玉編みで編むボブルクッション
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かぎ編みを始めて、ある程度の小物は簡単に作れるようになってきたら、立体感のある模様編みに挑戦してみたくなりませんか?
今回は玉編みで編むボブルクッションの編み図とその作り方、玉編みに似ている模様編みについてもご紹介します。
日本語では玉編み、英語では『Bobble Stitch(ボブル スティッチ)』と言われている模様編みを前面に施したクッションの編み図です。ボブルとはアパレルや小物に使われる毛糸の玉のことです。立体的なので少し時間がかかりそうな編み図ですが、間に長編みの列を加えることによって作業時間が短縮され、玉編みを拡散することでちょうどよいドッド柄のような仕上がりにしています。裏面は長編みのみで仕上げ、クッションの表のデザインを引き立てます。
今回は玉編みで編むボブルクッションの編み図とその作り方、玉編みに似ている模様編みについてもご紹介します。
日本語では玉編み、英語では『Bobble Stitch(ボブル スティッチ)』と言われている模様編みを前面に施したクッションの編み図です。ボブルとはアパレルや小物に使われる毛糸の玉のことです。立体的なので少し時間がかかりそうな編み図ですが、間に長編みの列を加えることによって作業時間が短縮され、玉編みを拡散することでちょうどよいドッド柄のような仕上がりにしています。裏面は長編みのみで仕上げ、クッションの表のデザインを引き立てます。
ボブルクッション編み方
使う編み目
・くさり編み
・長編み
・引き抜き編み
・長編み5目玉編み
長編み5目玉編みの編み方を簡単に説明すると、完成一歩手前の長編みを5目、1つの編み目に作り、頭の部分を一つにまとめます。長編み5目玉編みの方法はヴォーグ学園様の動画に詳しく編み方が詳しく解説されているので参考にしてください。
動画【https://www.youtube.com/watch?v=vo1q3q6Co4Y&t=1s】
必要なもの
・かぎ針(5mm/9号)
・毛糸(並太)
・はさみ
・中に入れるクッション(40cm×40cm
出来上がり寸法:約40cm×40cm
・くさり編み
・長編み
・引き抜き編み
・長編み5目玉編み
長編み5目玉編みの編み方を簡単に説明すると、完成一歩手前の長編みを5目、1つの編み目に作り、頭の部分を一つにまとめます。長編み5目玉編みの方法はヴォーグ学園様の動画に詳しく編み方が詳しく解説されているので参考にしてください。
動画【https://www.youtube.com/watch?v=vo1q3q6Co4Y&t=1s】
必要なもの
・かぎ針(5mm/9号)
・毛糸(並太)
・はさみ
・中に入れるクッション(40cm×40cm
出来上がり寸法:約40cm×40cm
編み図の見方
表:
作り目:くさり編みで48目作る。
1段目(A):立ち上がりのくさり編みを3目作り、一段目は長編みを一目につき1目づつ施していきます。(立ち上がりを含めて48目)
2段目(B):立ち上がりのくさり編みを3目作り、裏がえす。長編みを一目、『長編み5目玉編み』を一目、長編みを3目、長編み5目玉編みを一つ…の順に編み進めます。
3段目:1段目と同じく(A)を施します。
4段目(C):立ち上がりのくさり編みを3目作り、長編みを3目、『長編み5目玉編み』を1目、長編みを3目、『長編み5目玉編み』を一つ…の順に編みます。
6段目以降、A・B・A・C・A・B・A・Cの順に31段まで編み上げ、最後に糸端を処理します。
裏:くさり編みを48目作ります。
1段目:立ち上がりのくさり編みを3目作り、かぎ針から4番目に長編みを編み入れます。二目できました。残り46目の長編みを編んでいきます。
2〜31段:立ちあがりのくさり編みを3目作り、裏がえします。1段目同様に長編みを47目作ります(立ち上がり含めて48目)。最後に糸の端処理をします。
作り目:くさり編みで48目作る。
1段目(A):立ち上がりのくさり編みを3目作り、一段目は長編みを一目につき1目づつ施していきます。(立ち上がりを含めて48目)
2段目(B):立ち上がりのくさり編みを3目作り、裏がえす。長編みを一目、『長編み5目玉編み』を一目、長編みを3目、長編み5目玉編みを一つ…の順に編み進めます。
3段目:1段目と同じく(A)を施します。
4段目(C):立ち上がりのくさり編みを3目作り、長編みを3目、『長編み5目玉編み』を1目、長編みを3目、『長編み5目玉編み』を一つ…の順に編みます。
6段目以降、A・B・A・C・A・B・A・Cの順に31段まで編み上げ、最後に糸端を処理します。
裏:くさり編みを48目作ります。
1段目:立ち上がりのくさり編みを3目作り、かぎ針から4番目に長編みを編み入れます。二目できました。残り46目の長編みを編んでいきます。
2〜31段:立ちあがりのくさり編みを3目作り、裏がえします。1段目同様に長編みを47目作ります(立ち上がり含めて48目)。最後に糸の端処理をします。
クッションの作り方
1.編み図の通り表と裏をかぎ編みで編みます。
2.表と裏のパターンを左右上の3辺を引き抜き編みで編み合わせます。(中表にせず、クッションがそのまま入れらるように表側を外にして合わせます。)
3.クッションを入れて引き続き引き抜き編みで下辺を閉じます。糸端を編み目にくぐらせて処理して完成です!お疲れさまでした。
コツ:
編む人の癖や糸のかけ方で編み上がりの大きさが変わって来ることがあります。編み上がったモチーフと用意しているクッションのサイズを確認しながら編み進めましょう。
最後にモチーフの表裏を引き抜き編みで編み合わせる時に、不要な編み目を拾っている場合があるので、角を合わせて辺の長さに気を配りながら行いましょう。2cm〜cm程の誤差であれば長短い方の辺の編み目を2目拾うようにして調整できます。
2.表と裏のパターンを左右上の3辺を引き抜き編みで編み合わせます。(中表にせず、クッションがそのまま入れらるように表側を外にして合わせます。)
3.クッションを入れて引き続き引き抜き編みで下辺を閉じます。糸端を編み目にくぐらせて処理して完成です!お疲れさまでした。
コツ:
編む人の癖や糸のかけ方で編み上がりの大きさが変わって来ることがあります。編み上がったモチーフと用意しているクッションのサイズを確認しながら編み進めましょう。
最後にモチーフの表裏を引き抜き編みで編み合わせる時に、不要な編み目を拾っている場合があるので、角を合わせて辺の長さに気を配りながら行いましょう。2cm〜cm程の誤差であれば長短い方の辺の編み目を2目拾うようにして調整できます。
長編み5目の玉編みと似ている模様編み
長編み(中長編み)を複数個一緒に扱うという点で似たような編み目がいくつかあるのでご紹介します。それぞれに特徴があるのでその違いが分かるとさらにかぎ編みが楽しくなります。
中長編みの玉編み(パフスティッチ):前述のパプコーン編みやバブル編みとは違って長編みをほとんど完成させないままに複数の中長編みを一つの目に作ります。それぞれの糸を編み込まずに一気に一つにまとめるので、毛糸の流れが特徴的です。
長編み5目1度の玉編み(ボブルスティッチ):一つの編み目に対し一つの長編みを作って最後に1つにまとめます。立体感はなく、隣の編み目との間に隙間ができるので透け感のある模様にしあがります。今回はこの編み目でクッションを作りました。
長編み5目パプコーン編み(ポップコーンスティッチ):一つの編み目に完全に独立した長編みを5つ作ります。仕上げにかぎ針をループから外し、1番目の長編みの頭にかぎ針を戻して、最後の5つ目のループを引き抜きます。見た目はなんとなく長編み五目の玉編み(ボブルスティッチ)に似ていますが、長編みを完全に完成させてから一つにまとめるという点が大きな違いです。また、ボブルスティッチが裏から編んで表に飛び出すのに対し、パプコーン編みは表から編んで表に立体感を出します。
はじめは違いが分からなくて挫折しそうになりますが、それぞれの編み目の特徴や違いを理解すると、すぐに見分けることができます。
今回ご紹介したボブルクッションの長編み5目を使った玉編み部分を、前述の模様編みに置き換えて作成することもできますよ。
中長編みの玉編み(パフスティッチ):前述のパプコーン編みやバブル編みとは違って長編みをほとんど完成させないままに複数の中長編みを一つの目に作ります。それぞれの糸を編み込まずに一気に一つにまとめるので、毛糸の流れが特徴的です。
長編み5目1度の玉編み(ボブルスティッチ):一つの編み目に対し一つの長編みを作って最後に1つにまとめます。立体感はなく、隣の編み目との間に隙間ができるので透け感のある模様にしあがります。今回はこの編み目でクッションを作りました。
長編み5目パプコーン編み(ポップコーンスティッチ):一つの編み目に完全に独立した長編みを5つ作ります。仕上げにかぎ針をループから外し、1番目の長編みの頭にかぎ針を戻して、最後の5つ目のループを引き抜きます。見た目はなんとなく長編み五目の玉編み(ボブルスティッチ)に似ていますが、長編みを完全に完成させてから一つにまとめるという点が大きな違いです。また、ボブルスティッチが裏から編んで表に飛び出すのに対し、パプコーン編みは表から編んで表に立体感を出します。
はじめは違いが分からなくて挫折しそうになりますが、それぞれの編み目の特徴や違いを理解すると、すぐに見分けることができます。
今回ご紹介したボブルクッションの長編み5目を使った玉編み部分を、前述の模様編みに置き換えて作成することもできますよ。