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種類もいっぱい!ツワブキを育てて食べてみませんか

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ツワブキは、山でも自生している姿などを見たことがある人もいるのではないでしょうか。またツワブキは、春に食べると美味しい植物です。お店にツワブキとして売ってあるのを見たことがありますよね。

春の到来を感じさせてくれる植物とも言えますので、自分でツワブキを育てて食べてみるのもいいのではないでしょうか。種類も実はいっぱいあるツワブキです。育てやすい植物であれば育ててみたくなりますよね。

ツワブキは育てるのが簡単?

ツワブキは、東北より南によく自生していて私たちも目にすることができる植物です。多年草ツワブキは長く楽しむことができます。山間の日陰に育っている印象をツワブキに持っている人も多いでしょう。

海沿いの草原にも自生しているのを見ることができます。日陰でも育ち、寒さにも強く育てやすいのがツワブキです。

また、ツワブキがどんな花を咲かせるのかについて知っていますか。10月〜12月の寒い時期に黄色のきれいな花を咲かせます。花も魅力的なのです。

冬でも枯れない緑の葉っぱがあり、花も冬に咲きますので和風の庭に下草として植えていると楽しみがありおすすめです。水はけのいいところに植えるのが良く、庭に植える際には土を10〜20cmほど盛ってあげるとその後の生育がよくなります。

葉は大きくて丸い葉っぱで直径20cmほどもあるのが特徴的です。大きな緑の葉の印象と冬の黄色の花、春になるとまた食べることもできるツワブキです。一年を通してずっと楽しむことができて育てがいがありますよね。

冬の花壇におすすめのツワブキ

そんな特徴があり、冬は緑や花が少なくて庭がさみしくなりますが、そんな冬の庭にも常緑で葉を味わえ、花が咲いてくれる嬉しいツワブキです。

春に植えておくと冬の花が楽しみになっていいでしょう。濃い緑の葉に黄色の花が印象的なツワブキです。草丈は20cm〜50cmほどになりますので、木の下草などとして増やすのにいいサイズです。株分けをして増やすこともできますので増やして冬の庭を明るくしてみるのもいいでしょう。

ツワブキは漢字で「石蕗」とも書き、花言葉には「困難に負けない」などといった意味もあります。日陰でも冬でも常に緑色の大きな葉を茂らせている様子を見て付けられた花言葉です。それほど丈夫で育てやすく、力強い性格だと言えるということです。

ツワブキは種類がいっぱい

ツワブキの種類についてですが、特徴的な葉に斑が入るものもあり、美しい葉も魅力になっています。

「残雪」などといった種類は、葉全体に白く雪のような細かい斑点が入る品種です。名前もきれいで魅力的ですよね。斑入りの葉が特徴ですが、もし斑が入っていない新しい芽が出てきた場合は取り除いてあげることで長く斑入りを楽しむことができます。

よく途中から斑入りがなくなったということになる場合も多いのですが、そうしたコツもあります。

他にも「鏡獅子」と呼ばれる黄色い斑が入る品種などは株が小さいため、葉を鑑賞するために鉢植えにしてもいい品種です。

また、「金冠」は、葉の縁が黄色くなるために「金冠」と呼ばれている品種です。こちらもきれいな斑を守るためには肥料を控えめにするといいと言われています。さらに斑入りの葉の場合には、明るい日陰に植えてあげるのも斑がよく入るコツとなります。

いつどうやって食べるのがおすすめ

そんな葉が美しいツワブキですが、昔から春の味わいとしてもよく食べられているのを知っていますか。ツワブキの葉や茎は煮て食べることができます。

食べ方については、若葉が出て茎が柔らかな春のうちにとって食べます。ただアクが強いので忘れずにアク抜きをして食べることが重要ですので覚えておきましょう。肝臓に有毒な物質「ピロリジジンアルカロイド」があり必ずアク抜きが必要です。

具体的な食べ方は、熱湯に1分間ほどつけて水にさらした後に茎を折りながら皮を薄くむきます。そのあともまた水につけておき、アクを出しておきます。

ゆでる際も茶色のアクが出てきたら取り除いて醤油で煮ると出来上がりです。ツワブキの柔らかい茎がなんとも言えない春の味に感じる美味しさです。

多彩な品種で冬の庭や玄関を彩る楽しみも

いかがでしょうか。ツワブキは春にはお店で売られていることもある植物です。自分で育てて春の味わいとして食べてみるのも楽しみではないでしょうか。

育てるのも簡単で冬にも緑と花を楽しむことができ、いろいろな味わい方があるツワブキです。

冬の玄関がさみしいなどという時もツワブキ寄せ植えして置いてみるのもいいでしょう。株が小さい「鏡獅子」などは寄せ植えにもおすすめの品種です。冬の植物として葉牡丹シクラメンなどしか思い浮かばないこともありますが、ツワブキ寄せ植えにして楽しんでみませんか。

品種による斑入りの違いを楽しんでもいいですよね。観葉植物としての楽しみ方として白や金色などの斑入りもそれぞれに育ててみるのもいいのではないでしょうか。

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