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その場で食べないとしぼんでしまう!大人気の水信玄餅とは

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信玄餅というと山梨の名物であり、求肥加工したお餅、きな粉・黒蜜が小さな入れ物に入っていて爪楊枝で食べる人気の和菓子ですが、その派生形として生まれ、大変な人気となっているのが水信玄餅です。
水信玄餅は信玄餅を販売している金精軒が開発した和菓子であり、柔らかく、水分の多いお菓子であるため30分も経過するとしぼんでしまい、水が染み出てしまうため持ち帰りは不可能。
店頭でしか食べることができず、しかも食べられる期間は6月から9月までという期間限定のため、幻のお菓子とも言われています。
水信玄餅が食べられる時期となると水信玄餅を求め多数のお客さんが訪れ、長い行列ができます。
殆どが午前中で売り切れてしまうため食べたいと思ったら早めにお店に出かける事。
遠方の方はかなり大変ですね。
しかし、その場所でしか食べられないものがあるというのはワクワク感・ドキドキ感があるもの。
実際に手に入れ、口にした喜びは格別です。

この水信玄餅。その名の通りまさに美味しい水を黒蜜ときな粉で食べるという感覚。
透明で美しく、やっと形状を保っているというゼリーよりもはるかに柔らかいかたさになっています。
口の中に入れるとスーッと溶けてなくなってしまう不思議な食感が最高。
お水はとても美味しい名水百選に選ばれている南アルプスの天然水を使用しています。
そのお水を沸かし寒天と砂糖を溶かし型に入れて1番冷やし、お店で注文が来たらその場で型から外して提供されます。
お茶とセットで500円。
なかなかの値段ですが美味しいお水を使用し、自家製のきな粉と黒蜜を使用しており、食べる価値大の和風スィーツと言えます。

この信玄餅、食べたいけどお店までは遠くて行けないという方は自宅で手作りが可能です。
味は流石に劣りますが、お店と見た目的には変わらぬクオリティーのものが作れます。
それでもおやつとしては満足度高し。
4個作るためにはプルンとした食感を楽しめる軟水のミネラルウォーター300ml、そして透明度の高い形を作るため寒天ではなくネット通販で売られているアガーという海草で出来たゲル化剤10グラム、黒蜜・きな粉を用意しましょう。
最初にアガーを少量の水で溶いてだまを無くしお鍋にお水と溶いたアガーを加え加熱します。
この時甘みが欲しい時は砂糖をお好みでプラスしましょう。
粗熱が取れたら水に濡らした型(お好みで)に入れ、2~3時間冷やして出来上がり。
食べる直前に型から出し、黒蜜ときな粉を掛けていただきましょう。
おしゃれなスイーツに誰もが笑顔になれます。

水信玄餅の元祖は金精軒は、名水の里で名高い山梨県北杜市白州町にあります。

白州町は国産のミネラルウォーター生産量日本一になるほどの採水地になっており、ウィスキー、日本酒の製造が行われているなど、名水の指折りの地域です。

金精軒
https://kinseiken.co.jp/
TEL:0551-35-2246
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