ゴムの木「フィカス属」の種類は800種。ゴムの木の魅力
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ゴムの木はクワ科フィカス属に分類される、熱帯~亜熱帯にかけて800種類以上が自生している1~25mまで育つ樹木です。
「Ficus(フィカス)」はいちじくのことで、いちじくもまたフィカス属です。
いちじくは昔から身近に栽培されているので、日本原産のイメージがありますが、アラビア南部が原産地で、日本には17世紀に入ってきました。
ゴムの木「フィカス属」は種類も多いため、葉の形や樹形がまちまちですが、共通して新芽がピンと尖った円錐形をしています。
ゴムの木「フィカス属」がどんなものなのか、人気品種にどんな物があるのかご紹介していきましょう。
「Ficus(フィカス)」はいちじくのことで、いちじくもまたフィカス属です。
いちじくは昔から身近に栽培されているので、日本原産のイメージがありますが、アラビア南部が原産地で、日本には17世紀に入ってきました。
ゴムの木「フィカス属」は種類も多いため、葉の形や樹形がまちまちですが、共通して新芽がピンと尖った円錐形をしています。
ゴムの木「フィカス属」がどんなものなのか、人気品種にどんな物があるのかご紹介していきましょう。
インドゴムの木と園芸品種
「ゴムの木」というと、大きな厚みのある楕円形の葉っぱの「インドゴムの木」が一番に思い浮かびますが、インドゴムの木だけでも品種が多く、それぞれに特徴があります。
インドゴムの木のなかでも葉っぱが大きい「ロブスター」、葉がクリーム色の斑入りになる「アサヒ」、成長がゆっくりで樹高が小さい「アポロ」、斑入りのものなど葉のバリエーションがある「デコラゴムの木」、葉色が黒っぽいのでクロゴムとも呼ばれる「バーガンディ」など、園芸品種も含めると多様な品種があります。
インドゴムの木のなかでも葉っぱが大きい「ロブスター」、葉がクリーム色の斑入りになる「アサヒ」、成長がゆっくりで樹高が小さい「アポロ」、斑入りのものなど葉のバリエーションがある「デコラゴムの木」、葉色が黒っぽいのでクロゴムとも呼ばれる「バーガンディ」など、園芸品種も含めると多様な品種があります。
カシワバゴムの木
カシワバゴムの木は、葉が波打っていて柏の葉に似ているので「カシワバゴムの木」と言われています。
インドゴムの木と雰囲気がかなり違い、インテリアプランツとしても人気があります。
曲がった樹形がユニークで存在感があります。
インドゴムの木と雰囲気がかなり違い、インテリアプランツとしても人気があります。
曲がった樹形がユニークで存在感があります。
フランスゴムの木
小ぶりの葉っぱに曲げた幹が特徴のフランスゴムの木は、名前に「ゴムの木」が付く植物の中でも特におしゃれなので人気が高い観葉植物です。
雑誌などでもインテリアプランツとして紹介されていることが多い品種です。
雑誌などでもインテリアプランツとして紹介されていることが多い品種です。
ベンジャミン
名前に「ゴムの木」がついていませんが、ベンジャミンもゴムの木「フィカス属」です。
近年葉っぱがくるくる曲がっているベンジャミンバロックも加わって、観葉植物として高い人気があります。
葉が斑入りのものもありますが、斑入りのもののほうが暗い環境になじみにくくなります。
近年葉っぱがくるくる曲がっているベンジャミンバロックも加わって、観葉植物として高い人気があります。
葉が斑入りのものもありますが、斑入りのもののほうが暗い環境になじみにくくなります。
ウンベラータ
ガジュマル
ゴムの木「フィカス属」の育て方
ゴムの木「フィカス属」は、明るい室内で通年栽培が可能な観葉植物です。
寒さに弱いので国内では室内栽培されていますが、原産地では屋外栽培されています。
5℃を下回ると枯れてしまうことが多いので、できれば通年10℃以上で管理しましょう。
ずっと室内栽培していたゴムの木を急に直射日光のもとに出すと葉やけして枯れてしまうことがあるので注意しましょう。
ゴムの木「フィカス属」は、急激な環境の変化を好みません。
園芸店から持ち帰ると、新しい環境に慣れるまで1週間くらいは葉を落とします。
新しい環境に馴染むと葉を落とさなくなります。
置き場所をコロコロ替えたり、あまりにも暗すぎる環境の場合は、1周間以上経っても葉を落とし続けるので、もう少し明るい置き場所に変えるようにして、もう1週間様子を見ます。
ゴムの木「フィカス属」は水切れした状態が続くと葉を落としてしまうので、表面の土が乾いたらたっぷりと水やりし、鉢皿に水をためないようにします。
冬は寒さにより耐えられるように、春~秋にかけてよりも乾燥気味に管理します。
室内でずっと管理していると、葉にホコリが溜まり、ハダニやカイガラムシなどが付きやすくなってしまうので、時々葉の両面に強めの流水でシャワーをかけて「葉水」をするようにしましょう。
肥料は、春~秋にかけて、観葉植物用の肥料などを株元に置くようにしましょう。
ゴムの木「フィカス属」は水はけの良い土を好みます。
市販の観葉植物用の土に赤玉土を混ぜたものや、水はけの改良にバーミキュライトやパーライト、川砂などを更にブレンドしたものもおすすめです。
鉢底から根が出ていたり、新芽の伸びが悪かったり、水やりしても染み込みにくい、下葉が黄色くなるなどの状態が悪いときや、3年ほど植え替えていないような場合は、5~6月に一回りか二回り大きな鉢に植え替えを行いましょう。
鉢を外して、古い土を1/2ほど取り除き、新しい土で育てるようにしましょう。
寒さに弱いので国内では室内栽培されていますが、原産地では屋外栽培されています。
5℃を下回ると枯れてしまうことが多いので、できれば通年10℃以上で管理しましょう。
ずっと室内栽培していたゴムの木を急に直射日光のもとに出すと葉やけして枯れてしまうことがあるので注意しましょう。
ゴムの木「フィカス属」は、急激な環境の変化を好みません。
園芸店から持ち帰ると、新しい環境に慣れるまで1週間くらいは葉を落とします。
新しい環境に馴染むと葉を落とさなくなります。
置き場所をコロコロ替えたり、あまりにも暗すぎる環境の場合は、1周間以上経っても葉を落とし続けるので、もう少し明るい置き場所に変えるようにして、もう1週間様子を見ます。
ゴムの木「フィカス属」は水切れした状態が続くと葉を落としてしまうので、表面の土が乾いたらたっぷりと水やりし、鉢皿に水をためないようにします。
冬は寒さにより耐えられるように、春~秋にかけてよりも乾燥気味に管理します。
室内でずっと管理していると、葉にホコリが溜まり、ハダニやカイガラムシなどが付きやすくなってしまうので、時々葉の両面に強めの流水でシャワーをかけて「葉水」をするようにしましょう。
肥料は、春~秋にかけて、観葉植物用の肥料などを株元に置くようにしましょう。
ゴムの木「フィカス属」は水はけの良い土を好みます。
市販の観葉植物用の土に赤玉土を混ぜたものや、水はけの改良にバーミキュライトやパーライト、川砂などを更にブレンドしたものもおすすめです。
鉢底から根が出ていたり、新芽の伸びが悪かったり、水やりしても染み込みにくい、下葉が黄色くなるなどの状態が悪いときや、3年ほど植え替えていないような場合は、5~6月に一回りか二回り大きな鉢に植え替えを行いましょう。
鉢を外して、古い土を1/2ほど取り除き、新しい土で育てるようにしましょう。
現在の天然ゴムはゴムの木「フィカス属」以外から
「ゴムの木」は樹液を天然ゴムの原料にしたことから名付けられた名前ですが、近年天然ゴムの原料はクワ科ではなくトウダイグサ科の「パラゴムの木」から採取するのが主流になっています。
パラゴムの木は、名前に「ゴムの木」がついていますが、ゴムの木「フィカス属」ではありません。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。
パラゴムの木は、名前に「ゴムの木」がついていますが、ゴムの木「フィカス属」ではありません。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。