ダリアを切り花として楽しむには、品種は?
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ダリアを切り花として楽しむには、品種は?
ダリアは、大きくて豪華な花を付ける品種もあったり変わった色もあるなど最近とても人気となっている花です。
夏の切り花としても明るくて豪華で人気の花です。 そして、そんなダリアには「切り花用」と言われる品種の球根も売られています。
様々な品種改良が行われ、大きな花の魅力が切り花としても追求されています。切り花で楽しむことができるダリアの品種と長く楽しみ方法についてまとめてみました。
夏の切り花としても明るくて豪華で人気の花です。 そして、そんなダリアには「切り花用」と言われる品種の球根も売られています。
様々な品種改良が行われ、大きな花の魅力が切り花としても追求されています。切り花で楽しむことができるダリアの品種と長く楽しみ方法についてまとめてみました。
ダリアの切り花としての楽しみ方とは?
ダリアは豪華な大輪種から、優雅な中輪種やかわいらしい小輪種など花の大きさも様々な種類があります。
また、咲き方もシンプルな一重咲きや八重咲きや変わった花びらの変化咲きなど品種改良が色々行われ、多種多様な咲き方が揃っています。また、花びらの形状によっても10種類ほどの種類に分類されるダリアです。
最近では「黒蝶」と呼ばれる濃い黒赤色の大輪の花もあり、おしゃれな切り花として人気となっています。ダリアならではの花の大きさや豊富な色合いに人気が高まっていると言えます。ダリアの切り花は、特に豪華な印象を与え華やかなので結婚式などの切り花などにも使われるほどです。
現在は切り花用などで売られている球根があり、大きく咲く花などにも注目が集まっています。特に夏から秋にかけて長く花を咲かせてくれるダリアは、切り花としての楽しみを長く味合えますのでそれも人気の理由です。
また、咲き方もシンプルな一重咲きや八重咲きや変わった花びらの変化咲きなど品種改良が色々行われ、多種多様な咲き方が揃っています。また、花びらの形状によっても10種類ほどの種類に分類されるダリアです。
最近では「黒蝶」と呼ばれる濃い黒赤色の大輪の花もあり、おしゃれな切り花として人気となっています。ダリアならではの花の大きさや豊富な色合いに人気が高まっていると言えます。ダリアの切り花は、特に豪華な印象を与え華やかなので結婚式などの切り花などにも使われるほどです。
現在は切り花用などで売られている球根があり、大きく咲く花などにも注目が集まっています。特に夏から秋にかけて長く花を咲かせてくれるダリアは、切り花としての楽しみを長く味合えますのでそれも人気の理由です。
ダリアの切り花としての人気の品種は
ダリアの花は手のひらサイズの小さいサイズのものから驚くような大きさの超大輪品種まであり、その魅力も印象も様々です。
咲き方も「ポンポン咲き」などという全体が丸くなるかわいらしい咲き方から八重咲きの「デコラティブ咲き」「カクタス咲き」(花びらが管状に細く巻く特徴のある咲き方)を始めとした様々な咲き方の種類があります。
切り花用として人気の品種をご紹介しますと、ダリアらしい元気な色合いの中輪のフォーマルデコラ咲きの「オレンジデイズ」、中輪の八重咲き・セミカクタス咲きの赤い「熱唱」、中大輪から大輪のセミカクタス咲きの「黒蝶」他多くの種類が挙げられます。
特に「黒蝶」は濃い黒赤色の珍しい色合いが最近のダリア人気を作った花となっています。また、「オレンジデイズ」も「黒蝶」もともに育てやすいのも魅力的です。
中輪のフォーマルデコラ咲きの「ポートライトペアビューティー」もオレンジと白が混じり合ったかわいらしい花が切り花としても人気で育てやすい品種です。
咲き方も「ポンポン咲き」などという全体が丸くなるかわいらしい咲き方から八重咲きの「デコラティブ咲き」「カクタス咲き」(花びらが管状に細く巻く特徴のある咲き方)を始めとした様々な咲き方の種類があります。
切り花用として人気の品種をご紹介しますと、ダリアらしい元気な色合いの中輪のフォーマルデコラ咲きの「オレンジデイズ」、中輪の八重咲き・セミカクタス咲きの赤い「熱唱」、中大輪から大輪のセミカクタス咲きの「黒蝶」他多くの種類が挙げられます。
特に「黒蝶」は濃い黒赤色の珍しい色合いが最近のダリア人気を作った花となっています。また、「オレンジデイズ」も「黒蝶」もともに育てやすいのも魅力的です。
中輪のフォーマルデコラ咲きの「ポートライトペアビューティー」もオレンジと白が混じり合ったかわいらしい花が切り花としても人気で育てやすい品種です。
人気の品種「黒蝶」とは
そこで、人気の「黒蝶」について詳しくご紹介したいと思います。名前も素敵な「黒蝶」は、ほとんど黒に近い色をしているために圧倒的なインパクトがある品種です。
ベルベットのような輝きも持った花でおしゃれなダリアとして切り花としてもとても人気です。「黒蝶」は、大輪の15cmほどの花にもなりますので一輪でも存在感を持った品種です。
背丈も大きくなるために倒れない工夫も必要で、支柱を立てたり、肥料を多く必要とするのが「黒蝶」の特徴とも言えます。また、花が咲いている間は1か月に1度の固形肥料や週に一度の液体肥料などを与えるのがおすすめとなっています。
よく日が当たらないと花つきが悪くなりますので日当たりも注意が必要です。また、夏は切り戻しをしていくことで長く秋までたくさんの花を楽しんでみることができます。
「黒蝶」を育てるのは鉢植えでも花を咲かせることができますので挑戦してみませんか。個性的でおしゃれな注目されている花だけに苗や球根から育ててみてはいかがでしょうか。
ベルベットのような輝きも持った花でおしゃれなダリアとして切り花としてもとても人気です。「黒蝶」は、大輪の15cmほどの花にもなりますので一輪でも存在感を持った品種です。
背丈も大きくなるために倒れない工夫も必要で、支柱を立てたり、肥料を多く必要とするのが「黒蝶」の特徴とも言えます。また、花が咲いている間は1か月に1度の固形肥料や週に一度の液体肥料などを与えるのがおすすめとなっています。
よく日が当たらないと花つきが悪くなりますので日当たりも注意が必要です。また、夏は切り戻しをしていくことで長く秋までたくさんの花を楽しんでみることができます。
「黒蝶」を育てるのは鉢植えでも花を咲かせることができますので挑戦してみませんか。個性的でおしゃれな注目されている花だけに苗や球根から育ててみてはいかがでしょうか。
切り花にして楽しむことで球根を太らせるのがおすすめ
また、「黒蝶」を育てた際には、大きな花が咲いたら、すぐ花は切り花にして楽しむのが育てるコツです。そのままにしておくと球根が消耗されるので花はなるべく切り花にして楽しみます。
真夏はこうして切り花にして楽しむことで、また秋から新しい花をたくさんつけてくれるようになります。
そして、鉢植えの場合の育て方では、花が終わっても葉が枯れるまではそのままにして日光をあてて球根を太らせます。その後、葉が枯れたらそのまま乾燥させて凍らない場所に置いて春に新しい用土で植え替えを行っていきます。この際に株分けをして増やしていく事もでき、増やす楽しみもあります。
真夏はこうして切り花にして楽しむことで、また秋から新しい花をたくさんつけてくれるようになります。
そして、鉢植えの場合の育て方では、花が終わっても葉が枯れるまではそのままにして日光をあてて球根を太らせます。その後、葉が枯れたらそのまま乾燥させて凍らない場所に置いて春に新しい用土で植え替えを行っていきます。この際に株分けをして増やしていく事もでき、増やす楽しみもあります。
切り花として人気になって品種改良も盛ん
ダリアは、これまで切り花として長持ちしなかったり、水揚げが難しかったという面があったのですが、最近では品種改良も盛んで様々な切り花向けの品種も誕生してきています。
「黒蝶」を始めとして大人の魅力のおしゃれなダリアがいろいろと登場しています。
花の大きさも小さい物から超大輪まであり、咲き方も様々な表情を見せるのがダリアの魅力です。切り花として楽しむことができれば醍醐味があるダリアの花です。
様々な種類の中からお好みの品種を選んで、庭や鉢植えにして、ダリアの花の魅力を切り花として堪能してみるのもおすすめと言えます。
「黒蝶」を始めとして大人の魅力のおしゃれなダリアがいろいろと登場しています。
花の大きさも小さい物から超大輪まであり、咲き方も様々な表情を見せるのがダリアの魅力です。切り花として楽しむことができれば醍醐味があるダリアの花です。
様々な種類の中からお好みの品種を選んで、庭や鉢植えにして、ダリアの花の魅力を切り花として堪能してみるのもおすすめと言えます。
ダリアの花の形はこんなにある?その分類は?
「ダリア」は、元々メキシコ産でメキシコからヨーロッパへ伝わり、それがオランダから日本で伝わったものです。「ダリア」というと夏の花と言うイメージですが、その花色の多さが特徴的と言えます。青以外は揃っているのではないかというほど色の種類が多いのです。白、ピンク、赤、黄、オレンジ、紫、黒赤、黒紫など黒に近い色があるのも「ダリア」の珍しさです。
そんな「ダリア」の花の形もまたバラエティ豊かですので魅力にあふれた花の形についてご紹介していきたいと思います。
そんな「ダリア」の花の形もまたバラエティ豊かですので魅力にあふれた花の形についてご紹介していきたいと思います。
ダリアの多種多様な魅力
「ダリア」と言うと、華やかなイメージを私達は持っていますが、花の大きさは30cm以上の超巨大輪から3cm以下の超小輪まで多種多様な花です。それに従って丈も200cmほどになるものから50cm以下の物もあります。華やかで大輪の「ダリア」から小輪のかわいらしい「ダリア」まであります。
という事で一言で「ダリア」の花の特徴と言っても難しいのですが、八重咲きの「ダリア」の華やかな色の物を私達は「ダリア」らしい雰囲気と感じているのではないでしょうか。
八重咲きの他にも個性的な様々な花の形が実はある、面白いダリアの花の形の世界をご紹介します。
という事で一言で「ダリア」の花の特徴と言っても難しいのですが、八重咲きの「ダリア」の華やかな色の物を私達は「ダリア」らしい雰囲気と感じているのではないでしょうか。
八重咲きの他にも個性的な様々な花の形が実はある、面白いダリアの花の形の世界をご紹介します。
それぞれに個性的な花の形の魅力
「デコラティブ咲き」という八重咲きの形が「ダリア」の代表的な花の形です。整然と美しい花びらが幾重にも並んだ様は美しく華やかですよね。写真は「アッティラ」と呼ばれる中輪の花です。力強い美しさを感じる品種ですね。また、この花びらの形の品種には大輪の品種も多く、25cm以上の巨大なデコラティブ咲きの巨大輪もあります。25cm以上の「ダリア」って想像してみるだけでも豪華そのものですね。
「アネモネ咲き」は、花の中心部分に筒状花が集まって周りと中心に分かれた感じに咲く咲き方をするものです。こちらは「アルペンパール」という品種ですが、アメリカ産で草丈が120~150cmと大きくなります。ダリア畑のように一斉にたくさん咲いた時の光景はきっと爽快ですよね。
「オーキッド咲き」は、花びらの端っこがくるりと内側に巻いたようになる半管状になる咲き方です。花びらが少し細くなる神秘的な不思議な形の咲き方です。写真は「神秘星」という品種です。星のように花びらが広がっています。ちょっと他の「ダリア」とは異なる美しさを放っていますよね。
「カクタス咲き」はちょっと変わった八重咲きで管状に細く巻いた花びらが八重咲きになります。花びらが内側に巻く「インカーブドカクタス」と内側にきちんと巻かずに幅広いままの「セミカクタス」があります。 「コラレット咲き」は、一重咲きの花の中心部に別の短い切れ込みのある花びらがついている咲き方のものです。「メアリーエベリン」は小輪の花ですが、鮮やかな「コラレット咲き」です。花芯が鮮やかで副弁と外の一重の花びらのコントラストがハッキリしていて可愛らしさもあるオリジナリティにあふれた花ですよね。
また、「ショー咲き」は、八重咲きですが、花びらの長さが短めで先端が丸い感じになっていて花びらの縁が内側に少し巻いている物を言います。 「シングル咲き」は、最も基本的な花の形である一重咲きをしたものです。ダリアの場合は、花の中心が黄色くなっています。写真は「ル・クロッコ」というシンプルなダリアで黒紫の茎と葉が花の美しさをシックに際立たせている品種です。
「カクタス咲き」はちょっと変わった八重咲きで管状に細く巻いた花びらが八重咲きになります。花びらが内側に巻く「インカーブドカクタス」と内側にきちんと巻かずに幅広いままの「セミカクタス」があります。 「コラレット咲き」は、一重咲きの花の中心部に別の短い切れ込みのある花びらがついている咲き方のものです。「メアリーエベリン」は小輪の花ですが、鮮やかな「コラレット咲き」です。花芯が鮮やかで副弁と外の一重の花びらのコントラストがハッキリしていて可愛らしさもあるオリジナリティにあふれた花ですよね。
また、「ショー咲き」は、八重咲きですが、花びらの長さが短めで先端が丸い感じになっていて花びらの縁が内側に少し巻いている物を言います。 「シングル咲き」は、最も基本的な花の形である一重咲きをしたものです。ダリアの場合は、花の中心が黄色くなっています。写真は「ル・クロッコ」というシンプルなダリアで黒紫の茎と葉が花の美しさをシックに際立たせている品種です。
「ポンポン咲き」は、小輪の八重咲きと言うもので、「ポンポンダリア」などと呼ばれている可愛らしい「ダリア」です。また、中輪のものを「ボール咲き」と呼びます。
「ピオニー咲き」は、最近はあまり作られなくなった品種ですが、半八重咲きで、花びらの幅が広い品種というのが特徴です。咲き方でもかなりの種類があることがわかりますよね。
「ピオニー咲き」は、最近はあまり作られなくなった品種ですが、半八重咲きで、花びらの幅が広い品種というのが特徴です。咲き方でもかなりの種類があることがわかりますよね。
最近のダリア人気のきっかけにもなった「黒蝶」
この黒っぽい、濃いワイン色のような大人なダリアが「黒蝶」と言われる最近人気のダリアです。大人っぽい花の美しさを持っていますよね。大きな花を付けるのが魅力的な花です。「デコラティブ咲き」の花びらがたくさんで妖艶な美しさを畳みかけてくるようなイメージの花です。
ダリアの魅力は、こんな「黒蝶」のような大人っぽい花から可愛らしい花まで大きさも花の形も多様な魅力を携えている所にあります。最近はこんなシックな「黒蝶」のような品種も人気を得ていてダリアの独特な世界が愛されています。なかなか黒っぽい花と言うのはありませんので、この黒いベルベットのような質感を持つ品種のダリアは女性の憧れとなっています。
「ジェシーリタ」や黒猫にも例えられる「ミズウ姫」、「ミズウノアール」「フィダルゴブラッキー」カクタス咲きの珍しい花の形の「クライスラー」また「黒最中(ブラックモナーク)」など黒いダリアも様々な品種が存在しています。ダリア愛好家の中では黒いダリアに魅せられた人も最近は増えています。
ダリアの魅力は、こんな「黒蝶」のような大人っぽい花から可愛らしい花まで大きさも花の形も多様な魅力を携えている所にあります。最近はこんなシックな「黒蝶」のような品種も人気を得ていてダリアの独特な世界が愛されています。なかなか黒っぽい花と言うのはありませんので、この黒いベルベットのような質感を持つ品種のダリアは女性の憧れとなっています。
「ジェシーリタ」や黒猫にも例えられる「ミズウ姫」、「ミズウノアール」「フィダルゴブラッキー」カクタス咲きの珍しい花の形の「クライスラー」また「黒最中(ブラックモナーク)」など黒いダリアも様々な品種が存在しています。ダリア愛好家の中では黒いダリアに魅せられた人も最近は増えています。
こちらは「天涯」という「デコラ咲き」の中のインフォーマルデコラ咲きの30cm以上はあるという超巨大輪です。柔らかな花びらがたくさんであふれんばかりの美しさを誇っていますよね。こうした超巨大輪の花も咲かせることができたらとても感動するのではないでしょうか。
そんなダリアの多種多彩な魅力は、それぞれに個性にあふれていて、それを咲かせた時にそれぞれに異なる美しさにうっとりするものです。
そんなダリアの多種多彩な魅力は、それぞれに個性にあふれていて、それを咲かせた時にそれぞれに異なる美しさにうっとりするものです。
ダリアは夏~秋の花壇の主役。ダリアを育てて楽しもう
ダリアは種からも育てられますが、春に球根を植えて育てるのがおすすめです。
花が終わったら剪定すると、次々と花を咲かせてくれるので、長く楽しむことができます。育てやすい球根植物なので、植え方、水やり・置き場所、管理方法、など、栽培に関するノウハウを覚えて自分にぴったりのダリアの栽培に挑戦しましょう。
花が終わったら剪定すると、次々と花を咲かせてくれるので、長く楽しむことができます。育てやすい球根植物なので、植え方、水やり・置き場所、管理方法、など、栽培に関するノウハウを覚えて自分にぴったりのダリアの栽培に挑戦しましょう。
ダリアの球根の植えつけ適期は桜の咲くころ
ダリアは寒さに弱いので、遅霜が降りると枯れてしまうことがあります。桜の花が咲くころまで待ってから、植えるようにします。ダリアは日当たりを好むので、日当たりの良い場所を選んでおきましょう。
ダリアは酸性の土壌を嫌うので、地植えにする場合には植えつける1週間ほど前に、多めの鶏糞や牛糞など有機肥料と、二つかみの苦土石灰を土にしっかりと混ぜ合わせておきます。鉢植えの場合は、市販の培養土に、緩効性化成肥料を混ぜ合わせて使うのがおすすめです。
ダリアは酸性の土壌を嫌うので、地植えにする場合には植えつける1週間ほど前に、多めの鶏糞や牛糞など有機肥料と、二つかみの苦土石灰を土にしっかりと混ぜ合わせておきます。鉢植えの場合は、市販の培養土に、緩効性化成肥料を混ぜ合わせて使うのがおすすめです。
球根の細い部分の芽を上に向けて植える
ダリアの球根は首の細くなっている部分・クラウンを上にして植えつけます。クラウンの部分を折ってしまうと、どんなに太い球根でも芽が出てきません。クラウンを折ってしまわないよう気を付けながら植えましょう。
ダリアは、球根の下の方に根を大きくのばします。鉢植えにする場合は深さを十分に確保するようにしましょう。花が大きくなったり、草丈が大きくなる品種のほうがより深さが必要になってきます。
球根の上に5~10cm土をかぶせますが、深さと同じように、花や草丈が大きくなる品種の方をより深植えにします。
鉢の中央に球根を置くのではなく、クラウンの新芽の出ている部分が中央に上向きに来るようにセッティングします。茎が折れないように、早めに支柱を立てておきましょう。
ダリアは、球根の下の方に根を大きくのばします。鉢植えにする場合は深さを十分に確保するようにしましょう。花が大きくなったり、草丈が大きくなる品種のほうがより深さが必要になってきます。
球根の上に5~10cm土をかぶせますが、深さと同じように、花や草丈が大きくなる品種の方をより深植えにします。
鉢の中央に球根を置くのではなく、クラウンの新芽の出ている部分が中央に上向きに来るようにセッティングします。茎が折れないように、早めに支柱を立てておきましょう。
ダリアの水やりと肥料
ダリアの球根を植えるときはたっぷりと水やりしますが、地植えの場合は、この後の水やりは自然任せで、よほど乾いているとき以外必要ありません。鉢植えの場合は、表面の土が乾いてからたっぷりと、鉢底から水が流れ出るまで水やりします。
ダリアに水やりするときは、葉に水がかかるようにしましょう。ホコリや虫が流れて元気になります。つぼみに水がかかると花芽が枯れてしまうことがあるので、つぼみにはかけないようにします。
ダリアは肥料食いなので、植えつけ時の元肥は多めに施肥するようにしましょう。追肥はどんどん成長していくとき、夏の暑さが和らいできたときに緩効性化成肥料を株もとに置いて施肥します。
鉢植えの場合は、花が咲くまで10日置きくらいに、液体肥料を水代わりにあげるようにすると、しっかりと丈夫に育ちます。葉色が悪くなる時は、肥料のあげすぎのときがあるので、葉色が悪いときは、肥料を控えめにしてみてください。
ダリアに水やりするときは、葉に水がかかるようにしましょう。ホコリや虫が流れて元気になります。つぼみに水がかかると花芽が枯れてしまうことがあるので、つぼみにはかけないようにします。
ダリアは肥料食いなので、植えつけ時の元肥は多めに施肥するようにしましょう。追肥はどんどん成長していくとき、夏の暑さが和らいできたときに緩効性化成肥料を株もとに置いて施肥します。
鉢植えの場合は、花が咲くまで10日置きくらいに、液体肥料を水代わりにあげるようにすると、しっかりと丈夫に育ちます。葉色が悪くなる時は、肥料のあげすぎのときがあるので、葉色が悪いときは、肥料を控えめにしてみてください。
ダリアの花をうまく咲かせる方法
巨大輪などを咲かせる場合、一輪だけを残して、脇芽はなるべくとるようにします。一番株元に近い2節の脇芽だけ残します。花芽が複数ついたときも、中央の大きなものだけを残して摘み取ります。花が終わったら、残した脇芽の上の部分で切り戻し、脇芽を育てて2番花を育てます。
中輪・小輪を育ててたくさん花を咲かせる場合は、主茎が3~4節に伸びたら、主茎の先端を摘み取ります。主茎を摘み取る「摘芯」をすることで、脇芽がたくさん出てきます。わき目も2~3節伸びたところで摘芯し、枝数をどんどん増やします。
中輪・小輪を育ててたくさん花を咲かせる場合は、主茎が3~4節に伸びたら、主茎の先端を摘み取ります。主茎を摘み取る「摘芯」をすることで、脇芽がたくさん出てきます。わき目も2~3節伸びたところで摘芯し、枝数をどんどん増やします。
夏の暑さでダリアが弱ってきたら【切り戻し】
真夏の暑さで株が弱ってきて、花が蕾のまま枯れたり、花芽が付かなくなることがあります。でも、これで終わってしまったわけではありません。株もとから30~40cmのところで思い切って切り落とし、切り戻しをすることで株が元気を取り戻します。
下の方の込みすぎた葉も落として風通しを良くしておくと、気温が少し下がってくると脇芽がどんどん出てきて、元気に育っていきます。
ダリアの茎は中が空洞になっています。剪定するときは、節のぎりぎりで切り落とさないと、茎に水が溜まって腐ることがあるので注意しましょう。
下の方の込みすぎた葉も落として風通しを良くしておくと、気温が少し下がってくると脇芽がどんどん出てきて、元気に育っていきます。
ダリアの茎は中が空洞になっています。剪定するときは、節のぎりぎりで切り落とさないと、茎に水が溜まって腐ることがあるので注意しましょう。
寒さに弱い球根の冬越しの仕方
秋、霜が降りる前に球根を掘り上げ、貯蔵しておきます。気温が0℃を下回らない地域では地植えの場合、掘り上げなくても越冬できますが、2年おきくらいに植え替えないと連作障害でダリアが育たなくなります。
掘り上げた球根は、クラウンのところでくっついています。それぞれに花芽が付いたクラウンを残して切り分ける必要がありますが、春にならないと芽が出てこないので、芽が出てきたら切り分けるようにしましょう。
花芽が付いたクラウンがついていない球根は太くても芽が出てこないので、必ず一つの球根に一つの花芽がついている状態で切り分けます。
球根も、0℃以下になると枯れてしまいます。0℃以下にならないところで保管して冬越ししましょう。箱にもみ殻やピートモスなどを詰めて、その中にそっと球根を入れておくのがおすすめです。乾燥気味の地域では、水で占められたバーミキュライトで球根をくるんで、ビニール袋入れたうえでダンボールに入れておきましょう。
冬の間にしおしおの球根になっても、土に植えたら水分を吸収して膨らんでくるので、あまり気にせず、春になったら植えてみましょう。
掘り上げた球根は、クラウンのところでくっついています。それぞれに花芽が付いたクラウンを残して切り分ける必要がありますが、春にならないと芽が出てこないので、芽が出てきたら切り分けるようにしましょう。
花芽が付いたクラウンがついていない球根は太くても芽が出てこないので、必ず一つの球根に一つの花芽がついている状態で切り分けます。
球根も、0℃以下になると枯れてしまいます。0℃以下にならないところで保管して冬越ししましょう。箱にもみ殻やピートモスなどを詰めて、その中にそっと球根を入れておくのがおすすめです。乾燥気味の地域では、水で占められたバーミキュライトで球根をくるんで、ビニール袋入れたうえでダンボールに入れておきましょう。
冬の間にしおしおの球根になっても、土に植えたら水分を吸収して膨らんでくるので、あまり気にせず、春になったら植えてみましょう。
ダリアにつく病害虫
うどんこ病や灰カビ病などは、ベニカスプレーなどを病巣全体にしっかりと掛けることでかなり回復させることができますが、回復しない場合は、病巣部分を取り除き、他に感染しないよう隔離して置きます。
アブラムシやハダニなどは葉水をしっかりとかけることでかなり予防できますが、ついたときは早めに駆除します。あらかじめ、オルトランなどを散布しておくのもおすすめです。
アブラムシやハダニなどは葉水をしっかりとかけることでかなり予防できますが、ついたときは早めに駆除します。あらかじめ、オルトランなどを散布しておくのもおすすめです。
ダリアの草丈は20cm~5m!?バリエーション豊富なダリアをたのしもう
ダリアは、花の色が青以外はほとんど揃っているといわれているほど豊富で、花の形もバリエーションに富んでいます。
草丈も、皇帝ダリアのように巨大化するものもあれば、20cm位にコンパクトに収まる矮小種もあります。様々なダリアの品種を紹介し、それぞれの品種の特徴を画像とともに紹介しましょう。
草丈も、皇帝ダリアのように巨大化するものもあれば、20cm位にコンパクトに収まる矮小種もあります。様々なダリアの品種を紹介し、それぞれの品種の特徴を画像とともに紹介しましょう。
ダリアはメキシコ原産。アステカでは「神聖な花」
ダリアはキク科ダリア属。原産地はメキシコです。15世紀ごろのアステカでは、神聖な花「アコクトリ(水笛)」として栽培されていました。
メキシコシティー植物園からスペインのマドリード植物園に種が送られたのがヨーロッパでの栽培のはじまりで、マドリード動植物園園長がスウェーデンの植物学者アンドレアス・ダール氏にちなんで「ダリア」と名付けました。
日本にはオランダ船によって1841年にもたらされたといわれています。インドを経由して日本に入ってきたので、「テンジクボタン」という和名があります。
ダリアの開花期間は7~10月の、夏の暑くて花の少なくなる時期に美しい花をたっぷりと楽しませてくれます。水やりがそれほど頻繁には必要がないので、育てやすく手間もあまりかかりません。夏の花壇の主役にぴったりの植物です。
メキシコシティー植物園からスペインのマドリード植物園に種が送られたのがヨーロッパでの栽培のはじまりで、マドリード動植物園園長がスウェーデンの植物学者アンドレアス・ダール氏にちなんで「ダリア」と名付けました。
日本にはオランダ船によって1841年にもたらされたといわれています。インドを経由して日本に入ってきたので、「テンジクボタン」という和名があります。
ダリアの開花期間は7~10月の、夏の暑くて花の少なくなる時期に美しい花をたっぷりと楽しませてくれます。水やりがそれほど頻繁には必要がないので、育てやすく手間もあまりかかりません。夏の花壇の主役にぴったりの植物です。
花の形によるダリアの分類
ダリアは草丈によって、超高性(150cm以上)、高性(150~120cm)、中高性(120~100cm)、中性(100~70cm)、中矮性(70~50cm)、矮性(50cm以下)に分類されます。
花の大きさによっては、超大輪(30cm以上)、巨大輪(30~26cm)、大輪(26~20cm)、中輪(20~10cm)、小輪(10~3cm)、極小輪(3cm以下)に分類されます。
花の形によっては、アメリカ・ダリア・ソサエティーでは16の形に分類しています。
花の大きさによっては、超大輪(30cm以上)、巨大輪(30~26cm)、大輪(26~20cm)、中輪(20~10cm)、小輪(10~3cm)、極小輪(3cm以下)に分類されます。
花の形によっては、アメリカ・ダリア・ソサエティーでは16の形に分類しています。
1、シングル咲き
コスモスを連想させるような、シンプルな一重咲きです。ダリアの一重咲きの基本形です。花びらが散るときは、花びらの先が反り返るように落ちていきます。8~10枚の花弁が一列に並び、中心に管状の小さな花が集まって咲きます。
2、 オーキッド咲き
花びらの並び方はシングル咲きと同じですが、花びら一枚一枚の左右の両端を、内側にくるっとまきこんで、半管状になっています。花びらが複数に重なっているダブルオーキッド咲きもあります。
3、 コラレット咲き
シングル咲きの花と同じ並び方をした花びらの中に、小さい短い花びら(副花びら)が数枚ずつ重なってついています。中央の花びらと外側の花びらの色が違うので、基本的には一重咲きですが、全体として華やかになります。
4、 アネモネ咲き
花びら全体はシングル咲きと同じなのですが、花の中央部分に小さなラッパ状の花びらがいくつも重なって咲く丁字咲きになります。外側の花びらが一重咲きのものの他に、二重、三重咲きのものもあります。
5、 ピオニー咲き
花ぶらが2~5重に並んで咲く、キンセンカのような咲き方をします。半八重咲きです。
6、 ボール咲き
コロンとした丸っこい花びらが寄り集まって大きなボール状の花になる、八重咲きの中輪をボール咲きと言います。花びらの先端が丸くなっていて、縁が内側に巻いています。
7、 ポンポン咲き
ボール咲きと同じように、コロンとした丸っこい花びらが寄り集まってできた、小さな八重咲きのものをポンポン咲きといいます。
8、 デコラティブ咲き
シングル咲きのような平たい花びらが、中心までぎっしりと八重に並んで咲くフォーマル・デコラティブ咲きと、不規則に外側にねじれた花びらが八重咲きになるインフォーマル・デコラティブ咲きがあります。ピオニー咲きよりもずっと花びらが多くなります。デコラティブ先には、花びらの先端に切込みが入るものもあります。
9、 カクタス咲き
オーキッド咲きのように花びらが巻き込んで管状になったものが、八重にぎっしりと並んだものをカクタス咲きと言います。細いすっきりした直線状に巻いた花びらになった「ストレートカクタス咲き」、花弁の下側の方に巻いた花びらが八重咲きになった「インカーブカクタス咲き」、少しだけ花びらの両端が巻いてある「セミカクタス咲き」があります。はなびらの先端が割れてフリルのように咲く「フリル咲きカクタス咲き」もあります。
10、 ショウ(大輪)咲き
長さの短い先端が丸い花びらが八重咲きになっていて、花びらの縁が内側に軽く丸まっています。多くは大輪咲きです。
11、 スイレン咲き(ウォーターリリー咲き)
スイレンの花を連想させる幅広い丸みを帯びた花びらが八重崎になった咲き方です。デコラティブ咲きに似ていますが、花びらが平らで幅広く、花に厚みが少なく小輪です。
アメリカ・ダリア・ソサエティの分類では、「8、デコラティブ咲き」は2種それぞれ、「9、カクタス咲き」は4種それぞれにカウントされていて、「6、ボール咲き」と「7、ポンポン咲き」の間の「ミニチュア・ボール咲き」も一つとしてカウントしています。そのほかとして「ノベルティダリア」の分類があり、「10、ショウ(大輪)咲き」はカウントされていないので、これに含まれると考えるとよいかと思います。
アメリカ・ダリア・ソサエティの分類では、「8、デコラティブ咲き」は2種それぞれ、「9、カクタス咲き」は4種それぞれにカウントされていて、「6、ボール咲き」と「7、ポンポン咲き」の間の「ミニチュア・ボール咲き」も一つとしてカウントしています。そのほかとして「ノベルティダリア」の分類があり、「10、ショウ(大輪)咲き」はカウントされていないので、これに含まれると考えるとよいかと思います。
巨大化する皇帝ダリアの花言葉は「乙女の真心」「乙女の純潔」
皇帝ダリアは、大きくなるものでは草丈が5mにもなるため、栽培にしり込みしがち。「皇帝」という名前からも、雄々しいイメージが強いのですが、可憐で可愛いピンクの花が咲き、「乙女の真心」「乙女の純潔」といった優しい雰囲気の花言葉がついています。草丈を十分に高くしない場合は鉢植えでも育てられるので、挑戦してみる価値があります。
皇帝ダリアの草丈は巨大ですが、花の大きさは10~15cmの中輪です。茎そのものは木のように固く長いのですが、同じ高さの樹木のように太くありません。細木のような形から、「木立ダリア」とも呼ばれます。
皇帝ダリアの草丈は巨大ですが、花の大きさは10~15cmの中輪です。茎そのものは木のように固く長いのですが、同じ高さの樹木のように太くありません。細木のような形から、「木立ダリア」とも呼ばれます。
目を見張るボリューム【超巨大輪ダリア】
皇帝ダリアが高さで圧倒するなら、超巨大輪ダリアは花の大きさで圧倒されます。咲いたときの驚きと感動はひとしおです。草丈は1m~1.5mですが、花径が25cm以上にもなります。
頭が大きいために、折れたり倒れたりしやすいので、支柱を立てて育てます。一つの茎に一輪ずつそだてて、脇芽は摘み取ります。
日当たりの良いところで肥料をたっぷり与えて育てます。日陰では葉っぱばかりが育って、花を咲かせないときがあります。手のひらサイズを超えた、顔より大きい?サイズの花、咲かせてみたいですね。 ダリアは夏から秋にかけて、豊富な花色と形の花を咲かせてくれる夏の花壇の主役です。夏の暑い、花が少なくなる時期に、バリエーションにとんだ花でたのしませてくれます。自分にぴったりと思うダリアを選んで、育ててみましょう。
ダリア記事一覧はこちら
私の好きなお花「白いダリア」 flower shop Riris
ダリア園でのダリアの楽しみ方って?
ダリアを切り花として楽しむには、品種は?
ダリアは夏?秋の花壇の主役。ダリアを育てて楽しもう
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。
頭が大きいために、折れたり倒れたりしやすいので、支柱を立てて育てます。一つの茎に一輪ずつそだてて、脇芽は摘み取ります。
日当たりの良いところで肥料をたっぷり与えて育てます。日陰では葉っぱばかりが育って、花を咲かせないときがあります。手のひらサイズを超えた、顔より大きい?サイズの花、咲かせてみたいですね。 ダリアは夏から秋にかけて、豊富な花色と形の花を咲かせてくれる夏の花壇の主役です。夏の暑い、花が少なくなる時期に、バリエーションにとんだ花でたのしませてくれます。自分にぴったりと思うダリアを選んで、育ててみましょう。
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監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。