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クレイクラフトをご存知ですか?!ご紹介と作成方法!必要な材料と用意する道具とは?

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クレイクラフトとは、ソフトクレイと呼ばれる樹脂粘土を使って、きれいな花や色々な飾りや、結婚式などで飾られるマカロンやケーキなどのフェイクスイーツ、ミニチュアの小物や食品、人形など様々なものを制作することを言います。クレイフラワーやクレイデコなどの教室や通信講座などもあって、とても人気の高い手芸の一つなのです。 今回はそんなクレイクラフトのやり方と必要な材料や、あると便利な道具などを合わせてご紹介します。

クレイクラフトを始めるのに必要な道具

クレイクラフトを始めるのになくてはならないのが樹脂粘土(クレイ粘土)です。手芸用品店に行くと色々な種類があるので、迷ってしまいそうですが、作るものに合わせて適したものがあるのです。たとえばクレイフラワーなら薄く伸ばしたり細くしたりと、細かな作業にも適応してくれる、さわり心地のもっちり感が特徴の軽量樹脂粘土「ソフトクレイ」がおすすめです。白と赤・青・黄色・緑・黒・茶の全7色を混ぜて色を作って使います。爪楊枝、粘土ベラ(スパチュラ)、デザインカッター、彫刻刀、やすり、アクリル絵の具、絵筆、化粧用スポンジ、艶出しラッカー、接着剤などもあると作品の幅が広がります。

【簡単なバラの作り方】
材料…樹脂粘土、白と赤でピンクを作る場合
1.白い粘土にちょこっとだけ赤を混ぜて、よくこねながら混ぜていきます。好みの色になるまで赤を足していきます。
2.好きなピンクができたら、2.5センチ5個2センチ10個の玉を作っておきます。
3.手のひらに一つづつのせてつぶしてだんだん大きく広げて花びらにします。
4.小さい方から中心に巻いていき、どんどん外側に足していき、10枚巻いたら、大きい花びらを同じように巻いていきます。
5.形を整えて、バラが出来上がりました。

おすすめの粘土の種類

マカロンタワーやミニチュアスイーツなどを作るのなら「ハーティ」や「モデナ」がおすすめです。軽くて丈夫で、乾くとしっかりと丈夫に仕上がります。まだ初心者で高い粘土はもったいないという方は100均のダイソーで「かる〜いかみねんど」という商品がマカロンつくりには適していると人気があるようです。使わなくなった古い歯ブラシや爪楊枝、マカロンの型があると、簡単にしかも早く大量に作ることができます。では早速作ってみましょう。

【マカロンの作り方】
用意するもの…お好みの粘土、爪楊枝、古い歯ブラシ、アクリルカラー絵具(紙粘土の場いい自分で色を混ぜて作る)、丸の型(クッキー型やガチャのケースなどでもよい)
1.粘土の白とカラー粘土やアクリル絵の具を混ぜて、お好みの色を作っておく。(余った粘土や作り置きはすぐにラップすること。)
2.好みの厚さに伸ばして型で押して印をつける。この時、抜き切ってしまうとマカロンのふちのふわふわ感がなくなるので注意します。
3.周りに余分な粘土をひきながらゆっくりと剥がすと、円の周りにぼさぼさが残りますね。これを爪楊枝や古歯ブラシで円に寄せていく感じで押していきます。
4.同様にもう一つ作り、乾燥させます。その間に真ん中に挟むクリームを白で作っておきます。
5.接着材を付けて3つのパーツをくっつけて完成です。

クレイ粘土で作るミニチュアも人気

クレイクラフトでミニチュアフードや人形、家具などを作るのも人気がとてもあります。作品を紹介するブログや、作品を購入できるサイトもあって、ミニチュア作りを始める人はどんどん増えているようです。ミニチュアに使用するのは、いろいろな種類の粘土以外にもUVレジンや木や紙、針金など工夫してさまざまなものを使ってリアルに再現できるかを追求しています。とくに人気なのが、スイーツとパンで、そのままピアスやネックレスなどに加工してアクセサリーとしても可愛く、プレゼントにも最適なのです。
スマホのアプリやネット上で手作り作品を販売できるサイトもいくつかあるので、多くの作品を作ったら、それらで販売することもできます。

【ミニチュアスイーツの作り方】
材料…100均などで売っているスイーツのパーツ(すべて自分で制作するならなくても良い)、樹脂粘土、アクリル絵の具、筆、爪楊枝や竹串、デコホイップ(生クリーム風に仕上げたい場合)アクセサリーの金具やパーツ類、UVレジンかジェルネイル、UVライト(あればいいがなくても日光で大丈夫)瞬間接着剤、手芸用強力ボンドなど
1.作りたいスイーツの写真や画像を見ながら必要な色を作っていきます。好みの色ができたら、いちいちラップでくるんで保存しておきます。(すぐに乾燥してしまうので)
2.手や粘土べらで形を作っていきます。細かい作業は爪楊枝や竹串が大活躍します。
3.出来上がったパーツをアクセサリーの土台に接着剤で取り付けていくかデコホイップをのせてからその上に配置します。しっかりと留めたいときはグルーガンで固めてもいいでしょう。
4.仕上げにクリアなジェルネイルかUVレジンを塗ってライトを当てて固める。ない場合は直射日光が当たる場所で1日置いておく。
5.しっかりと固まったら完成です。

いかがでしたか?

このようにクレイクラフトには、たくさんの種類と作り方がありました。このほかにも上級者になるとミニチュアのドールハウスや、球体人形などどんどん複雑で細かい作業を行って、素晴らしい作品を制作する方も多くいるのです。まず初心者はクレイフラワーやマカロンタワーなどから始めて、ウェディングケーキのほかにも、ミニチュアスイーツやドールハウスのアイテムなど、粘土細工を極めていくのもいいでしょう。作りだすと止まらない、つい夢中になって時間が経つのも忘れてしまうという意見も多いです。クレイクラフトはそれくらい奥が深い趣味のようです。この記事を参考にしてぜひ、クレイクラフトを始めて、その楽しさを味わっていただけたらと思います。
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