冬~春の花壇を色どるデイジーをお庭にとりいれよう
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デイジー(デージー)はヨーロッパ・北アフリカなどに自生している、地中海沿岸が原生地の多年草です。
日本では夏の暑さで枯れてしまうので、多年草ではなく、「一年草扱い」として流通しています。
デイジーは、自生地のヨーロッパでは、ごく当たり前の芝生に生える雑草で、八重咲きの園芸品種のみが栽培されています。
デイジーの和名は「ヒナギク」ですが、「長命菊」「延命菊」の別名もあります。
野生種のデイジーは白い花ですが、園芸品種にはピンクや赤、紫などのバリエーションがあります。
デイジーは花の大きさが3~8cmと小さめのものも多く、草丈が20cm程度までしか育たないので、花壇の縁取りや寄せ植えの材料の一として利用されることが多い植物です。
デイジーは、品種によって花びらの形状が違い、花びらがストロー状になっているものやU字型になっているものなどありますが、いずれも中央の黄色い花芯を取り巻くように花びらがついています。
日本では夏の暑さで枯れてしまうので、多年草ではなく、「一年草扱い」として流通しています。
デイジーは、自生地のヨーロッパでは、ごく当たり前の芝生に生える雑草で、八重咲きの園芸品種のみが栽培されています。
デイジーの和名は「ヒナギク」ですが、「長命菊」「延命菊」の別名もあります。
野生種のデイジーは白い花ですが、園芸品種にはピンクや赤、紫などのバリエーションがあります。
デイジーは花の大きさが3~8cmと小さめのものも多く、草丈が20cm程度までしか育たないので、花壇の縁取りや寄せ植えの材料の一として利用されることが多い植物です。
デイジーは、品種によって花びらの形状が違い、花びらがストロー状になっているものやU字型になっているものなどありますが、いずれも中央の黄色い花芯を取り巻くように花びらがついています。
デイジーだけどデイジーじゃない花
デイジーというと、「ブルーデイジー」を思い浮かべる人が多いのですが、ブルーデイジーはデイジーと同じキク科ですが、ヒナギク属ではなくフェリシア属になる、別の種類の花になります。
「シャスターデイジー」もキク科ですが、フランスギク属で、「レウカンセマム」の別名があります。
名前に「デイジー」がついている花は、紛らわしいのですが、大部分がデイジーと別品種で、育て方や管理方法が異なるので注意してください。
「シャスターデイジー」もキク科ですが、フランスギク属で、「レウカンセマム」の別名があります。
名前に「デイジー」がついている花は、紛らわしいのですが、大部分がデイジーと別品種で、育て方や管理方法が異なるので注意してください。
デイジーはポット苗を植えるか種まきして
デイジーの発芽温度は20℃前後です。
種から育てる場合は、8月下旬~9月上旬に予め濡らしておいた用土にパラパラと種まきします。
発芽が遅れて十分に育っていない苗は、冬の寒さで枯れてしまうこともあるので、寒冷地では早めにまくようにしますが、暖地ではゆっくりまいても育ちます。
種の上に土を被せなくても、そのままバラマキすればOKです。
デイジーは植え替えをいとわないので、育ってきたものを植え替えることもできます。
苗床に種をまいて育て、本葉が3~4枚になった頃(目安は10月)、間隔を開けて植え付けても構いません。
デイジーを苗から育てる場合は、10~11月が植え付け適期です。
冬になる前にしっかり育って寒さに耐えられるように、寒冷地では早めに植え付けて、寒くなる前にしっかりした株に育てます。
ポット苗は、植え穴を掘った後、その中に水をしっかり染み込ませ、ポットを外した苗を入れたら周りの土を優しく抑えて固定し、もう一度水をたっぷりやっておくと、根付きが良くなります。
種から育てる場合は、8月下旬~9月上旬に予め濡らしておいた用土にパラパラと種まきします。
発芽が遅れて十分に育っていない苗は、冬の寒さで枯れてしまうこともあるので、寒冷地では早めにまくようにしますが、暖地ではゆっくりまいても育ちます。
種の上に土を被せなくても、そのままバラマキすればOKです。
デイジーは植え替えをいとわないので、育ってきたものを植え替えることもできます。
苗床に種をまいて育て、本葉が3~4枚になった頃(目安は10月)、間隔を開けて植え付けても構いません。
デイジーを苗から育てる場合は、10~11月が植え付け適期です。
冬になる前にしっかり育って寒さに耐えられるように、寒冷地では早めに植え付けて、寒くなる前にしっかりした株に育てます。
ポット苗は、植え穴を掘った後、その中に水をしっかり染み込ませ、ポットを外した苗を入れたら周りの土を優しく抑えて固定し、もう一度水をたっぷりやっておくと、根付きが良くなります。
デイジーは日当たりの良いところで育てて
デイジーは日当たりと風通しの良いところで育てるとよく育ちます。
日当たりが悪いとヒョロヒョロと間延びした株に育ち、花つきが悪くなってしまいます。
暑さに弱いので、風通しの良い涼しい明るめの場所で育てるようにしましょう。
霜に当たると傷んでしまうことがあるので、寒冷地などでは冬は敷き藁を敷いておくなど、防寒処理をしておいたほうがいいでしょう。
水はけの良い土であれば、どんなところにも育ちますが、どちらかというと、粘土質で湿り気のある土を好み、粘土質の土で育てると、株がギュッとしまったしっかりした苗に育ちます。
日当たりが悪いとヒョロヒョロと間延びした株に育ち、花つきが悪くなってしまいます。
暑さに弱いので、風通しの良い涼しい明るめの場所で育てるようにしましょう。
霜に当たると傷んでしまうことがあるので、寒冷地などでは冬は敷き藁を敷いておくなど、防寒処理をしておいたほうがいいでしょう。
水はけの良い土であれば、どんなところにも育ちますが、どちらかというと、粘土質で湿り気のある土を好み、粘土質の土で育てると、株がギュッとしまったしっかりした苗に育ちます。
デイジーは水切れ・肥料切れに注意
デイジーは水切れするとあっという間に萎れてしまいます。
また、デイジーは花をどんどんつけるので、肥料もたっぷりほしがります。
デイジーを育てて、沢山の花を長く楽しむためには、水やりと肥料を欠かさないようにしましょう。
デイジーは乾燥に弱いので、土の表面が乾いてきたら水をたっぷり与えるようにします。
春ほどではないにしても、冬でも水を欲しがるので、春よりは乾燥気味に管理したほうが寒さには耐えられますが、土が乾いているようなら温かい日中にたっぷり水やりしましょう。
デイジーが萎れてしまうとリカバリーは難しいので、しおれる前に水やりをしましょう。
花をよく付けるには、肥料が欠かせないので、花肥になるリン酸分が多い肥料を施肥しましょう。
毎月緩効性化成肥料をまいておくか、月に1~2回、液体肥料を水代わりに与えるようにしましょう。
また、デイジーは花をどんどんつけるので、肥料もたっぷりほしがります。
デイジーを育てて、沢山の花を長く楽しむためには、水やりと肥料を欠かさないようにしましょう。
デイジーは乾燥に弱いので、土の表面が乾いてきたら水をたっぷり与えるようにします。
春ほどではないにしても、冬でも水を欲しがるので、春よりは乾燥気味に管理したほうが寒さには耐えられますが、土が乾いているようなら温かい日中にたっぷり水やりしましょう。
デイジーが萎れてしまうとリカバリーは難しいので、しおれる前に水やりをしましょう。
花をよく付けるには、肥料が欠かせないので、花肥になるリン酸分が多い肥料を施肥しましょう。
毎月緩効性化成肥料をまいておくか、月に1~2回、液体肥料を水代わりに与えるようにしましょう。
春に切り戻すとまた花を盛り返す
苗から育てたデイジーは、12~5月と、花の少ない冬季に、長い間花を咲かせてくれます。
パンジー・ビオラの開花時期と近いので、寄せ植えにするのも人気があります。
秋に種をまいて育てたデイジーは、開花が遅れますが、3月ごろには花を咲かせるようになります。
次々とデイジーは花を咲かせてくれるので、花殻つみが欠かせませんが、4月くらいになって気温が上がってくると、株全体が徒長してきて、傷んだようになってきます。
水がかかっても腐ってくるので、リカバリーさせるために、株元近くまで一度切り戻しをします。
まだつぼみが残っていたりするともったいない気もしますが、春先に一度ごっそり切り落としておくことで、脇芽も増えて、株もリフレシュされ、また伸びてきて元気に花を咲かせるようになります。
デイジーは暑さに弱いので、春のうちに切り戻して風通しを良くしておけば、気温が上がってきても、良い状態をより長く保てるようになります。
また、日頃から、終わった花をすぐに摘み取っておく「花殻つみ」をこまめに行っておくことで、蕾もたくさんついて花を長く楽しめます。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。
パンジー・ビオラの開花時期と近いので、寄せ植えにするのも人気があります。
秋に種をまいて育てたデイジーは、開花が遅れますが、3月ごろには花を咲かせるようになります。
次々とデイジーは花を咲かせてくれるので、花殻つみが欠かせませんが、4月くらいになって気温が上がってくると、株全体が徒長してきて、傷んだようになってきます。
水がかかっても腐ってくるので、リカバリーさせるために、株元近くまで一度切り戻しをします。
まだつぼみが残っていたりするともったいない気もしますが、春先に一度ごっそり切り落としておくことで、脇芽も増えて、株もリフレシュされ、また伸びてきて元気に花を咲かせるようになります。
デイジーは暑さに弱いので、春のうちに切り戻して風通しを良くしておけば、気温が上がってきても、良い状態をより長く保てるようになります。
また、日頃から、終わった花をすぐに摘み取っておく「花殻つみ」をこまめに行っておくことで、蕾もたくさんついて花を長く楽しめます。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。