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ワイルドストロベリーの苗はいろいろ?

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「ワイルドストロベリー」はハーブ?

ワイルドストロベリー」は、幸運を招く、奇跡を呼ぶなどと話題になったイチゴで、バラ科のハーブです。イチゴは本来バラ科で、野イチゴとして「ワイルドストロベリー」は、ヨーロッパや西アジア、北米に広く分布していているイチゴです。

イチゴが「ハーブ」というのはあまり結びつかないのですが、「ワイルドストロベリー」の葉っぱは、ハーブとしてビタミンやミネラルを多く含み、消化器の不調などにも効果を発揮することがあるなど言われているものです。消炎作用を落ち、胃腸や膀胱、リウマチ、関節炎などの炎症に用いられることがあるハーブとしても知られています。
ハーブと聞くと何だか不思議な気がしますが、特に「エゾヘビイチゴ」(ヘビイチゴとは別種)という「ワイルドストロベリー」は茎は傷の治療として使われていたことがあり、また、葉や根は「ハーブティー」として下痢に使われてきました。

その「ワイルドストロベリーティー」を作ると、香りはフルーティーな香りではなく、番茶に近い香りがし、味もくせのない飲みやすいハーブティーが出来上がります。ハーブティーとしてお茶として頂く他、料理や美容に日焼け、しみ、そばかすにすりつぶした果実をのせて美容液代わりにしてもいいそうですよ。

「ワイルドストロベリー」の種類は沢山!

ワイルドストロベリー」は育てた場合に、その増え方に特徴があって、「ランナー」と言う「ほふく茎」が地面を這うように伸びる種類があります。この「ランナー」を放置していると20~40の子株(孫株)がどんどんできていきます。株分けで増やす場合は、このランナーを土に根付かせて増やしていくことができます。

こうした特徴を持つ「ワイルドストロベリー」は、ライナーのあるなしでも種類が分かれ沢山の種類があります。

ランナーありの品種

ワイルドストロベリー
原種のワイルドストロベリーは、ランナーを出してどんどん広がっていきグランドカバーにも向く品種です。耐寒性で野生種なので育てやすい多年草です。実は甘くて葉っぱはハーブティーにしてミネラル、ビタミンが豊富なお茶として飲まれています。

ホワイトワイルドストロベリー
赤い実だけでなく白い実のワイルドストロベリーもあります。ランナーが出てよく広がっていく種類です。白い実のために虫や鳥に食べられる心配も少ないので、寄せ植えにも向いていると言われます。

ランナーなしの品種

アレキサンドリアストロベリー
ランナーの出ない品種で原種のワイルドストロベリーよりもやや大きな風味のいい実を付けるのが特徴です。花壇の縁取りなどに植えるのもおすすめですよ。

イエローワンダーストロベリー
ランナーが出ない四季咲きのよく花が咲く品種です。薄い黄色の実がなり、美味しく、実の色が薄いので鳥や虫からの害も少なくてすみます。花壇の縁取りや寄せ植えにおすすめです。

ゴールデンリーフストロベリー
「アレキサンドリアストロベリー」の葉っぱの色がレモンイエローになるタイプのものとなっています。葉っぱも明るい色で美しいので観賞用にもおすすめです。寄せ植えにしたりして葉の美しさを楽しむことができます。

ミニョネットストロベリー
主に初夏に甘い実を付けますが、四季なりでコンパクトな品種です。ランナー無しで葉も株立ちも小さいためプランターなどで育てるにはいい品種です。

ルーゲンストロベリー
ランナーなしで花が多く四季咲き性のワイルドストロベリーで大粒な実なので食べるのが楽しみな種類となっています。

レッドワンダーストロベリー
栽培が簡単で沢山収穫できる四季なりストロベリーとなっていて甘みも強めの品種です。こちらもランナーがないため、管理しやすいタイプで寄せ植えでも楽しめます。

ランナーはあり、なし?「ワイルドストロベリー」の楽しみ方は

こうしてランナーがあるタイプとないタイプがあることがわかったのですが、ランナーのあるタイプはランナーを土に根付かせていくことでどんどん増えていきます。グランドカバーなどに向いている品種です。

また、ランナーがないタイプは、ランナーの管理が必要ないために管理しやすく広がらないので、プランターや寄せ植えにも向いています。どちらのタイプがお好みかは植えるスペースなども考えて選んでみませんか。

また、赤い実だけでなく、白い実や薄黄色の実もありますので、虫や鳥から守ることを考えると赤い実でない方が良さそうですが、赤い実の可愛らしさも魅力ですよね。

甘さも「レッドワンダーストロベリー」などは甘さが強く沢山収穫することができる種類です。本来野イチゴであまり甘くならない「ワイルドストロベリー」ですが、水を切らさないようにしながら日光に当て風通しのいい所に置き、完全発酵有機肥料などを与えると甘くてなりますのでしっかり気を配りながら育ててみませんか。そうすることで幸運も舞い降りてきそうですよね。

また「レッドワンダーストロベリー」「ミニョネットストロベリー」などの四季なりの品種の苗を買うと収穫も長く楽しむことができる喜びがあります。

原種の「ワイルドストロベリー」はハーブとしてティーで楽しむことができるなど様々な楽しみ方ができる「ワイルドストロベリー」です。幸福を呼ぶという「ワイルドストロベリー」ですので同じ種類を増やしたり、沢山の種類を揃えてみたりするなど、お庭やプランターでいろいろな楽しみ方をしてみませんか。

ワイルドストロベリーは種から育てることもできる?

幸せになると話題になった「ワイルドストロベリー」は種からでも育てやすい品種ですので庭やベランダで種から大事に育てて幸運を呼び込んでみませんか。
香りもよく「ハーブ」とも言われている「ワイルドストロベリー」ですのでいい香りも届けてくれますよ。

「ワイルドストロベリー」の種はどんなもの?

そんな人気の「ワイルドストロベリー」を育てるとして「ワイルドストロベリー」の種とは一体どんな種なのでしょうか。「ワイルドストロベリー」自体が小さい野イチゴですので、種も小さなものとなり、小さな種から育ってくれるのか心配ですよね。

よく市販の「ワイルドストロベリー」は、「四季なりイチゴ」と書かれた種が多く売られていて、四季を通じて実が楽しめるものがあります。鉢植えにして室内に入れてあげることで冬でも収穫が楽しめ、耐寒性のある育てやすい「ワイルドストロベリー」となっています。

種ですと1袋200円程度で100本ほどになり、発芽率もいいようです。とても小さな種ですが、そこから沢山の芽が出て育っていきます。小さな種から小さな芽が出ていく様子はとても楽しみな光景となっているようです。

春まきと秋まきがあって春まきは4月上旬~6月下旬、秋まきは9月~10月下旬にまくのが良いとされ、20℃以上あれば発芽します。ただ、発芽までに1か月近くを要しますのでその期間の気温にも注意する必要があります。

またイチゴの実は地域で異なりますが、四季なりですと3月中旬~12月下旬までの長い期間にわたって収穫を楽しむことができます。小さな実が長い期間にわたってできるのは見るだけでも嬉しいですよね。こうした楽しみを得ることで自分の気持ちの中でも幸運を呼べそうな気になってきます。

中には原種の「ワイルドストロベリー」の種も売られていて、原種の場合はヨーロッパが原産地なので日本とは気候的に異なり発芽率が少し下がる種も存在します。発芽率などが書いてある場合はそこにも注意をして選んでみることが必要です。

自分で種を採取する方法もあり!?

また、自分で育てた「ワイルドストロベリー」の実から種を採取する人もいます。自分で育てた実から種を採るのはやりがいもあり、楽しみですよね。具体的に種を採る方法としては、夏になった実をそのまま枝に付けたまま秋まで熟させて乾燥させておきます。こげ茶色にまでなった実をハサミで切り取って採取します。

その実を手でもみながら細かな種だけを取り出します。しっかり乾燥していると簡単にポロポロと取り出せるようになっています。あまり取り出せないようでしたらさらに1~2日乾燥させます。

そして水で洗い、キッチンペーパーなどでこし、日陰で一晩陰干しをして乾燥させて冷蔵庫で保存しておきます。次の春などの時期に蒔くようにそれまで保存しておくのがおすすめです。

そして、種を収穫した「ワイルドストロベリー」自体は多年草なので来年もまた実をつけてもらうために発酵有機質肥料などをやっておきます。

こうして簡単に自分でも種が採取できる「ワイルドストロベリー」です。一粒のイチゴから沢山の種が取れ、原種でない品種は発芽率もとてもいい「ワイルドストロベリー」ですので、自分で種を採取してまいてみるのもいいのではないでしょうか。

種からの育て方は簡単?発芽率ほぼ100%?

種を蒔く方法ですが、ゴマ粒ほどの小さな種ですのでちょっとした注意も必要です。具体的には、種を蒔く前に、鉢底から水が流れるくらいにしっかり水を遣り土を沢山湿らせておくことが必要です。そして、軽く土の上に指先で押さえる程度に種を蒔き、水を掛ける時には、小さな種が流れないように細心の注意を払ってかけます。植木鉢の受け皿などに水をやり、そこから水を摂り込んでもらうようにするか、もしくは噴霧器などで優しくやる方法が最初はおすすめとなります。

こうして種から芽が出るまでの間の1か月近くをとにかく水を切らさないようにすることが発芽をさせるコツと言えます。乾燥させないように諦めず水を遣り続けることが大事です。ここで発芽しないと諦めてしまうのが一番失敗する方法となっているようです。

そして頑張って水を遣り続けるとほぼ100%が発芽します。

発芽しない場合の原因は?

また、もし発芽しない場合にはその原因を考えてみましょう。発芽するまでは土が常に湿った状態にないといけませんし、種に土をかぶせすぎても日光が好きな「ワイルドストロベリー」の種は発芽しません。

最初に種を蒔く時も指先で押さえたり、爪楊枝で押さえたりするなど土と密着させておくことも大事です。そして発芽したならば週に1回ほど液肥をやるようにすることで成長していきます。

こうして考えてみると、ワイルドストロベリーは耐寒性もあり育てやすい品種ですが、種から育てるとなると小さな種ですので発芽までにはそれなりの注意が必要です。ただこうした発芽のための注意点さえ守っていればほぼ発芽することも事実です。発芽のあとは育てやすく小さな実が次々となっていきます。まずは発芽を目指しながら「ワイルドストロベリー」を育てていくことで、甘い香りと小さな可愛い実に満たされた幸福をもらってみませんか。

ワイルドストロベリーは忙しい人向け。ワイルドストロベリーを楽しむ。

ワイルドストロベリーは苺と言っても原種なので、グランドカバーにすると他を駆逐して増えてしまうほどの強健種です。あれこれ世話をしなくても育ち、春から初冬まで白い花と赤い実が楽しめます。忙しくてかまっていられないような人にもおすすめの育てやすい植物です。

ワイルドストロベリーは四季咲き

一般的にスーパーで苺として販売されている「とちおとめ」「女峰」「あまおう」などは、地植えにするとGW前後に収穫できる一季咲きの品種ですが、ワイルドストロベリーは原種の1つなので、春から初冬にかけて通年収穫できます。

白い花が咲いて、可愛いコロンとした赤い実が通年どんどんなるので、育てて楽しい宿根草の1つです。ワイルドストロベリーの実は普通の苺よりかなり小さく、可愛らしいのですが、味の方は残念ながら普通の苺よりかなり落ちます。生で食べるよりも、順次収穫したものを冷凍して置き、ある程度貯まったらジャムやジュースに加工するのがおすすめです。

横にぐんぐん広がるからグランドカバーに

苺は栽培が難しいと思われていますが、一般的な苺も含めて、非常に丈夫で、手をあまりかけないほうがうまく育ちます。水は植えつけ時と根付くまでは与えますが、根付いた後は自然の恵みだけで十分です。毎日水やりすると、かえって成育と収穫を阻害します。

ワイルドストロベリーは、シュートを伸ばしてぐんぐん横に広がっていきます。通年花や実がなるので、グランドカバーに最適ですが、強いために他の植物を駆逐してしまうので、周りに何もないところに植えるのが適しています。

鉢植えで育てるときは毎年植え替えて

ワイルドストロベリーの育て方は一般的な苺と同じです。苺はいわゆる「嫌地」と言われています。収穫量を期待する場合は、毎年別の場所・別の土に植え替える必要があります。数年植え替えなくても枯れませんが、収穫量は減っていきます。鉢植えの場合は顕著なので、鉢植えで育てるときは毎年土を入れ替えるようにしましょう。

苺の植え付け適期は9月ごろと言われていますが、朝夕少し肌寒くなる10月以降が最適です。まだ暑いうちに植え替えると、枯れやすく根付きにくくなってしまいます。少し涼しくなってから植え替えをします。

地植えでグランドカバーとして育てているので植え替えるのが面倒というときは、苺の肥料をまめに与えることで収穫量を減らすことなく植え替えの手間が省けます。

シュートを伸ばして孫株を育てる

苺はシュートをどんどん伸ばして、子株、孫株と先へ先へと広がります。親株はだんだんと実をつけなくなるので、シュートを育てて株を増やします。育てるのは子株ではなくその先の孫株です。孫株が根付いたら、親株と子株は抜いて処分し、株をリニューアルします。

収穫を最優先する場合、ワイルドストロベリーのシュートを摘み取っておくと、実の方に栄養が行くので収穫量が増えます。実をつけなくなってきてはじめてシュートを伸ばして株をリニューアルさせるようにします。

鉢植えの場合は、孫株の下にポットを置いておいて、孫株が根付いたらシュートを切って一つの株として育てるようにします。

たくさん収穫するには肥料が大切

苺は大変な肥料食いです。ワイルドストロベリーも実をたくさん収穫するには肥料をしっかりと散布することが欠かせません。肥料は「苺の肥料」をばらまくだけでも十分に効果があります。

最近品種改良で出回り始めた「四季なり苺」は、一般的な食用の一季咲きの苺と、四季咲きのワイルドストロベリーなどを掛け合わせて作られたもので、通年収穫できるものの味がイマイチのものが多かったのですが、さらに品種改良が進んで、味もおいしく甘いものが出回るようになりました。

ワイルドストロベリーも、味がイマイチの苺も、砂糖などを加えてフレッシュ苺ミルクにすると飲みやすく、苺の味わいが通年楽しめます。

水やりするとナメクジを呼ぶから注意

水分の多いところにナメクジは寄ってきます。ワイルドストロベリーも普通の苺も、水をやり過ぎるとナメクジを呼び寄せやすくなり、せっかくの実が食べられてしまいます。乾燥気味に育てても肥料がしっかりと行き届いていれば苺は育ちます。

自然の恵み以上の水やりは必要ありません。水を与えすぎても育ちますが、しっかりと水がないと育たなくなってしまうので、水は根付いてからは与えないようにします。

鉢植えの場合は雨のかかりやすいところに置き、乾燥がひどいときだけ水をあげるようにしましょう。水やりするときは少量あげるのではなく、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与え、また表面の土がカラカラになるまであげないようにします。

まとめ

ワイルドストロベリーは放っておいてもどんどん横に広がって育つので、広いスペースが空いているところで栽培しましょう。水は特にあげる必要はありませんが、収穫を期待するのであれば肥料はしっかりあたえましょう。伸びてきたシュートを摘み取っておくと育ちすぎの抑制と収穫量のUPが期待できます。

ワイルドストロベリーは育てやすい?室内でも育てられる?

ワイルドストロベリー」は、実は以前は「イチゴ」と言えば「ワイルドストロベリー」と言われたほど広く栽培されていたことを知っていますか。現在は「オランダイチゴ」が一般的で広く食べられていますが、それ以前は「ワイルドストロベリー」が広く普及していました。

ワイルドストロベリー」は、野イチゴの一種の自然種で、ヨーロッパや西アジア、北米に広く栽培されていた品種です。

そんな「ワイルドストロベリー」が幸運を招くと言ったことで一躍有名になり、今では改めて多くの人が育てる人気の品種となっています。

そんな「ワイルドストロベリー」は、野イチゴとして育てやすいと言われますが、実際に室内でも育てることができるのでしょうか。ここでは、室内でも気軽に育てられるのかについてまとめてみました。

ワイルドストロベリーは本当に育てやすい?

幸運を呼ぶ「ワイルドストロベリー」は、実際に育てやすいイチゴなのでしょうか。日本の気候条件の元でもよく育つのでしょうか。

ヨーロッパが原産の「ワイルドストロベリー」は、風通しと日当たりのいい環境を好みます。生育適温は15~25度と言われ、どちらかというとヨーロッパ原産ですので冷涼な気候を好みます。日本の暑さは少し苦手でしょうか。夏は暑すぎて花が咲かなくなることも多くあります。

夏の日差しは少し避け、半日陰の風通しがいい所に移動したり、遮光したりするといいようです。最近の日本の暑い夏は要注意ということになるかもしれませんね。実は北海道では野生化している所もあるようで、どちらかというと北海道のような寒い所に強い植物で、防寒対策はあまりいりません。

また、水やりについては水切れには気をつけますが、過湿にはならないように注意をする必要もある品種です。

庭に地植えした場合には、連作障害にも注意が必要で、一度ワイルドストロベリーを育てた場所では上手く育ちませんので気を付けます。新しい場所に移して育てる必要があります。

こうして見ると育てやすいとは言え、夏の暑さ対策などを始めとしたいくつか注意点も知っておいた方が良さそうです。

鉢植えは育てやすい?

それでは、鉢植えで育てやすいのかと言ったことですが、比較的根が浅く張りますので乾燥に弱いといった特徴があります。そこで鉢植えでよく注意しなければいけないのは水遣りです。土の表面が乾いたらしっかりやるようにします。しかし、水の遣り過ぎによる根腐れも鉢植えでは心配ですから、いつも土が湿った状態にならないように受け皿を使うことは避けるようにします。

また、花が咲いたり実がなってからは水が花や実にかからないように根元に水を遣るようにするなど注意をします。

室内で育てられる?

それでは、室内で「ワイルドストロベリー」を鉢植えで実際に育てられるかですが、日当たりのいい場所を選び、風通しのいい場所を選べば大丈夫です。暑さが苦手な「ワイルドストロベリー」ですので、室内の方が温度が安定しやすく育てやすくなります。

初めて「ワイルドストロベリー」を育てると言った人には、意外と室内の方が温度管理がしやすく育てやすくおすすめです。

苗から育てる方が簡単ではありますが、種からでも育ちますので、種から育てる場合は、発芽するまでの4週間ほどは細目に水を遣って育てます。その際にとても小さな種ですので流れないようにスプレーで水を遣るようにします。その後は、土が乾燥したらしっかり水をやると言った感じで育てていけば室内でも育っていきます。

また、プランターで育てる場合の土についてですが、水はけも大事ですので、赤玉土6:腐葉土3:堆肥1の割合や赤玉土7:腐葉土3の割合にしたり、それにバーミキュライトを1割程度混ぜるのもおすすめです。とにかく水はけを重視した土作りをします。

室内でも実が楽しめる?

また、室内で実をならせるためにはどんなことに注意をしたらいいでしょうか。せっかく育てるのですからたくさん実がなるかが気になりますよね。

イチゴは、株が成長するとランナーと呼ばれる茎が地面を這うように伸びていって子株を付けて増えていく特徴があります。そのランナーが伸びることで子株に栄養が取られてしまいますので、花が咲いて実がなるようになってきたらランナーを付け根から切ってあげるように気を付けます。

そうすることで、花に栄養が行くようになり、長く収穫することができます。「ワイルドストロベリー」は、野イチゴで小さなかわいらしい実ですので、できるだけたくさん長く収穫することを目指しましょう。

ただ、そうは言ってもそれほどたくさん実がなるというわけではありませんので、観賞用としてかわいらしい実を楽しむ人も多くいます。幸運を呼ぶ「ワイルドストロベリー」の実をならせるだけでも楽しみですよね。甘い香りに部屋が包まれます。

実だけでなく葉っぱもきれいでハーブティとして楽しんだりすることもでき、いろいろな楽しみ方ができる「ワイルドストロベリー」です。

気軽に室内でも育てられますので、部屋に幸せを呼ぶ気持ちで世話をして育ててみてはいかがでしょうか。

監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物多肉植物
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。

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