなっていきます。また、何日か放置しただけでとても大きくなって、黄色く熟していることもあります。

花が咲いたら注意をして、収穫時期を観察しておくことが大切です。あまり、きゅうりの実を大きくしてしまいますと、きゅうりの株自体が疲れてきてしまいますので、気を付ける必要があります。夏の終わりごろまでには収穫も終えるようにして育てましょう。

そして、美味しいきゅうりを収穫するためには、花が咲いてからの1週間がとても大切です。キュウリの葉がある程度大きくなるように育てていきます。葉の長さが25cm程度、幅が26〜28cm位までに大きくなるように管理しながら育てます。

実を収穫するようになると株に負担が掛かりますので、収穫前に葉っぱを大きくしておくことが大事です。その際に、肥料をやりすぎると、きゅうりは吸水量が減って、葉っぱが小さくなりますので、肥料をやりすぎないようにします。そのことで、しっかり吸水して、葉っぱが大きく育つようになります。

そして、収穫が始まったら、今度は実を太らすための肥料が必要です。実にしっかり養分をあげるために追肥を行っていきます。この時期に肥料切れにならないように注意をしましょう。美味しくて、大きなきゅうりを育てるためには、実がなって収穫時期からの追肥が大切だとしっかり覚えておきましょう。

最初の追肥は、植えてから1ヵ月後にし、2回目は実の収穫が始まってから、そして、3回目の追肥は、2回目の追肥から1ヵ月後と、固形肥料ならば1ヵ月で追肥をしていくといいようです。

水遣りについては、きゅうりは根が浅いので水切れしないように注意し、特に収穫時期の夏の乾燥には気を付けて育てましょう。夏は朝夕2回の水遣りが必要です。

きゅうりをたくさん収穫するためには摘心も大事!

そして、摘心もきゅうりをたくさん収穫するためには大事です。まず、最初の生育初期の段階では、親のつるをとにかく伸ばします。地這い性のきゅうりでは、横につるが這っていきますので、40〜50cmほどに伸ばしていきます。その後は、先端は切って、今度は脇芽を伸ばすように広げていきます。こうすることでたくさんのきゅうりの収穫ができるようになります。

また、株が大きく育つように、株が小さいうちに実を付けた場合には、花が咲いても摘みとってしまいましょう。5節ほどまでに株が大きく育つようにし、それまでは、花を摘むことも大事な作業となります。

早めの収穫を

そして、きゅうりの実を収穫する際は、10cm程度の小さいサイズで収穫することもコツです。きゅうりの実はすぐに大きくなりますので、最初に小さな実を収穫することで、それからたくさんのきゅうりを収穫できるようになります。

また、その後も20cm程度の大きさで収穫し、あまり大きくならないように早めの収穫を心がけるようにしましょう。早めに採ることによって、株自体があまり疲れずに、多くのきゅうりをならすことができます。そして、こうした若い実を採ることで、私たちが食べる際も、柔らかくて美味しいきゅうりを味わえてオススメです。

きゅうりは、6月中旬〜9月初旬まで長く収穫できる野菜です。できるだけたくさん、長く収穫を楽しみたいですよね。そのために、摘心や早めの収穫を大切にするといいでしょう。

美味しいきゅうりをたくさん収穫するコツを大切に

きゅうりの収穫についてご紹介しました。夏の美味しいきゅうりを収穫するには、収穫までは葉を大きくするように肥料を少し控えめにすること、そして、収穫するようになったら、追肥をやって大きく実を太らせていくことが大切です。

また、最初のきゅうりの実を小さく収穫することで、あとからたくさんの実をならすように気を配りましょう。きゅうりの実の成長が早いことや長く収穫することを考えて、きゅうりを大切に育てていきたいですね。長い収穫を楽しめるととても嬉しくなりますよね。収穫のタイミングを逸することがないようにしながら、育ててみましょう。

きゅうり栽培での肥料の大切さは?

きゅうりの栽培をする場合に、肥料がやはり大切です。肥料で気を付ける点を中心にご紹介したいと思います。
野菜作りの上でとても大切な肥料ですが、きゅうりを育てる上では気を付けるポイントもあります。

肥料について詳しく知ることで、美味しいきゅうり作りに挑戦してみませんか。

きゅうりに必要な元肥と追肥について

野菜作りでは、元肥と追肥が大切な役割を果たしますが、きゅうりでは、たくさん肥料を与えすぎることもよくないとされています。数多く肥料をあげたりすることで生長を阻害してしまうこともあります。気を付ける必要がある肥料のやり方について、詳しく見ていきましょう。

まず、地植えで育てるのかプランターで育てるのかによっても、きゅうりの肥料のやり方は異なってきます。ただ、そのどちらにせよ、少しずつの肥料をこまめに遣る方法が一番オススメの方法です。きゅうりは、最初の実がなってから、たくさんの実が次々となりますので、定期的に肥料をやることが大切です。

まず、地植えの場合の肥料のやり方ですが、元肥をうねに入れて苗を植え付けます。うね全体にも肥料を元肥として入れていきます。1平方m当たり3〜4kg程度の堆肥と120gの苦土石灰をうねとうね全体に入れます。化学肥料の元肥は、窒素:リン酸:カリが8:8:8のものを選ぶのがオススメです。1平方m当たり150g〜200gを入れるのがいいでしょう。

きゅうりでは、リン酸が少なく、窒素が多い肥料をあげると「つるボケ」と言って、つるや葉っぱだけが茂って花が咲かず、実がならないことがあります。リン酸が窒素やカリと同量かもしくは、少し多めにリン酸が入っている肥料を使うといいでしょう。

そして、追肥は、きゅうりの苗を植えつけてから2週間ほど経ってから行います。最初の元肥で使った化学肥料を、それから2週間おきに施していきます。追肥は、最初の半分以下の1平方m当たり60〜70gほどをあげるようにします。その際に、2週間おきにこまめに少しずつやるのがポイントです。

プランターの場合の肥料のやり方は

プランターの場合は、プランターの土の量が制限されること、そして、水を遣るとせっかくやった肥料まで流れ出てしまうこともありますので、その点の注意が必要です。 しかし、だからといって、多めに肥料をあげることも控えましょう。プランターでの肥料の与え方についてはポイントがいくつかあります。

プランターの場合は、市販の野菜用の培養土と化学肥料を使うのが一番いい方法です。そして、苗が50cmほどに大きくなってきたら、追肥をはじめるようにします。プランターの場合も、同じく2週間に1回ほど、追肥します。追肥の量はひと株に10gほどで大丈夫です。追肥は、水遣りで流れてしまう確率が高いので、毎回同じ量の追肥を2週間ごとに行うようにします。また、化学肥料は、地植えのときと同じものをあげるといいでしょう。

地植えとプランターでは、元肥と追肥をあげるのは一緒で、2週間に一度追肥をしていくのも一緒です。ただ、プランターの場合は、追肥が水に流れてしまう確率が高いため、2週間ごとに同じ量の追肥をやっていく必要があります。

そして、窒素の割合が高い肥料ではなく、リン酸が多い肥料をあげることで、しっかりと実をならすのも共通したポイントと言えます。

あまり大量ではなく、2週間に一度というこまめな追肥をしていくことで、きゅうりはしっかり実を付けるようになります。もし、それでもきゅうりに元気がなくなった場合には、即効性のある液体肥料をあげるのもコツです。

肥料以外にも問題があることも

きゅうりの実をならすための肥料について、詳しくご紹介しましたが、肥料ばかりでなく、きゅうりにはいろいろな問題が発生することがあります。それらも詳しく見ていきましょう。

まず、きゅうりは雄花と雌花が咲くことで受粉して実がなるのですが、雄花ばかり咲いて、雌花が咲かないということも起こりえます。これは重要な問題です。そんな場合は、肥料の問題ではなく、きゅうりがつるばかりを伸ばそうとしていることに問題があります。対処法としては、つるが伸びすぎないように、摘芯をして、雌花ができやすくしましょう。

また、きゅうりの実が小さいままで落ちてしまうということも生じます。その際には、実が付いたものの、そこから育つ環境が悪いということですので、日当たりなどをチェックしてみましょう。実が育つためには、日当たりが大切です。日照不足であまりいい天気でなかったり、日当たりが悪い場所だったりした場合には、実が小さいままになりますので気を付けましょう。

また、きゅうりの葉が混みあって、きゅうりの実に日が当たらない場合もあります。つるも整理をして、葉っぱが多い場合は、摘み取って実に日が当たるようにしてあげましょう。

きゅうり栽培ではこまめな肥料のやり方が大切!

いかがでしょうか。きゅうりの栽培では一度に多くの肥料をやるのではなく、追肥もこまめに2週間ごとに遣る必要があります。窒素が多い肥料をあげないことやリン酸が多い肥料追肥するなど、気を付けることもあります。

そうした肥料のやり方を間違えず、しっかりと日に当ててあげれば、きゅうりの立派な実を収穫することができます。追肥も大切にすることで、きゅうりは育てやすい野菜ですので、家庭菜園の手始めとしてもオススメと言えます。

きゅうりの育て方で気を付ける病気は?

家庭菜園をはじめたいと思った場合に、きゅうりはよく食べる野菜ですし、育ててみたい野菜ですよね。
きゅうりを家庭菜園する際の育て方はむずかしいのでしょうか。育てる際に気を付けるべき病気にはどんな病気があるのでしょうか。
ご紹介したいと思います。

きゅうりの育て方はむずかしい?

きゅうりは、初心者でも育てやすい野菜と言われています。種も売られていますが、種をまいて育てるよりも、苗から育てた方が初心者でも作りやすい野菜です。

きゅうりの耐寒性は、やや弱く、耐暑性は強い夏野菜です。春に植え付けますが、生育に適温の温度は、18〜25度ですので、その位の温度になってから植えるのがおすすめです。6〜8月になると、収穫ができるようになります。

日当たりのいい風通しもいい所で育てるのがコツです。また、きゅうりを育てる際には、事前の土に注意をする必要があります。

プランターで育てる場合には、野菜用の土を使うといいでしょう。庭に植える場合には、酸性土壌を嫌いますので、最初に土壌改良をします。植え付けをする前の、2週間前などに苦土石灰をまいて事前に土壌改良をして、しっかり耕しておくことが必要です。

また、うねを作って、堆肥と鶏糞などの元肥をかけておきます。庭植えでしたら、50cmほど間隔をあけて植えるのがオススメです。きゅうりの根については、あまり深く生長しないのが特徴です。ただ、伸びるときには60cmほども伸びることもあり、庭植えならばよく耕しておくようにするといいでしょう。

支柱をすぐに立てましょう!水遣りにも注意!

きゅうりの苗を植えたならば、最初から支柱を立てるのがオススメです。最初は箸などの小さい支柱でも構いませんので、すぐに立てるといいでしょう。その際に、苗が倒れないように、支柱に軽く結んであげます。

また、植え付けから1週間位は乾燥しないように注意することと、夜などに冷えないようにしてあげることも大切です。

そして、それ以降も乾燥させないように注意することが大切です。きゅうりは水が好きな野菜ですので、きゅうりの実が曲がってできるときは、肥料が足りないときや水が足らないときです。肥料についても植え付けて2週間後から追肥をやるようにして育てるといいようです。

病気はうどんこ病に注意!

きゅうりの病気と言えば、うどんこ病に注意が必要です。葉の表面が白くうどん粉がふいたようになる病気です。葉全体に広がっていきますので、うどんこ病が発生した葉や実は早く取ってしまうのがコツです。

うどんこ病はどんな時に発生するのでしょうか。乾燥している状態のときに、葉っぱが密着して生長することで、うどんこ病が発生しやすくなると言われています。

夏の乾燥でうどんこ病などの病気になりがちですので、乾燥しないようにすることも大切です。敷きわらをしてあげることもいいでしょう。

予防策としては、木酢液やニームなどを葉の表面にたっぷりと散布してあげることも必要です。また、雨などによる土の跳ね返りで病気になったりすることもありますので、敷きわらはいいかもしれませんね。

夏にはウリハムシにも注意!

また、夏にはウリハムシにも気を付けることが必要です。ウリハムシは、ウリ科の野菜に付く虫です。きゅうりやズッキーニなどのウリ科の苗を植えると、その土に夏までに卵を産みつけることがよくあります。そして、夏になると成虫になって被害を及ぼします。葉っぱに穴を開け、やがてその葉が枯れていく被害が出ます。

対策としては、春の苗の時期に寒さ対策も兼ねて、綿や麻、化学繊維などで作られた「寒冷紗」と呼ばれるもので覆ってしまうのもひとつの方法です。それによってウリハムシが卵を産むこともなくなります。

また、きゅうりのそばには、バジルやパセリなどのハーブを植えるのもいいとされます。ハーブは、香りが強いので、一緒に植えるとさまざまな害虫を予防することができる植物です。ウリハムシにも効果が期待できそうです。こうした方法で、一緒に植えるだけで効果が得られればいいですよね。あまり手間がかからなくて害虫対策ができる方法です。

苗の購入時にもいい苗を選ぶことが大切

病害虫対策には、まずきゅうりの苗を購入する際にも元気な苗を選ぶことが大切です。葉っぱの緑が濃く、産毛のような毛がよく生えていて、分厚い葉っぱをしているものを選ぶのがオススメです。

また、間延びがしていない枝を選ぶのもいいでしょう。下の方に子葉があって、接ぎ木されている苗も育てやすい丈夫な苗です。

そして、購入する時にも葉の裏をしっかりとチェックして、病害虫が付いていないかをこの時点でチェックするようにもしましょう。

元気な苗を購入することで、その後も育てやすくなります。苗もしっかりと葉などをチェックして選びましょう。

きゅうりの育て方は簡単ですが、病害虫に気を付けて

きゅうりの育て方について、ご紹介しました。きゅうりは、家庭菜園初心者でも簡単に育てられる野菜です。きゅうりが好きな適温を守るようにして育ててみるといいですね。水も好きですので水遣りもしっかりやるのがコツです。

また、病害虫に弱いので、水遣りをしながら、うどんこ病にも注意をしましょう。害虫としては、ウリハムシが要注意です。よく付きやすい害虫ですので、葉っぱをよく注意して見ておきます。ハーブを一緒に植えると良いと言われます。きゅうりとハーブの家庭菜園を一石二鳥で楽しんでみるといいですね。

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