雑草対策に!グランドカバーにおすすめの植物
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草丈が高くならないまま、広がるように地面を覆って育つ植物を、地面の空いているところを覆い隠す目的で植えたものを、「グランドカバー」といいます。
ガーデニングで庭のあちこちに植物を植えている場合、植物と植物の間を少しずつ開けると、空いた部分にどうしても草が生えてしまいます。
草塞ぎと見た目の向上を兼ねて、草丈があまり高くならない植物を植えて、グランドカバーにするのがおすすめです。
グランドカバーにする植物は、見た目が可愛らしく、管理が簡単なのによく増えて、植えている植物の生育を阻害しないものがおすすめです。
雑草ですが、「シロツメクサ(クローバー)」も生えていればそのままにしていると見た目も可愛らしいので、よくグランドカバーに使われていますが、生育が旺盛すぎて、他の植物を駆逐することがあるので、グランドカバーにするのはおすすめではありません。
ガーデニングで庭のあちこちに植物を植えている場合、植物と植物の間を少しずつ開けると、空いた部分にどうしても草が生えてしまいます。
草塞ぎと見た目の向上を兼ねて、草丈があまり高くならない植物を植えて、グランドカバーにするのがおすすめです。
グランドカバーにする植物は、見た目が可愛らしく、管理が簡単なのによく増えて、植えている植物の生育を阻害しないものがおすすめです。
雑草ですが、「シロツメクサ(クローバー)」も生えていればそのままにしていると見た目も可愛らしいので、よくグランドカバーに使われていますが、生育が旺盛すぎて、他の植物を駆逐することがあるので、グランドカバーにするのはおすすめではありません。
タイム
様々なタイムがあり、品種によって香りも違っていますが、タイムはいずれも育てやすく増えやすい、グランドカバーにおすすめの植物です。
一度植えると、勝手に増えていくので、増やす手間はいりませんが、カモミールやミントなども、タイムには駆逐されてしまいます。
繁殖力が非常に旺盛なので、草花を多く栽培している場合は、いつの間にかタイムに取って代わられていることもあるので、注意が必要です。
春に可愛らしい花を咲かせてくれるので、花のじゅうたんのようになるので見ごたえもあります。
一度植えると、勝手に増えていくので、増やす手間はいりませんが、カモミールやミントなども、タイムには駆逐されてしまいます。
繁殖力が非常に旺盛なので、草花を多く栽培している場合は、いつの間にかタイムに取って代わられていることもあるので、注意が必要です。
春に可愛らしい花を咲かせてくれるので、花のじゅうたんのようになるので見ごたえもあります。
ローマンカモミール
ジャーマンカモミールは一年草ですが、ローマンカモミールは多年草です。
ローマンカモミールは「植物の医者」の別名もあり、グランドカバーとして植え付けると、周りの植物を元気にしてくれます。
花芯が黄色い白いデイジーのような小さな花をたくさん咲かせてくれます。
ローマンカモミールは横に広がる「匍匐性」が強く、葉っぱを踏んだりこすったりすると、りんごのような優しい香りがします。
踏むことでかえって強くなるので、グランドカバーに最適です。
ローマンカモミールは寒さに強く常緑なので、雪の下でも防寒処理しなくても緑のままですが、暑さには弱いため、夏に蒸れると枯れかることがあります。
すべて枯れ果てなければ秋になるとまた緑に茂ってくるので、枯れた葉を整理して整え直してあげるとまた広がっていきます。
ローマンカモミールは「植物の医者」の別名もあり、グランドカバーとして植え付けると、周りの植物を元気にしてくれます。
花芯が黄色い白いデイジーのような小さな花をたくさん咲かせてくれます。
ローマンカモミールは横に広がる「匍匐性」が強く、葉っぱを踏んだりこすったりすると、りんごのような優しい香りがします。
踏むことでかえって強くなるので、グランドカバーに最適です。
ローマンカモミールは寒さに強く常緑なので、雪の下でも防寒処理しなくても緑のままですが、暑さには弱いため、夏に蒸れると枯れかることがあります。
すべて枯れ果てなければ秋になるとまた緑に茂ってくるので、枯れた葉を整理して整え直してあげるとまた広がっていきます。
ヒメイワダレソウとクラピア
イワダレソウの矮小種の「ヒメイワダレソウ」や改良品種の「クラピア」は、背丈が5~10cmほどにしかならないので、イワダレソウほど大きくならない上、四季咲き性があって、可愛らしい花をいつでも楽しめるので、グランドカバーとして人気があります。
しかし、イワダレソウ同様に、ヒメイワダレソウもクラピアも非常に繁殖力が強く、根は深くはるので、周りの植物を駆逐しやすく、一度植えるとあっという間に広がる繁殖力の強さもあるので、草花を育てている場合は導入を控えたほうが良い植物です。
ヒメイワダレソウもクラピアも日当たりを好み、常緑で、-5℃以下では地上部が枯れてしまいますが、地下で越冬するので寒冷地でも手間を掛けずに通年管理ができます。
クラピアは花が咲いても種ができないので、増え方はヒメイワダレソウより穏やかになります。
しかし、イワダレソウ同様に、ヒメイワダレソウもクラピアも非常に繁殖力が強く、根は深くはるので、周りの植物を駆逐しやすく、一度植えるとあっという間に広がる繁殖力の強さもあるので、草花を育てている場合は導入を控えたほうが良い植物です。
ヒメイワダレソウもクラピアも日当たりを好み、常緑で、-5℃以下では地上部が枯れてしまいますが、地下で越冬するので寒冷地でも手間を掛けずに通年管理ができます。
クラピアは花が咲いても種ができないので、増え方はヒメイワダレソウより穏やかになります。
ワイヤープランツ
細い茎が針金のように伸びて、丸い葉っぱがこんもり茂って可愛らしいワイヤープランツは、あまり日当たりが良くないところでもよく育ちます。
ワイヤープランツは真夏の直射日光は苦手なので、日当たりがあまり良くないところのグランドカバーに使うのがおすすめの植物です。
ワイヤープランツは、乾燥気味で管理したほうが元気に育ちますが、水切れがすぎると葉が落ちるので、乾燥が強いときは水やりも必要です。
ワイヤープランツは霜に当たると葉が落ちてしまいますが、0℃位までなら耐えられ、根が地下部で越冬するので、春になるとまた芽吹いてきます。
寒冷地では屋外での越冬は難しいので、霜が降りる前に掘り上げて室内で越冬させる必要があります。
ワイヤープランツは、あまり目立たない花ですが、花も咲き、水切れさえしなければ管理も容易な植物です。
ワイヤープランツは真夏の直射日光は苦手なので、日当たりがあまり良くないところのグランドカバーに使うのがおすすめの植物です。
ワイヤープランツは、乾燥気味で管理したほうが元気に育ちますが、水切れがすぎると葉が落ちるので、乾燥が強いときは水やりも必要です。
ワイヤープランツは霜に当たると葉が落ちてしまいますが、0℃位までなら耐えられ、根が地下部で越冬するので、春になるとまた芽吹いてきます。
寒冷地では屋外での越冬は難しいので、霜が降りる前に掘り上げて室内で越冬させる必要があります。
ワイヤープランツは、あまり目立たない花ですが、花も咲き、水切れさえしなければ管理も容易な植物です。
メカルドニア
日当たりの良い場所で育てると、管理が殆どいらない上に、花の少ない夏に黄色い花をたくさん咲かせてくれるので、グランドカバーとしてもとても人気があります。
しかし、メカルドニアは寒さに弱いため、暖地でないと屋外で越冬できません。
メンテナンスフリーのグランドカバーが多いことを考えると、暖地ではない寒冷地でグランドカバーにするには手間がかかり過ぎます。
寒冷地や中間地で、それでもメカルドニアをグランドカバーにするには、秋に掘り上げて室内に取り込んで越冬させるよりも、春まきの一年草として、毎年春に種まきしたほうが管理が楽になります。
しかし、メカルドニアは寒さに弱いため、暖地でないと屋外で越冬できません。
メンテナンスフリーのグランドカバーが多いことを考えると、暖地ではない寒冷地でグランドカバーにするには手間がかかり過ぎます。
寒冷地や中間地で、それでもメカルドニアをグランドカバーにするには、秋に掘り上げて室内に取り込んで越冬させるよりも、春まきの一年草として、毎年春に種まきしたほうが管理が楽になります。
クランベリー(ツルコケモモ)
クランベリーは暑さに弱いため、寒冷地でないと育てにくい植物なので、寒冷地向けのグランドカバーです。
クランベリーは水切れにも弱いので、湿ったような土地にグランドカバーとして植えるのに適しています。
クランベリーは、夏になると白やピンクの花を咲かせて、秋には赤い丸い実をたくさんつけます。
収穫しないで実をつけたままにしていると、そのままの状態で春を迎えます。
実は、そのまま食べてもあまり美味しくありませんが、ジャム・果実酒・フルーツソースなどにするとおしゃれに仕上がります。
寒さに非常に強いので、寒冷地のグランドカバーとして、越冬処理が特に必要でない点がおすすめです。
水切れに弱いので、真夏には他の植物と一緒に水やりも必要になります。
ジメジメとしたところに適したグランドカバーはなかなかないので、そんな場所があれば、水やりの手間もかからず管理もしやすくなります。
湿り気が多すぎて困っているような場所があれば、グランドカバーにクランベリーを採用してみてください。
クランベリーは酸性の土壌を好むので、植え付け時に苦土石灰をまいて土壌酸度を調整しておく必要はありません。
むしろ酸性寄りになるように、鹿沼土や酸度調整されていないピートモスなどを混ぜ込んでおくのがおすすめです。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。
クランベリーは水切れにも弱いので、湿ったような土地にグランドカバーとして植えるのに適しています。
クランベリーは、夏になると白やピンクの花を咲かせて、秋には赤い丸い実をたくさんつけます。
収穫しないで実をつけたままにしていると、そのままの状態で春を迎えます。
実は、そのまま食べてもあまり美味しくありませんが、ジャム・果実酒・フルーツソースなどにするとおしゃれに仕上がります。
寒さに非常に強いので、寒冷地のグランドカバーとして、越冬処理が特に必要でない点がおすすめです。
水切れに弱いので、真夏には他の植物と一緒に水やりも必要になります。
ジメジメとしたところに適したグランドカバーはなかなかないので、そんな場所があれば、水やりの手間もかからず管理もしやすくなります。
湿り気が多すぎて困っているような場所があれば、グランドカバーにクランベリーを採用してみてください。
クランベリーは酸性の土壌を好むので、植え付け時に苦土石灰をまいて土壌酸度を調整しておく必要はありません。
むしろ酸性寄りになるように、鹿沼土や酸度調整されていないピートモスなどを混ぜ込んでおくのがおすすめです。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。