いまさらポトス?というあなたへ、進化するポトスの新しい魅力をお届けします!
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ポトスはいまさら説明する必要もないほどポピュラーな観葉植物のひとつ。でも本来の姿は、熱帯のジャングルで他の木に巻き付きながら育つ、逞しい蔓性植物だとご存知ですか?
今回は、今までと違うポトスの新しい魅力と鑑賞法、豊富な新種をご紹介していきます。
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今回は、今までと違うポトスの新しい魅力と鑑賞法、豊富な新種をご紹介していきます。
そもそもポトスってどんな植物なの?
ポトスはもともと熱帯地方のソロモン諸島を原産とする、蔓性の着生植物です。園芸上では英名の「Pothos(ポトス)」と呼んでいますが、正しくはエピプレムヌム属に属する多年草の熱帯植物となります。
一般に観葉植物として観賞されているのは「幼葉」の部分で、「成葉」になると羽状に切れ込みが入ってきて、サイズも大きいものでは1mほど、長さも数10mまで伸びます。
一般に観葉植物として観賞されているのは「幼葉」の部分で、「成葉」になると羽状に切れ込みが入ってきて、サイズも大きいものでは1mほど、長さも数10mまで伸びます。
ポトスの品種&新種をご紹介!
ゴールデンポトス
一般的に「ポトス」というとこの品種を指します。葉には黄色の斑が入っているのが特徴で、お部屋のインテリアとしてもぴったり!成長も早く、丈夫で育てやすいため、初心者の方におすすめの入門種となります。
ライムポトス
ライム色のポトスは清潔なイメージで、明るい洗面所やキッチンの窓辺にぴったりです。レースのカーテン越しに日光を浴びるとより明るいライムイエローに、遮光すると落ち着いたライムグリーンに色が変化します。初心者にも育てやすい品種です。
ポトス・エンジョイ
白とグリーンの斑入りの模様が明快な印象を与えます。葉の大きさもコンパクトで、スタイリッシュな雰囲気にお部屋を演出してくれます。丈夫で強いので入門種のポトスです。
ポトス・テルノシャングリラ
くしゃくしゃっと巻いた葉っぱがユニークな品種で、緑の三角帽子という名前で流通しています。黄色のポトス・テルノサンシャインもあり、ちなみに「黄色の三角帽子」という名前で流通しています。名前も形状も個性的ですが、乾燥にも強く、手間が掛からず、初心者にも育てやすい入門種です。
ポトス・マーブルクイーン
白い葉に緑色の斑が入っているため、軽やかでフレッシュな印象です。デリケートで寒さに弱い性質がありますので、暖かく風通しのよい室内で管理してください。根腐れしないように、しっかり土が乾いてから水やりをしましょう。ポトスの中では上級者向けの品種です。
ポトスの管理ポイントは3つ!
元気なポトスを鑑賞するために、ぜひ覚えておきたい温度、湿度、日当たりの3つのポイントを押さえましょう。
1.温度
ポトスはもともと熱帯育ちの植物なので、暑さに強い反面、寒さには弱いという性質があります。元気に育てるには、15℃以上の暖かい環境が必要になります。春から秋は半日陰のベランダでも大丈夫ですが、真夏と冬は室内で管理するとよいでしょう。
2.湿度
高温多湿を好むので、年間を通してこまめに葉水を与えます。春から秋は鉢土の表面が乾いてきたら水を与えます。ポトスは気温が10℃を下回ると成長が緩慢になってきて、水をあまり必要としなくなります。冬は水やりの回数を減らし、乾かし気味に管理します。
3.日光
耐陰性があるため室内でも管理できます。春と秋は半日陰のベランダなどでも大丈夫ですが、夏と冬は室内に取り込み、レースのカーテン越しの日光によく当てて育てます。置き場を移動するときは、少しずつ移動させながら慣らすようにしてください。直射日光から葉焼けを起こしたり、日光が弱すぎると斑が消えたり、ポトスの葉を傷めたりすることがあります。日当たりのよい亜熱帯の「葉陰」のような置き場をイメージするとよいかもしれません。
ポトスの基本的な育て方・増やし方
植え付け、植え替えの適期は5月中旬から8月です。ポトスは水はけのよい肥沃な土を好みます。鉢植えの場合は、鉢植え培養土や赤玉7、腐葉土2、堆肥1の配合土を使い、年に一度を目安に一回り大きめの鉢へ植え替えましょう。
春から秋の高温多湿期に「炭そ病」が発生することがあります。肥料を適宜与え、植物を健康に育てることで病気の発生を減らすことができます。肥料は、春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を2か月に1度施します。鉢植えの場合は、液体肥料を10日に1度ほど施しましょう。
ポトスの蔓が上に伸びて葉が大きくなってくると、伸びすぎた蔓を下のほうに「誘引」してください。そうすることで、葉が大きくなり過ぎず、幼葉の形のままの美しい草姿を楽しむことが出来ますよ。
また、ポトスは挿し木で簡単に増やしていくことができます。親株から茎を10cm位の所でカットして、パーライトとバーミキュライトの等量混合土などに挿しておくだけです。約1か月で発根しますので、2か月程度で根が十分に出たら鉢に植えつけてください。
春から秋の高温多湿期に「炭そ病」が発生することがあります。肥料を適宜与え、植物を健康に育てることで病気の発生を減らすことができます。肥料は、春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を2か月に1度施します。鉢植えの場合は、液体肥料を10日に1度ほど施しましょう。
ポトスの蔓が上に伸びて葉が大きくなってくると、伸びすぎた蔓を下のほうに「誘引」してください。そうすることで、葉が大きくなり過ぎず、幼葉の形のままの美しい草姿を楽しむことが出来ますよ。
また、ポトスは挿し木で簡単に増やしていくことができます。親株から茎を10cm位の所でカットして、パーライトとバーミキュライトの等量混合土などに挿しておくだけです。約1か月で発根しますので、2か月程度で根が十分に出たら鉢に植えつけてください。
ポトスの植栽アイデアと楽しみ方いろいろ!
ポトスの植栽アイデアと楽しみ方をご紹介いたします。
1.下に垂らす
ポトスの鉢植えは床に置くのではなく、本棚やチェストなどの上に飾りましょう。伸びた蔓を楽しむのなら、ハンギングにして天井から垂らしてみましょう。垂れ下がったポトスのグリーンのカーテンがお部屋をリラックス空間に変えてくれるはずです。
2.横に這わす
3.上に伸ばす
お部屋のコーナーにポトスを置く場合、鉢の中に支柱やポールを立てて、伸びた蔓を絡ませながら上に伸ばしてやりましょう。ポトスの蔓が上に伸びるにつれ、葉もどんどん大きくなっていき、熱帯植物ならではの迫力と存在感が出て楽しめますよ。イーゼルなどに蔓や葉を絡ませてやると、南国風でアーティスティックな飾り方にもなります。
4.ハイドロカルチャー
生育の旺盛なポトスは、水耕栽培でも育てることが出来ます。土の代わりに、発砲煉石や素焼き粘土などのハイドロボールを使ってハイドロカルチャーを楽しみましょう。
挿し木と同じように、親株から茎を10?位の所でカットして、水に挿してください。水耕栽培用の液肥を使うと生育がより一層よくなります。
最近では水栽培用のゼリーや手軽なキットなども販売されています。清潔でハイセンスなインテリアとして楽しんでみてはいかがでしょう?
ペンネーム:Yoshidanz
ファームステイしたのをきっかけに農業生活にはまる。イギリスのオーガニックガーデニングを通信教育で勉強しながら、コンポースト造りと家庭菜園に挑戦。現在はニュージーランドの海沿いの丘陵地に土地を購入、ポタジェで有機野菜作りに励んでいる。
挿し木と同じように、親株から茎を10?位の所でカットして、水に挿してください。水耕栽培用の液肥を使うと生育がより一層よくなります。
最近では水栽培用のゼリーや手軽なキットなども販売されています。清潔でハイセンスなインテリアとして楽しんでみてはいかがでしょう?
ペンネーム:Yoshidanz
ファームステイしたのをきっかけに農業生活にはまる。イギリスのオーガニックガーデニングを通信教育で勉強しながら、コンポースト造りと家庭菜園に挑戦。現在はニュージーランドの海沿いの丘陵地に土地を購入、ポタジェで有機野菜作りに励んでいる。