白いベル状の花と紅葉が美しいドウダンツツジを育てて楽しむ
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春になると、すずらんの花に似た小さなベル状の花を、木いっぱいにつけるドウダンツツジは、街路樹や生け垣によく使われるため、名前を知らなくても、誰もが見たことがある花木の一つです。
ドウダンツツジの仲間は東アジアやヒマラヤを含めて約10種類あり、そのうち4種類が日本に自生しています。
ドウダンツツジの仲間には、白い花以外の花色のものあり、白花の縁が赤くなるもの、緑白色のもの、鮮やかな赤色のものもあります。
ドウダンツツジの仲間は東アジアやヒマラヤを含めて約10種類あり、そのうち4種類が日本に自生しています。
ドウダンツツジの仲間には、白い花以外の花色のものあり、白花の縁が赤くなるもの、緑白色のもの、鮮やかな赤色のものもあります。
ドウダンツツジは四季折々に違った美しさがある
ドウダンツツジは西日本を自生地とする、冬になると葉が落ちてしまう落葉性の低木です。小ぶりのちいさな緑の葉が茂っている姿もこんもりとしていて美しいのですが、秋の紅葉は、鮮やかな赤色に木が染まるので、見ごたえもあります。
春にはつややかな新緑の芽吹きと同時に、白い小さなベルを木いっぱいに飾るかのように枝からぶら下げて花が咲くので、新緑の美しさと花の可憐さが目を引きます。
ドウダンツツジは、四季折々に違った姿が楽しめます。
春にはつややかな新緑の芽吹きと同時に、白い小さなベルを木いっぱいに飾るかのように枝からぶら下げて花が咲くので、新緑の美しさと花の可憐さが目を引きます。
ドウダンツツジは、四季折々に違った姿が楽しめます。
ドウダンツツジは日当たりの良い場所に庭植えにして
ドウダンツツジは日本原産なので、日当たりの良い場所に植え付けると、植え付け時には水やりをしますが、その後は乾燥が強いときと花芽のつく時期以外は、ほぼ自然任せで、特に水やりしなくても容易に栽培が可能です。
初夏から夏に、翌年の花芽がつきますが、この頃水切れすると翌年の花つきが悪くなるので、夏場の水切れには十分に注意しましょう。
夏場は、表面の土が乾いていたらたっぷりと水やりをしましょう。
梅雨明け頃、株元に敷き藁や腐葉土を厚く敷き詰めておくと、根を保護して乾燥を防ぐことができます。
ドウダンツツジを、日当たりが悪いところに植えると、花つきが悪くなり、秋の紅葉も色が悪くなってしまうので、しっかりと日照のあるところに植えましょう。
ドウダンツツジは耐寒性があるので、寒冷地であっても、冬に特別な防寒処理は必要ありません。
初夏から夏に、翌年の花芽がつきますが、この頃水切れすると翌年の花つきが悪くなるので、夏場の水切れには十分に注意しましょう。
夏場は、表面の土が乾いていたらたっぷりと水やりをしましょう。
梅雨明け頃、株元に敷き藁や腐葉土を厚く敷き詰めておくと、根を保護して乾燥を防ぐことができます。
ドウダンツツジを、日当たりが悪いところに植えると、花つきが悪くなり、秋の紅葉も色が悪くなってしまうので、しっかりと日照のあるところに植えましょう。
ドウダンツツジは耐寒性があるので、寒冷地であっても、冬に特別な防寒処理は必要ありません。
ドウダンツツジの植え付けと肥料
ドウダンツツジは酸性土壌を好むので、特に土壌改良をしなくても庭土を使って植えることができます。
ドウダンツツジは、有機質に富んだ土を好むので、植え穴を掘った後、腐葉土や有機堆肥を穴に入れてしっかり混ぜ合わせておきましょう。
株が直接堆肥に触れないように、庭土を少し埋め戻してから、株をセットして、植え付けます。
この時、庭土は、腐葉土や酸度未調整のピートモスをブレンドしてから植え付けに使います。
ドウダンツツジの植え付けの適期は、葉っぱのない落葉期ですが、厳冬期は避けましょう。
ドウダンツツジは、水はけも水持ちも良い土を好むので、水はけが悪い場合は、腐葉土などに加えて、バーミキュライトやパーライトもブレンドするのもおすすめです。
ドウダンツツジに窒素分の多い肥料を与えると、葉っぱばかりが茂ってしまい、花数がすくなくなってしまうので、窒素分が少なめの肥料を施肥しましょう。
芽出し肥として効果が出るように、株の周りを2~3月の休眠期に穴を掘って有機堆肥を埋め、花後のお礼肥として5月頃に緩効性化成肥料を株元にまくようにしましょう。
ドウダンツツジは、有機質に富んだ土を好むので、植え穴を掘った後、腐葉土や有機堆肥を穴に入れてしっかり混ぜ合わせておきましょう。
株が直接堆肥に触れないように、庭土を少し埋め戻してから、株をセットして、植え付けます。
この時、庭土は、腐葉土や酸度未調整のピートモスをブレンドしてから植え付けに使います。
ドウダンツツジの植え付けの適期は、葉っぱのない落葉期ですが、厳冬期は避けましょう。
ドウダンツツジは、水はけも水持ちも良い土を好むので、水はけが悪い場合は、腐葉土などに加えて、バーミキュライトやパーライトもブレンドするのもおすすめです。
ドウダンツツジに窒素分の多い肥料を与えると、葉っぱばかりが茂ってしまい、花数がすくなくなってしまうので、窒素分が少なめの肥料を施肥しましょう。
芽出し肥として効果が出るように、株の周りを2~3月の休眠期に穴を掘って有機堆肥を埋め、花後のお礼肥として5月頃に緩効性化成肥料を株元にまくようにしましょう。
ドウダンツツジの花を楽しむには花後すぐに剪定を
ドウダンツツジの花は、初夏~夏にかけて翌年春の花芽ができるので、夏以降の剪定はなるべくやらないようにしましょう。
剪定を全くしなくても、花つきは悪くなりませんが、夏以降に剪定すると花が咲かなくなるので、花を楽しみたいときは、夏以降は枯れた枝や混み枝を取り除くだけにしておきます。
翌年の花を諦める場合は、通年いつでも剪定ができます。
翌年も花を楽しみたい時の、ドウダンツツジの剪定の適期は、花後すぐです。
花後すぐに剪定した場合は、かなり刈り込んでも生育が旺盛なのですぐにリカバリーし、翌年の花つきにも影響がありません。
ドウダンツツジは、樹高2mくらいまで伸びることがありますが、大きくしたくない時、幹をバッサリ短くなるよう切っても、枯れずにコンパクトな樹形で育てられます。
剪定によって不格好になってしまったとしても、すぐにこんもりと茂ってくるので、思い切った剪定が可能です。
ドウダンツツジの剪定には、生育を阻害しないためには、ここまでしか切ってはいけない、といった制約がありません。
剪定を全くしなくても、花つきは悪くなりませんが、夏以降に剪定すると花が咲かなくなるので、花を楽しみたいときは、夏以降は枯れた枝や混み枝を取り除くだけにしておきます。
翌年の花を諦める場合は、通年いつでも剪定ができます。
翌年も花を楽しみたい時の、ドウダンツツジの剪定の適期は、花後すぐです。
花後すぐに剪定した場合は、かなり刈り込んでも生育が旺盛なのですぐにリカバリーし、翌年の花つきにも影響がありません。
ドウダンツツジは、樹高2mくらいまで伸びることがありますが、大きくしたくない時、幹をバッサリ短くなるよう切っても、枯れずにコンパクトな樹形で育てられます。
剪定によって不格好になってしまったとしても、すぐにこんもりと茂ってくるので、思い切った剪定が可能です。
ドウダンツツジの剪定には、生育を阻害しないためには、ここまでしか切ってはいけない、といった制約がありません。
ドウダンツツジを鉢植えで育てるには
ドウダンツツジは、庭植えで育てたほうがよく育ちますが、鉢植えでも育てられる植物です。
鉢植えの場合は、赤玉土小粒に半量ほど酸度未調整のピートモスを加えた土か、鹿沼土小粒に、腐葉土を半量ほどブレンドした土を用いるのがおすすめです。
普通の培養土に等量の赤玉土小粒をブレンドした土も使えます。
ドウダンツツジは、地表近くに細根をたくさんつけ、細根は乾燥しやすいので、水切れには十分注意しましょう。
ドウダンツツジの鉢植えは、2年毎を目安に植え替えるようにしましょう。
鉢を外して土を1/3落とした後、一回り大きな鉢に植え付けますが、根を広げるように浅い鉢に植え付け、深植えにしないようにします。
ドウダンツツジは、日当たりを好む植物なので、鉢植えでも通年屋外栽培しましょう。
鉢植えの場合は、庭植えよりも土が乾燥しやすいので、夏場以外も水切れにも注意しましょう。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。
鉢植えの場合は、赤玉土小粒に半量ほど酸度未調整のピートモスを加えた土か、鹿沼土小粒に、腐葉土を半量ほどブレンドした土を用いるのがおすすめです。
普通の培養土に等量の赤玉土小粒をブレンドした土も使えます。
ドウダンツツジは、地表近くに細根をたくさんつけ、細根は乾燥しやすいので、水切れには十分注意しましょう。
ドウダンツツジの鉢植えは、2年毎を目安に植え替えるようにしましょう。
鉢を外して土を1/3落とした後、一回り大きな鉢に植え付けますが、根を広げるように浅い鉢に植え付け、深植えにしないようにします。
ドウダンツツジは、日当たりを好む植物なので、鉢植えでも通年屋外栽培しましょう。
鉢植えの場合は、庭植えよりも土が乾燥しやすいので、夏場以外も水切れにも注意しましょう。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。