ワイヤープランツが枯れた時と増やし方のコツは？

ワイヤープランツは細くて優しい雰囲気が魅力ですが、その細い茎が枯れてしまうとショックですよね。元気がいい時は、横に這うように茂っていき可愛いのですが、枯れると見苦しくなります。ワイヤープランツは、ハンギングバスケットなどにしたり、庭に植えにしたりする愛好家も多くいますよね。

日向でも日陰でも丈夫に育ちますので育て方も簡単です。ただ、よく茂るだけに水切れや肥料が不足したり、根詰まりを起こしたりすることも多くあります。そうなると可愛らしい小さな葉がたくさん落ちてきますが、そうならないためにはどうしたらいいでしょうか。

ワイヤープランツはよく育つために、鉢植えの時は特に、時々植え替えをしてあげることが大切です。茂りすぎて根詰まりをして枯れることがあります。

耐暑性は強く、耐寒性がやや弱いワイヤープランツは、夏と冬をできれば避けて植え替えを行うのがコツです。大きく育っている場合は株分けもしていくといいですね。

また、ワイヤープランツは、耐寒性がやや弱いために、霜に当たると葉が落ちます。そんなときは、室内に取り込むのもいいでしょう。取り込んであげていると葉が落ちても根が大丈夫な時があります。次の春に芽が出てくることもあり、諦めないで育てましょう。

ワイヤープランツを地植えしたい場合には、霜が降りない地域ならば外でも育てることができます。茂ってくることを予想して、風通しのいい場所に植えてみるのがおすすめです。水はけが良く、腐葉土も多く含んだ赤玉土小粒6：腐葉土3：軽石（またはパーライト）1などの配合の土などに植えるといいでしょう。

鉢植えの場合には、乾燥しすぎても葉が落ちます。葉が黄色くなった場合は水切れです。小さな葉っぱがよくしおれることもあり、その場合は霧吹きなどで葉水をするのがいい方法です。細いツルが伸びなくなった場合には水が足りているかどうかも考えるといいでしょう。

こうしてみると、可愛い小さな葉が落ちる場合には、乾燥と寒さに気を付けることが大切なことがわかります。また春と秋にゆっくり効く緩効性化成肥料をあげることでワイヤープランツを元気に育てることができます。

また、ワイヤープランツの手入れについては、ワイヤープランツは、どんどん細い茎が伸びていきますので時々手入れをすることが必要です。

形が崩れたり、根詰まりを起こしたりしている様子があったら、茎をきれいに切り揃えることも必要になります。葉が落ちてきたら、切り戻しをしてあげるのもいい方法です。そうすることで脇芽が出るようになってくるでしょう。

また、葉っぱが少ない場所ができた場合や伸び放題になってきた場合などには、時々姿を整えてあげるようにすることも大切です。

繁殖力が旺盛なワイヤープランツですが、数を増やす方法はどうしたらいいのでしょうか。挿し芽でも株分けでも増やすことができます。

挿し芽の場合には、春や秋の暖かい季節に挿し芽をします。水に挿しても増やすことができて簡単です。株分けの場合には、時々植え替えをする場合に、株分けをしてあげるといいでしょう。割と楽に増やすことができるワイヤープランツは、初心者が育てるのにもおすすめです。

ワイヤープランツのハンギングでの楽しみ方もご紹介します。室内で育てても可愛らしく部屋のインテリアとしても人気です。

天井や窓際にぶら下げてハンギングしている人も多くいますよね。ワイヤープランツの場合には大きく成長すると、横に伸びる性質があります。ハンギングすることで横に広がりながら垂れ下がっていくのが特徴です。ある程度横にボリュームが出ると思って育てるといいですね。

また、垂れ下がるように茎をとても長く伸ばして育てる方法もあります。棚の上などに載せて垂らしているとおしゃれですよね。

ワイヤープランツについてご紹介しましたが、大きく育つために風通しが悪くなったり、水が不足したりすることがあります。また、霜でやられることもあります。

小さくてかわいい葉ですのでよく気を付けて、枯らさないように育ててみませんか。時々は形を整えてあげることも大切です。きれいな形のワイヤープランツを楽しむことで元気にも育てることができるでしょう。

吊り下げるなど様々な姿で楽しむこともできるワイヤープランツです。育てながらたくさん増やして、いろいろな姿のワイヤープランツを楽しんでみるのもいいですね。室内で育てるのも可愛くて人気のワイヤープランツを育てて、増やしてみませんか。

監修：トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。