そのままでも美味しく、料理やお菓子作りにも便利な水あめ活用法！

ジャム

マイルドな甘みが魅力の水あめはそのまま食べでも十分美味しい甘味料。
お砂糖の代用品として、料理の調味料として幅広い用途があります。
水あめの素材は穀類野菜イモ類、トウモロコシや米、玄米・大麦など様々な種類のものがあります。
水あめはこれらのデンプンを酵素か酸で分解し作られます。
水あめには酸糖化水あめ、酵素水あめ、麦芽水あめと製造方法の違いにより分類されます。
人気なのは昔ながらの製法で作られたデンプンを麦芽で分解した麦芽水あめや玄米水あめ。
健康志向の方や高齢者の方に支持されています。

最近主婦の間で手を汚さず使用できて便利と人気なのがスパウトパウチタイプの水あめです。
料理などに注ぎやすく、使用後はキャップが付いているので保管も出来て軽く、使い捨てが出来るのが魅力。
スプーン要らずの容器なのでこぼすことなく使用できます。
サバの味噌煮や照り焼き、筑前煮などの煮物やジャムづくり、大学芋や煮豚、など照りが付いてまろやかな味わいに仕上がります。
茹で小豆やあんこづくり・わらび餅や手羽先の煮物なども仕上がりがしっとりと艶やかになります。
水あめで美味しいおやつが食べたいなという時、麦芽水あめまたは通常の水あめできなこ棒を作ってみましょう。
麦芽水あめまたは通常の水あめ100グラム、黒ゴマ20グラム・きなこ70グラムを混ぜ、良くこねます。
全体的に良く混ぜ終えたら棒状に細く伸ばし、好みの大きさに切り、たっぷりときな粉をまぶします。
身体にも良く、柔らかいのでお茶うけにピッタリです。

簡単で美味しいおやつとしてもう１つが大学イモです。
これも水あめがあるととても簡単。
まずはさつまいもを乱切りにし、じっくりと170度の油で揚げます。
揚がったら良く油を切り、その間に水あめを作ります。
お砂糖水あめを容器に入れ、電子レンジで軽くあたためたら揚げたてのお芋に絡め、最後に黒ゴマをかけて出来上がりです。

艶のある美味しいいちごジャムの作り方は、まずいちご400グラムのヘタを取ります。
お鍋に大匙３～４の水あめをといちごを加え、コトコトと10分間ほどよく煮込みましょう。
一度粗熱を問ったら最後もう一度火にかけ余分な水分がなくなったら出来上がり。
お砂糖を加えなくても水あめだけでも美味くジャムが出来ます。
出来上がりは艶もあり、優しい甘さ。作る手間と時間もお砂糖だけの時よりも簡単にそして手早く美味しい、ツヤツヤのジャムとなります。
いちごだけでなくリンゴなどでも是非お試しになってみてください。